フォトアプリを消してしまったので再度表示したい
「ライブタイルの写真をかえようとしていて誤ってフォトを消してしまいました。どうやってもフォトそのものが出てきません。空白の状態です。フォトをもう一度表示するにはどうしたらいいでしょうか。」
ーMicrosoft Community
フォトアプリは、画像の閲覧や簡単な編集ができる便利なツールです。しかし、勝手にフォトアプリが消えてしまい、「開けない」「見つからない」といったトラブルに遭遇することも。
本記事では、Windows10のフォトアプリが突然消えたときの原因や再インストール、写真の復元方法を詳しく解説。さらに、フォトアプリから消えた写真の復元方法についても紹介します。
Windows 10でフォトアプリが消えてしまう原因
Windows10でフォトアプリが勝手に消えてしまう原因には、次のようなものが考えられます。
1.誤ってアンインストールしてしまった
誤操作によってフォトアプリを削除してしまうことがあります。不要なアプリを整理しているときに、ほかの画像閲覧ソフトと間違ってアンインストールした場合などです。Windows10でアンインストールしたことに気付かないと、フォトが勝手に消えたように見えてしまいます。
2.Windows Updateの不具合
フォトはWindowsの標準アプリのため、Windows Updateの際に変更される場合があります。それが原因でフォトアプリが正常に動作しなくなっているのかもしれません。Windowsのアップデート後にフォトアプリが見当たらなくなる場合は、この可能性が考えられます。
3.システムファイルの破損
Windowsのシステムファイルが破損すると、フォトアプリを含む一部のアプリが正常に動作しなくなることがあります。ファイルが破損する原因としては、不意のシャットダウンやストレージのエラーが挙げられます。
4.ウイルス感染
ウイルスやマルウェアに感染すると、アプリが削除されたり起動できなくなったりすることがあります。そのため、パソコンのウイルス感染もフォトアプリが使えなくなる原因の一つです。
Windows 10でフォトアプリを再インストールする方法
Windows10でフォトアプリが消えてしまった場合は、以下の方法で再インストールできます。
方法1.Microsoft Storeから再インストールする
Windows10でフォトを再インストールする最も簡単な方法は、Microsoft Storeからの入手です。トラブルが起こりにくいため、通常はこの方法で再インストールしましょう。手順は次の通りです。
スタートメニューから「Microsoft Store」を開きます。もし見つからなければ、検索窓に「Microsoft Store」と入力すれば検索結果に表示されます。
「フォト」を検索し、結果からフォトアプリを選択したら、「入手」をクリックすればインストールが始まります。
方法2.Windows PowerShellを使って再インストールする
何らかの理由で「Microsoft Store」が利用できなくても、PowerShellからフォトアプリを再インストールできます。
まず、スタートメニューで「PowerShell」を検索し、「管理者として実行」を選択します。
次に、フォトアプリを削除するために、以下のコマンドを入力し、Enterキーを押します。
Get-AppxPackage *Microsoft.Windows.Photos* | Remove-AppxPackage
削除が終わったら、以下のコマンドでフォトをインストールします。
Get-AppxPackage -AllUsers Microsoft.Windows.Photos | Foreach {Add-AppxPackage -DisableDevelopmentMode -Register "$($_.InstallLocation)\AppXManifest.xml"}
Windowsでフォトアプリから消えた写真を簡単に復元する方法
フォトアプリは削除されても再インストールできます。しかし、大切な写真が消え、バックアップもない状況ではあきらめてしまうことが多いでしょう。それでも、実はまだ復元の可能性は残されています。データ復旧ソフトを利用すれば、失われた写真を取り戻せるかもしれません。
方法:データ復旧ソフト「Tenorshare 4DDiG」で写真を復元する
さまざまなデータ復旧ソフトが公開されていますが、中でも「Tenorshare 4DDiG」はおすすめのソフトです。「Tenorshare 4DDiG」は対応するファイル形式が多く、もちろん、一般的な画像ファイルの形式であるJPGやPNGなども復元可能。初心者でも使いやすいため、削除した写真を素早く見つけられます。
Tenorshare 4DDiG を起動し、削除した写真が存在するハードディスクやパーティションを選択し、スキャンします。
しばらく待つと、パソコンから消してしまった写真が表示されます。復元前に、写真、ビデオ、ドキュメントなどのファイルをダブルクリックすることによりプレビューが可能です。
復元したい写真を選択し、保存場所を選択します。例えばOneDriveまたはGoogle Driveなどのクラウドディスクに保存することを検討してください。
注意:
保存パスを元の場所を選択すれば、ファイルが上書き保存して復元できない恐れがあります。

Windows 10のフォトアプリに関するよくあるご質問
ここではWindows10のフォトアプリについて、よく疑問に思われることに対する回答をご紹介します。
質問1.Windows 10のフォトとは何ですか?
フォトはWindows10や11に標準でインストールされている画像ビューア・編集アプリです。JPEG、PNG、GIFなどの一般的な画像ファイルに対応し、画像の閲覧に加え、トリミングなどの簡単な編集も行えます。
質問2.Windows 10のフォトはどこにありますか?
Windows10のフォトが保存されている場所は「C:\Program Files\WindowsApps」です。しかし、権限を設定しないとアクセスできないため、通常はスタートメニューから起動します。検索バーに「フォト」と入力して検索することも可能です。検索しても表示されない場合は、アンインストールされている可能性があります。
質問3.フォトデータはどこに保存されますか?
デフォルトでは「ピクチャ」フォルダー(C:\Users\ユーザー名\Pictures)に保存されます。また、OneDriveを利用している場合は「OneDrive\ピクチャ」フォルダーにも保存されることがあります。
最後に
Windows10のフォトアプリが突然消えてしまう原因は、誤削除やWindows Updateの不具合、システムの破損などさまざまです。本記事で紹介した再インストール方法を試せば、フォトアプリを簡単に復元できます。また、万が一写真が消えてしまった場合も、データ復元ソフト「Tenorshare 4DDiG」を活用すれば取り戻せる可能性があります。
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