MacにUSBメモリを挿したとたん、Finderのコピーダイアログに「残り34分」と表示されて手が止まる。こういった状況の原因は、USBメモリ本体の劣化よりもmacOS側の設定や接続環境が原因であるケースが大半です。
この記事では、転送速度が異常に遅い状態になる原因について、Spotlightのインデックス処理・低電力モード・接続規格の不一致など5つを要因としてまとめます。また実際に試せる6つの改善方法を手順とあわせて解説します。
USBメモリ転送速度が遅くなる主な原因
ソフトウェア要因とハードウェア要因を切り分けることが、効果的な対処への近道です。
Spotlightのインデックス作成
USBメモリ接続直後、Spotlightが自動でドライブ内をスキャンしてインデックスを生成します。
バックグラウンドで動くためFinderには表示されませんが、ストレージのI/Oリソースを大量に消費します。
低電力モードが有効
低電力モードはUSB周辺機器への電力供給も制限します。電源アダプタを接続していてもオンのままになっていることがあり、意図せず異常に遅い転送速度になりかねません。
USBメモリとポートの規格不一致
USB 3.0対応メモリでも、アダプタがUSB 2.0規格なら実効速度は20〜40MB/s止まりです。MacBook AirやProは全ポートUSB-Cのため、変換アダプタがボトルネックになっているケースが多くあります。
システムファイルの不具合
macOSのディスク管理構造にエラーが生じると、外部ストレージへのアクセスが断続的に止まります。Finder上では正常に見えても、内部でリトライ処理が繰り返されていることがあります。
USBメモリの物理的劣化
フラッシュメモリには書き換え回数の上限があります。Macのコピー速度表示で転送中に速度が不規則に変動する、あるいは0になる現象が出ている場合は、早めのバックアップを検討してください。
MacでUSB転送を高速化する6つの方法
上から順に試すか、心当たりのある原因に対応した方法を優先してください。
方法1.USBフラッシュドライブのSpotlightをオフにする
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「設定」>「Spotlight」>「検索のプライバシー」をクリック
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「+」ボタンを押し、USBドライブを除外対象に追加
方法2.低電力モードを無効にする
Appleメニュー>「システム設定」>「エネルギー」を開く
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「低電力モード」のトグルをオフにする
方法3.USB3.0対応アダプタに変更する
使用中のアダプタがUSB 2.0か3.0以上かを確認
USB 3.2 Gen 1(5Gbps)以上対応のアダプタへ交換
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再接続後、Macのコピー速度表示で改善を確認
方法4.ディスクユーティリティでFirst Aidを実行する
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「アプリケーション」>「ユーティリティ」>「ディスクユーティリティ」を開く
左サイドバーでUSBドライブを選択する
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「First Aid」>「実行」をクリックして完了を待つ
方法5.USBのファイルシステムをAPFSに変換する
ディスクユーティリティを開き、USBドライブを選択する
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「消去」>フォーマット欄で「APFS」を選択して実行する
方法6.デフラグのためにフラッシュドライブをフォーマットする
フォーマットによってデータの断片化をリセットし、書き込み効率を初期化することができます。
ディスクユーティリティを開き、USBドライブを選択する
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「消去」をクリックし、フォーマット、方式は用途に応じて選択する(Mac・Windows両対応なら「ExFAT」、「GUIDパーティションマップ」推奨)
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「消去」を実行して完了
MacでフォーマットしたUSBフラッシュドライブからデータを復元する方法
フォーマット前のバックアップを忘れていた、誤操作でファイルが消えてしまった、という場面に対応できるのがTenorshare 4DDiG Macです。
フォーマット後のUSBメモリ・誤削除・ファイルシステムの破損など幅広いシナリオに対応しており、macOS Tahoeおよび最新のAppleシリコンにも対応しています。スキャン時にドライブへの書き込みを行わない読み取り専用モードで動作するため、復元作業中にデータが上書きされるリスクがありません。またスキャンとプレビューは無料で試せます。
実際の操作手順も以下の通り、とてもシンプルです。
Tenorshare 4DDiG Macを起動し、USBメモリをMacに接続し、スキャンします。
しばらく待つと、USBメモリから消してしまったファイルが表示されます。復元前に、写真、ビデオ、ドキュメントなどのファイルをダブルクリックすることによりプレビューが可能です。
復元したいファイルを選択し、保存場所を選択します。例えばGoogle DriveまたはDropboxなどのクラウドディスクに保存することを検討してください。
保存パスを元の場所を選択すれば、データが上書きして復元できない恐れがあります。
よくある質問
判断に迷いやすいポイントをまとめました。
1.USBメモリの転送速度が0になるのはなぜですか?
主な原因として以下の4点が考えられます。
- Spotlightの割り込み処理
- ウェアレベリング処理
- 接触不良
- USBメモリの劣化
2.USBのフォーマットはFAT32とNTFSのどちらがいいですか?
MacとWindowsの両方で使うならexFATが最も実用的です。4GB以上のファイルを扱う場合もFAT32ではなくexFATを選んでください。
3.1TBのデータを転送するのにどれくらい時間がかかりますか?
だいたい次のようになります。
- USB 2.0(実効20〜30MB/s):約9〜14時間
- USB 3.2 Gen 1(実効100〜150MB/s):約2〜3時間
- USB 3.2 Gen 2(実効200〜400MB/s):約1〜1.5時間
まとめ
MacでUSBメモリの転送速度が異常に遅い原因の多くは、Spotlightの自動処理・低電力モード・接続規格の不一致・ファイルシステムのエラーといったmacOS側の要因です。
フォーマット作業後にデータが必要になった場合は、Tenorshare 4DDiG Macを試してみてください。スキャン・プレビューは無料ですので、安心して使用できます。
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