「MacでTime Machineを使用してバックアップを復元しようとすると、エラーがでるのはなぜなのか？」「”このディスクはTime Machineバックアアップに使用されます”というエラーメッセージがでて、macOSのバージョンアップができない」など、Time Machine使用に関して問題を抱えていませんか？
今回は、MacのTime Machineによる復元で、エラーがでたり失敗したりするときの対処法を解説します。
Part1：MacのTime Machineでエラーになる場合の対処法
MacのTime Machineを使用して復元できないときや、エラーが発生した場合は、以下の方法で対処をしてみましょう。
1.Time Machineの設定をする
Macでは、Time Machineの設定を使用して、バックアップディスクを追加・削除のうえ、バックアップのタイミングや除外アイテムなどのオプションを指定しています。Macのタイムマシンで、これらの設定を確認・変更するには、メニュー＞システム設定＞一般＞Time Machineをクリックします。
2.Time Machineディスクとの接続を確認する
-
バックアップディスクの追加をクリックします。
-
バックアップディスクを選択します。
-
ディスクのセットアップをクリックすれば完了です。
3.Time Machineの設定ファイルを削除してみる
Time Machineの設定ファイルを削除することで、エラーが解消することがあります。
Time Machine のスイッチが「入」になっていれば一旦「切」にして、Mac を再起動します。そして、Mac の起動後にTime Machine のスイッチを「入」にすることで、「Backups.backupdb」内の「.inProgress」が削除されて、最新ファイルがバックアップされるようになります。
4.Macの内蔵ディスクのスリープ設定を確認する
Macのディスクをスリープ設定にしている場合、外付けHDD等がそれに対応していないと、エラー表示がでることも。その際は、以下の方法でディスクスリープさせないよう設定します。
-
メニュー＞システム設定を選択し、サイドバーの「バッテリー」をクリックします。
-
ハードディスクをスリープ状態にするため、オプションから「可能な場合はハードディスクをスリープさせる」をオフにします。
Part2：Time Machine復元が失敗してできない場合
エラーを解消してもTime Machineの復元ができない場合は、Macの仕様やPCに問題が起きている可能性があります。
1.MacのバージョンがTime Machineバックアップと同じmacOSか？
お使いのMacのmacOSのバージョンは、Time Machineがバックアップに使用しているmacOSのバージョンと同じでしょうか？Time MachineはmacOSに内蔵されたバックアップ機能で、Macの他の部分と同じOSを使って動作しています。MacとTime Machineの両方のmacOSは、システム環境設定の「ソフトウェア・アップデート」セクションで確認できます。
2.別のMacでTime Machineバックアップから復元していないか？
Time Machineで復元する際に、別のMacを使用していませんか？Time Machineバックアップから別のMacに復元するには、Time Machineバックアップディスクを新しいMacに接続し、移行アシスタントユーティリティを使用してバックアップから新しいMacにデータと設定を転送する必要があります。移行アシスタントを使用して、Time Machineのバックアップから別のMacに復元する手順を説明します。
- Time Machineのバックアップディスクを新しいMacに接続します。
-
新しいMacで移行アシスタントを開きます。
-
移行アシスタントのプロンプトに従って、Time Machineバックアップディスクを移行元として選択します。
-
復元したい特定のバックアップを選択し、新しいMacに転送したいデータと設定を選択します。移行処理が完了するのを待ちます。
- 移行が完了すると、新しいMacには、バックアップが作成された時点のMacと同じデータ、設定、および環境設定があるはずです。
Part3：Time Machineが復元できない場合の代替案
バックアップがない際や、MacのTime Machineで復元した際に容量不足でエラーになったとき、初期化してしまったときはどうすればいいのでしょうか？データ復元ソフトTenorshare 4DDiG（Mac）であれば、そのようなケースでも過去のデータを簡単に復元できます。
Tenorshare 4DDiG（Mac）では、内蔵および外付けハードドライブ、SSD、USBフラッシュドライブ、メモリカードなど、さまざまなストレージデバイスからデータを復元できます。このソフトウェアは、写真、ビデオ、音楽、ドキュメント、電子メールなど、幅広い種類のファイルを復元することができます。
Macでをホームページからインストールし、起動します。
無料ダウンロードPC向け
安全的なダウンロード
無料ダウンロードMAC向け
安全的なダウンロード
ファイルの元の保存場所を選択し、「スキャン」をクリックして下さい。
復元したいファイルにチェックを入れ、「復元」をクリック。プレビュー、検索機能もあるため、必要に応じて活用して下さい。
スキャンされたファイルをプレビューして、保存場所を選択し、復元できます。
Part4：最後に
MacのTime Machineによる復元でエラーがでたときは、Time Machineの各設定変更や Tenorshare 4DDiG (Mac)で、復元を成功させましょう！