質問
「パソコンが勝手に再起動していたみたいで、昨日一昨日で書き進めた卒論データが消えてしまいました。こまめに上書き保存していたのでなぜ保存していた分が消えてしまったのか正直わかりません。何か復元方法ありますでしょうか?」
ーYahoo知恵袋
Word(ワード)文書の作成は、WindowsやMacにおいて、さらにプライベートからビジネスまで、ありとあらゆる場面で行われています。一方で、Wordのデータは、誤操作やシステムトラブルによって、失われてしまうことがあります。しかし、諦める必要はありません。ここでは、 Wordで消えたデータを復元 する4つの方法をご紹介します。
Part1.以前のバージョンで消えたWordファイルを復元する
Wordは、定期的に編集内容を自動保存する機能があり、「自動バックアップ」 オプションが有効である場合は、ファイルの操作中にそのファイルの複数のバージョンを自動的に保存できます。この機能を使って、Wordで消えたデータを復元することができます。
Wordを開き、「ファイル」タブをクリック
「情報」→「バージョン管理」→「未保存のドキュメントを回復」をクリック
復元したいファイルを選択して、「開く」をクリック
Part2.「新規ファイル」保存せずに閉じたワードファイルを復元する
ここでは、新規のWordファイルにおいて、保存せずに終了してしまったWordファイルを復元する方法をご紹介します。
ワードを起動 >「ファイル」タブ >「開く」 >「最近使ったアイテム」 >画面右下の「保存されていない文書の回復」をクリックします。
保存されていない文書の一覧から目的のファイルを選択し、「開く」をクリックします。
ファイル上部のバーに表示されている「名前を付けて保存」をクリックしてWordファイル保存します。
Part3.データ復元ソフトで消えたWordファイルを復元する
ごみ箱を空にしてしまい、削除してしまった、未保存のWordファイルでも、ファイル復元ソフトTenorshare 4DDiGを使えば復元することが可能です。
4DDiGはOfficeファイルを簡単かつ迅速に復元するためには、「Tenorshare 4DDiG」のようなデータ復元ソフトを使ってファイルを復活させることをおすすめします。Tenorshare 4DDiGは、ファイルの復元ソフトで、Excel復元、Word復元、PDF復元などの仕事で使うファイルはもちろん、写真や動画などの思い出のファイルを復元させることが可能になります。
データ復元ソフト4DDiGの使い方:
- スキャン対象を選択:
Tenorshare 4DDiGが起動後の画面で、復元したいデータが存在するドライブやパーティションを選択します。「スキャン」をクリックします。
- Wordファイルをプレビュー:
一部のファイルのみスキャンは数分かかりますが、削除されたファイルを全てスキャンするのには時間がかかります。スキャン結果が出ましたら、詳細をプレビューするためにお探しのファイルタイプをクリックすることができるようになります。
- Wordファイルを復元:
右下の「復元」をクリックし、復元したWordファイルの保存場所を選択し、例えばOneDriveまたはGoogle Driveなどのクラウドディスクに保存することを検討してください。
注意:
保存パスを元の場所を選択すれば、データが上書きして復元できない恐れがあります。
Part4.「既存ファイル」上書き保存せずに閉じたWordファイルを復元する
Wordで文書を作成している際に、パソコンの突然の強制終了や、間違えて操作をしてしてしまったことで、Wordファイルが消えたり、保存し忘れたり、または上書き保存せずに終了してしまったことはありませんか?ここでは、Wordデータを上書き保存せずに終了してしまった場合のワードファイル復元方法をご紹介します。
Wordを起動 > 「ファイル」 > 「情報」 > 「文書の管理」 > 「保存されていない文書の回復」へと進みます。
「未保存のファイル」を選択して、保存していないワードファイルを開きます。
「ファイル」 > 「名前を付けて保存」をクリックすることで、Wordファイルを復元し、保存することができます。
最後に
以上が、 ワードで消えたWordファイルを復元する 方法です。上記の方法を参考に、消えたデータを復元してみてください。
状況の違いにより様々な方法でWordから処理が可能ですが、ごみ箱を空にするなど、データが削除されてしまったケースは「データ復元ソフト4DDiG」を使って、間違って削除したり、保存し忘れたりしたワードファイルを復元すると便利です。また、MacでWordファイルを復元する方法はMacでwordファイルを復元する方法をご覧ください。