Macの内蔵SSDが手狭になり外付けSSDへデータを移そうとしたら、転送が止まる、あるいはドライブ自体が表示されない、という状況になりデータ移行できないことは珍しくありません。原因の多くは「フォーマット形式の不一致」か「接続経路の問題」のどちらかです。しかし、それ以外にもいくつか考えられます。
この記事では症状ごとの原因と、Finder・ターミナル・ディスクユーティリティを使った具体的な手順を解説します。
Macから外付けSSDへデータ移行する方法
基本の2通りを確認しておくことで、トラブルが「操作ミス」なのか「環境の問題」なのかを素早く判断できます。
方法①:手動で移行
Finderのサイドバーに外付けSSDが表示されている状態であれば、ファイルをドラッグ&ドロップするかCommand+C > Command+Vで移行できます。
転送中のスリープによる中断を防ぐため、システム設定でディスプレイオフまでの時間を一時的に延長しておくことを推奨します。
方法②:Time Machineを使用
システム全体をまるごとバックアップするならTime Machineが確実です。「システム設定」>「一般」>「Time Machine」から外付けSSDをバックアップディスクとして設定すると、以後は差分バックアップが自動で走ります。
新しいMacへの引っ越し時には移行アシスタントと組み合わせることで、アプリ・設定・ファイルをまとめて引き継げます。
Macから外付けSSDへデータ移行できない原因
症状ごとに原因が異なります。以下の5つが頻度の高いパターンです。
Macに対応していないフォーマット形式
市販の外付けSSDの多くはNTFS形式で出荷されています。macOSはNTFSへの書き込みに対応していない(読み取りのみ可能)ため、Finderに表示されていてもファイルをコピーしようとするとエラーになります。Macで書き込める形式はAPFS・Mac OS拡張(ジャーナリング)・exFATの3つです。
物理的な接続不良
USB-Cハブや変換アダプター経由での接続は、電力不足でSSDが認識されないことがあります。まずハブを外してMac本体のポートへ直接接続し、ケーブルも別のものに替えて確認してください。
Time Machine設定が正しく行われていない
macOS Big Sur以降、Time Machineのバックアップ先はAPFSまたはMac OS拡張(ジャーナリング)のみ対応しています。exFATやNTFSのSSDはバックアップ先の候補として表示されません。
外付けSSDの故障
通電中の急な取り外しや静電気でコントローラーが損傷し、認識不能になるケースがあります。
ディスクユーティリティの「First Aid」を実行しても修復できない場合は、物理的な障害が起きている可能性があります。
ストレージの空き容量が不足
コピー先の空き容量がコピー元を下回っていると転送は途中で止まります。Finder上で外付けSSDのアイコンをクリックし、「情報を見る」(Command+I)で空き容量を確認してから作業を始めてください。
Mac で外付けSSDにデータ移行できないときの対処方法
以下の手順を上から順に試すことで、多くのケースは解決できます。
1.外付けSSDのフォーマットを確認する
手順: 手順:
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「ディスクユーティリティ」を開き、左サイドバーで外付けSSDを選択する
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中央あたりに「Windows NT ファイルシステム」と表示されていれば書き込み不可
NTFSと確認できた場合は、SSD内のデータを別の場所に退避させてから「消去」でAPFSかexFATへ再フォーマットしてください(実行するとSSD内のデータはすべて削除されます)。
2.Finderで手動コピーを行う
FinderのサイドバーにSSDが表示されていることを確認する
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移行したいファイルを選択しCommand+C>外付けSSDのウィンドウでCommand+V
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エラーが出た場合はエラーコードをメモしておく(原因の切り分けに役立つ)
3.Time Machineを使ってバックアップする
手順: 手順:
「システム設定」>「一般」>「Time Machine」を開く
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「+」プラスアイコン>SSDを選択>「ディスクを設定」をクリック
-
初回バックアップが開始するまで数分待つ
4.ターミナルでコマンドによるコピーを行う
Finderのコピーが途中で止まる場合、rsyncコマンドが有効です。中断しても再実行すれば差分のみコピーされます。
「ターミナル」を開く
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以下を入力(/macSSD/は実際のSSD名に変更)
rsync -avh --progress ~/Documents/ /Volumes/macSSD/Documents/
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Enterを押して転送を開始する
5.ディスクユーティリティの復元機能を使う
ディスク全体をそのままコピーしたい場合に使います。コピー先のデータはすべて上書きされます。
手順:
ディスクユーティリティでコピー先の外付けSSDを選択する
メニューバーの「編集」>「復元」を選択する
-
「復元元」にコピー元のドライブを指定し「復元」をクリック
データ移行できない外付けSSDのデータ復旧方法
SSDを誤ってフォーマットしてしまった場合、あるいは認識不能になったSSDからデータを取り出す必要がある場合は、Tenorshare 4DDiG Macによるデータ復元がおすすめです。
4DDiG Macは外付けSSD・USBメモリ・SDカードを含む幅広いデバイスに対応したデータ復元ソフトです。誤フォーマット・誤削除・突然の認識不能といった論理障害に対して高い復元率を持ちます。
また、スキャン後にプレビューで確認してから必要なファイルだけを選んで復元することも可能です。フォーマット済みのSSDからの復元ができるかどうかも、まずは無料スキャンで確かめることができます。
実際の操作手順は以下の通りです。
Tenorshare 4DDiG Macを起動し、Macの内臓SSDまたは外付けSSDを選択し、スキャンします。
しばらく待つと、消してしまったファイルが表示されます。復元前に、写真、ビデオ、音楽、ドキュメントなどのファイルをダブルクリックすることによりプレビューが可能です。
復元したいファイルを選択し、保存場所を選択します。例えばGoogle DriveまたはDropboxなどのクラウドディスクに保存することを検討してください。
保存パスを元の場所を選択すれば、データが上書きして復元できない恐れがあります。
よくある質問
外付けSSDのデータ移行でありがちな疑問を3点まとめます。
1.Macの外付けSSDがFinderに表示されないのはなぜですか?
「Finder」>「設定」>「サイドバー」タブで「外部ディスク」にチェックが入っているか確認してください。チェックが入っているのに表示されない場合は、ディスクユーティリティを開いてSSDが認識されているか確認し、表示されている場合はFirst Aidを実行してみてください。
2.新品の外付けSSDはフォーマットが必要ですか?
多くの新品外付けSSDはNTFSまたはexFATで出荷されています。Mac専用として使う場合やTime Machineのバックアップ先にする場合はAPFSへの再フォーマットを推奨します。
3.古いMacから新しいMacへデータを移行するにはどうすればいいですか?
macOS標準の「移行アシスタント」が最も確実な方法です。外付けSSDにTime Machineバックアップがある場合は、そのSSDを新しいMacに接続し、移行アシスタントの「Time Machineバックアップから」を選ぶとアプリ・設定・ファイルをまとめて引き継げます。
まとめ
Macと外付けSSDでデータ移行できない原因は、「NTFSへの書き込み不可」と「接続経路の問題」がほとんどを占めます。Time Machineが機能しない場合もフォーマットの見直しで改善することがほとんどです。
対処の途中でデータを誤って失ってしまった場合は、Tenorshare 4DDiG Macによる復元を検討してください。フォーマット済みや認識不能な外付けSSDにも対応しており、無料スキャンで復元可能なファイルを事前に確認できます。
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