皆さんは、Mac のデータを定期的にバックアップしていますか?
Mac に保存されているデータは、システム不具合やマルウェアによる攻撃・ macOS のバージョンアップの失敗や不慮の事故などにより、突然紛失してしまう可能性があります。
本記事では、 Macbook のデータの紛失に備えて、Mac のデータをiCloudにバックアップする方法を解説しています。外付けのデバイスに Mac のバックアップを取る方法もご紹介しているので、 安心してMacbook を使うためのご参考にしていただけると幸いです。
Part1: iCloudについて
iCloudって?
iCloudとは、 Appleが提供している、インターネット上のデータの保管場所のことです。
iCloudにデータを保管することで、 Appleのアカウントで iCloud にサインインし、iPhone, Macbook, iPad など、様々な端末から共通のデータにアクセスできます。Appleが提供しているサービスのため、Apple製品との相性が良いのも特徴です。
Mac のバックアップをiCloudに保存しておくことで、写真・ファイル・アプリなど、様々なデータのバックアップを、安全に保管することができます。
ストレージ容量の料金プラン
iCloudは、5GBまで無料で利用できます。
※5GB‥写真の場合、約2500枚。動画の場合、約1時間弱。(標準の目安値)
5GB以上のデータをiCloudに保存する場合は、ストレージ容量の追加購入が必要です。 ストレージ容量の料金プランは、以下の通りです。
ストレージ容量 | 料金 |
---|---|
50GB | ¥130/月 |
100GB | ¥400/月 |
2TB | ¥1300/月 |
Macに大量の写真を保存している方は、バックアップの容量も大きくなるため、 iCloudストレージ容量の購入が必要になる可能性があります。
メリットとデメリット
iCloudは、インターネット上にデータを保管する性質上、メリットとデメリットがあります。
メリット | デメリット |
---|---|
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Part2: MacでiCloudにデータをバックアップをする方法
Mac で iCloud にデータのバックアップを取る場合は、どうすれば良いのでしょうか。iCloudへのバックアップは、MacのPCから数個の手順を踏むだけで、簡単に行えます。
りんごマーク>【システム設定】をクリックする。
Apple ID > iCloud をクリックする。
iCloud Drive をクリックする。
iCloudに保存するアプリをオンにして【完了】をクリックする。
iCloud でバックアップする際の注意点として、バックアップ途中でデータの容量が足りなくなった場合、 それ以上のデータはバックアップされない点があります。 データの容量が足りなさそうな場合は、事前にストレージを追加購入しておくなどの対応が必要です。
これで、Macbook のデータのバックアップが、iCloud に保存できました。 iCloud に保存したバックアップデータが必要になった場合は、iCloudにサインインすることでいつでもデータが取得できます。
Part3: Time MachineでmacOSをバックアップする方法
macOS のバックアップは、 Time Machine を利用し、外付けデバイスに保存することもできます。 Time Machine は、Macにデフォルトで内蔵されているバックアップ機能です。 Time Machine 自体の利用は無料ですが、外付けデバイスは別途購入が必要になるので注意が必要です。
Time Machine によるバックアップ方法は、以下の通りです。
- Mac に外付けデバイスを接続する。
りんごマーク>【システム設定】をクリックする。
一般> Time Machine をクリックする。
【バックアップディスクを追加】をクリック。
外付けデバイスを選択し、【ディスクを設定】をクリックする。
バックアップを暗号化する場合は、バックアップを暗号化 をONにする。 その他必要な項目を入力し、【完了】をクリックする。
iCloudのデータを、外付けデバイスにもバックアップしておくと、より安全にデータの管理ができます。
Part4: iCloud からバックアップデータを復元する方法
iCloud に保存したバックアップデータを、Macのデバイスに復元したい時は、 復元したいMacのデバイスから、iCloudにサインインすればOKです。
iCloudにサインインしたあとは、iCloudに保存されているデータをMacにダウンロードすることで、 簡単にデータの復元が可能となります。 Mac のデバイスに、iCloudへバックアップ しておいたデータを復元する方法は、以下の通りです。
iCloudにアクセスし、【サインイン】をクリックする。
AppleID・パスワードを入力し、iCloudにサインインする。
- iCloud に保存されているデータをダウンロードする。
Part5: 追加:Macでバックアップしたデータを復元する方法
Mac のデータをiCloudにバックアップしていても、 操作のミスなどにより、バックアップを取ったiCloudのデータを削除してしまうなど、iCloudに保存したデータを紛失してしまう可能性があります。
iCloud上で失ったデータを復元する方法として、「Tenorshare 4DDiG(Mac)」を利用する方法をご紹介します。 「Tenorshare 4DDiG(Mac)」は、あらゆるデータの復元に対応している、データ復元ソフトです。 Mac、外付けデバイス、iCloudなど、あらゆるデータの復元に対応しており、安全・迅速にデータが復元できます。
- 業界最高峰のデータ復元率で、データを失った状況にかかわらず、全てのデータを検索できます。
- 難しい操作が必要なく、PCに不慣れな人でも簡単に操作できます。
インストールと起動
Tenorshare 4DDiG(Mac)の公式ウェブサイトからソフトウェアをダウンロードし、Mac上にインストールします。インストールが完了したらアプリケーションを起動します。
無料ダウンロードPC向け
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無料ダウンロードMAC向け
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スキャン対象の選択
プログラムが起動後の画面で、復元したいデータが存在するドライブやパーティションを選択します。
ファイルのプレビュー
削除されたファイルを全てスキャンするのには時間がかかります。スキャン結果が出ましたら、詳細をプレビューするためにお探しのファイルタイプをクリックすることができるようになります。
復元場所の選択
復元したファイルの保存場所を選択します。 なお、元の場所に直接データを復元するのはおすすめしません。異なる場所、例えば外部ドライブにデータを保存することを検討してください。
注意:: 保存パスを元の場所を選択すれば、データが上書きして復元できない恐れがあります。
Part5: まとめ
以上、Mac のデータをiCloudにバックアップする方法について、解説しました。 iCloudで日常的にバックアップを取っておくことで、Macの紛失や故障が発生しても、すぐにデータの復元が可能となります。iCloudへのバックアップは、簡単な初期設定だけで済むため、日頃からバックアップを取る習慣が無い人は、なるべく早く実施しておきましょう。
また、iCloud上のデータを復元できる方法として、Tenorshare 4DDiG(Mac) をご紹介しました。 データの紛失は、突然起こります。 いざという時に冷静に対処できるよう、どんなデータでも復元できるTenorshare 4DDiG(Mac)を覚えておいてくださいね。
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