質問
「DJIカメラを利用して取材を行ったが、いざ編集しようとすると動画が開けない」
「DJIカメラで撮影したMP4動画がパソコンで再生できません。」
「DJIの動画ファイルが途中で止まったりカクつくのですが、改善する方法はありますか?」
DJIカメラは、ドローンによる空撮をはじめ、手ブレを抑えた高画質で滑らかな動画を撮影できることが特徴です。特に空撮など、同じ映像を再び撮影するのが難しいケースでは、動画を再生できないと困ってしまうでしょう。本記事では、DJIカメラで撮影したMP4動画がパソコンで再生できない主な原因と、その対処法について詳しく解説します。
DJIカメラで撮影したMP4動画が再生できない主な原因
ここでは、DJIカメラで撮影したMP4動画が再生できない主な原因を紹介します。現在トラブルが発生している方はもちろん、これからDJIで動画を撮影する方も参考にしてください。
原因1:PCがH.265(HEVC)コーデックに対応していない
PCや動画プレーヤーがH.265(HEVC)コーデックに対応していない場合、MP4動画が再生できないことがあります。H.265(HEVC)は、H.264の後継となる動画圧縮規格の一つです。Windows標準のプレーヤーでは、環境によってH.265の再生に対応していない場合があるため、対応コーデックを追加したり、別の動画プレーヤーを利用したりすることで改善できる可能性があります。
原因2:動画ファイルが破損している(転送ミス・撮影中エラーなど)
転送中のエラーや撮影時のトラブルによって動画ファイルが破損すると、動画を再生できなくなる場合があります。原因はさまざまですが、突然発生するケースもあります。
完全に防ぐことは難しいため、撮影後は動画ファイルが正常に保存されているか確認することをおすすめします。
原因3:録画設定(H.265・高ビットレートなど)による互換性の問題
DJIカメラで高解像度や高ビットレートの設定で撮影した動画は、PCの性能や再生環境によって正常に再生できない場合があります。録画設定や対応形式を確認し、必要に応じて設定を変更したり、別の環境で再生したりしてみましょう。
また、高ビットレートの動画ではPCの処理能力が不足すると再生が重くなることがあります。その場合は、より性能の高いPCで試す、または動画を変換して再生する方法も有効です。
原因4:再生ソフトが古い、またはMP4動画に対応していない
使用している動画再生ソフトが古い場合、DJIカメラで撮影したMP4動画を正しく再生できないことがあります。長期間更新していないプレーヤーを利用している場合は、最新版へのアップデートや対応形式の確認を行ってみましょう。
DJIで撮影したMP4動画が再生できない時の対処法
ここでは、DJIで撮影したMP4動画が再生できない時の対処法を4つ紹介します。エラーが出ても慌てず、下記の方法を試してみてください。
方法1:VLC Media Playerなどの互換性の高いプレイヤーで再生してみる
Windows標準の動画再生環境では、H.265(HEVC)の再生に対応していない場合があります。「VLC Media Player」をはじめとする互換性の高いプレイヤーを利用し、再生を試してみましょう。これで再生できた場合は、ファイル自体ではなく、コーデックや再生環境の互換性が原因である可能性があります。
方法2:DJI公式アプリ(DJI Mimo、DJI GOなど)で動画を確認する
DJI MimoやDJI GOなどの公式アプリを利用すると、撮影した動画をスマートフォン上で確認できます。PCで再生できない場合でも、まずアプリで正常に表示できるか確認することで、再生環境の問題かどうかを判断する参考になります。必要に応じて動画形式を変換することで、パソコンで再生できる場合もあります。
スマートフォンに対応するDJI公式アプリ(DJI Mimo、DJI GOなど)をインストールします。
アプリとDJIデバイスを接続し、撮影した動画を確認します。
スマートフォンで再生できる場合は、PC側のコーデックやプレーヤーの問題を確認します。
方法3:動画修復ツール「4DDiG File Repair」を使って破損した動画を修復する
DJIのドローンや手持ちカメラで撮影したMP4動画は、高画質で滑らかな映像を記録できることが特徴ですが、撮影中の電源切れやSDカードのトラブル、転送エラーなどによって動画ファイルが破損し、再生できなくなる場合があります。
特にDJIで撮影した動画は、高解像度や高ビットレートの設定が利用されることもあり、ファイル構造やデータの状態によっては一般的な動画修復ソフトでは対応が難しい場合があります。そのような場合に役立つのが「4DDiG File Repair」です。
4DDiG File Repairの特徴
- DJI動画特有のファイル構造にも対応し、映像と音声の同期を崩さずに修復可能。
- MP4やMOV形式の動画をはじめ、多様な形式に対応。
- 破損した映像フレームの自動検出と補正を行い、高い復元率を誇る。
- 簡単操作で、専門知識がなくても直感的に使える。
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4DDiG File Repairを起動し、左側のメニューから「動画修復」を選択します。次に「動画を追加する」をクリックし、破損した動画ファイルをインポートします。
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破損した動画を追加したら、「すべてを修復」ボタンをクリックして修復プロセスを開始します。
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修復プロセスが完了するまで待ちます。その後、「プレビュー」ボタンをクリックして、修復された動画を確認できます。
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「保存」または「すべてを保存」タブの横にある三角形アイコンを操作すると、ドロップダウンメニューが表示され、希望する出力形式で保存できます。
上記の操作でファイル修復に失敗した場合は、「高度な修復」機能を選択して、より深い修復を行うことも可能です。
方法4:コーデックパック(K-Lite Codec Packなど)をインストールする
コーデックパックとは、動画や音声ファイルを再生するために必要な圧縮・解凍用のコーデックをまとめたソフトウェアパッケージです。H.265(HEVC)などのコーデックが不足している場合、導入することで再生できるようになる可能性があります。ただし、動画ファイル自体が破損している場合は、この方法では改善できません。
K-Lite Codec Packなどのコーデックパックを公式サイトからダウンロードする
インストーラーを起動し、推奨設定のままインストールする
インストール完了後、動画プレーヤーを再起動する
DJIカメラで撮影したMP4動画を再度再生して確認する
方法5:処理性能の高いデバイスで動画を再生してみる
4Kなど高解像度や高ビットレートで撮影したDJI動画は、PCの処理性能が不足すると、再生時にカクついたり、正常に表示できなかったりする場合があります。その場合は、より高性能なPCや別のデバイスで再生を試してみましょう。ただし、コーデックの非対応や動画ファイルの破損が原因の場合は、PCの性能を上げても改善しないことがあります。
補足:DJIとその人気カメラ製品について
DJIカメラとは、中国のDJI社が製造・販売する民生用ドローンおよび関連機器に搭載されるカメラの総称です。主に以下の2種類があります。
1. カメラドローン(空撮用カメラ)
DJIのドローンに搭載される空撮用カメラで、空中からの撮影に特化しています。ジンバル(手ブレ補正機構)によって安定した映像が撮れるため、プロの取材や映像制作にも多く利用されています。撮影動画は高画質で、主にMP4形式で保存されることが一般的ですが、状況によりMOV形式も選択可能です。
- DJI Mavic 4 Pro:1インチCMOSセンサー搭載のハイエンドフラッグシップドローンで、4K/120fpsの高品質空撮に対応し、プロフェッショナル撮影に最適。
- DJI Flip:革新的な可動式デザインのVlogドローンで、4K動画とAIトラッキングをサポートし、クリエイティブ撮影に特化。
- Air 3S:軽量なデュアルカメラドローンで、1インチセンサーとO4伝送技術を搭載し、旅行や日常の高性能空撮に最適。
- DJI Mini 4K:249gの超軽量エントリーモデルドローンで、4K動画撮影に対応し、初心者や気軽な空撮に最適。
2. ハンドヘルド(手持ちカメラ)
DJIが展開するポータブルタイプのカメラで、手持ちでの撮影に適しています。軽量で持ち運びやすく、手ブレ補正機能も優れているため、旅行や日常の撮影にも人気です。こちらも動画の録画形式は主にMP4が使われており、高画質の映像が簡単に撮影できます。
- Osmo Pocket 3:小型軽量な3軸ジンバルカメラで、4K/120fpsに対応し、Vlogや日常の記録に最適。
- Osmo Action 5 Pro:防水・耐衝撃のアクションカメラで、4K/120fpsに対応し、アウトドアや過酷な撮影環境に最適。
- DJI RS 4 Mini:軽量高性能な3軸ジンバルで、インテリジェントトラッキングをサポートし、Vlogやプロの動画制作に最適。
DJI動画に関するよくある質問
DJIの動画はなぜMP4形式なのに再生できないことがあるのですか?
DJIの動画はMP4形式でもH.265(HEVC)コーデックを使っている場合が多く、パソコンやスマホの再生環境が対応していないと再生できません。対応したプレイヤーやコーデックの導入が必要です。
破損したDJI動画は自分で修復できますか?
はい、専用ソフト「4DDiG File Repair」などを使えば、破損部分を解析し高い確率で修復可能です。ただし、完全に復元できない場合もあります。
DJI公式アプリで動画が再生できない場合はどうすればいいですか?
アプリのバージョンが古い可能性があります。最新バージョンにアップデートし、それでも再生できない場合はパソコン用の修復ソフトなどを試してください。
まとめ
本記事では、DJIカメラで撮影したMP4動画が再生できない主な原因と、その対処法について解説しました。DJIの一部の高画質動画ではH.265(HEVC)などのコーデックが使用されているため、対応していない再生環境では正常に表示できない場合があります。
また、古いPCや対応コーデックが不足しているプレーヤーでは、動画を再生できないことがあります。さまざまな方法を試しても改善しない場合、動画ファイル自体が破損している可能性もあります。そのような場合は、高精度な動画修復に対応した「4DDiG File Repair」を利用する方法もおすすめです。
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