Gmailでは、メールを削除するとゴミ箱に保存されるため、ほとんどの場合は復元できます。しかし、メールをゴミ箱から完全に削除してしまった場合や、設定を変更してゴミ箱が無効になっている場合は、復元が難しくなります。
実は、Gmailには、削除したメールを復元する機能があります。今回は、Gmailで間違って削除してしまったメールを復元する方法を3つご紹介します。
方法1:Gmail ゴミ箱から削除したメールを復元する
Gmailのメールを削除しても、30日間は「ゴミ箱」フォルダに移動しているだけなので、簡単に復元することができます。ここでは、Gmailの「ゴミ箱」から、削除されたメールを復元する方法をご紹介していきます。
-
Gmailの左側にあるメールフォルダの一覧から「ゴミ箱」をクリックします。
-
復元したいメールの横にあるチェックボックスにチェックを入れ、「移動アイコン」をクリックしてメールの移動先を選択すると復元できます。
注意点として、「ゴミ箱」にあるメールは、30日後に自動的に削除されます。つまりこの方法は30日限定です。また、「ゴミ箱」を空にしてしまった場合も復元できません。この方法でメールを復元できない場合、他に方法はあるのでしょうか?
方法2:Gmail ゴミ箱から完全に削除したメールを復元する
Gmailをブラウザ上でのみ使用していると、上記の方法でしか復元できません。これで、デバイスにもGmailのデータファイルが保存できるため、Gmailのゴミ箱から復元する以外の方法でメールを復元することが可能です。
具体的には、データ復元ソフトTenorshare 4DDiGを使えば、削除されたメールを簡単に復元することが可能です。4DDiGとは、誤って削除したデータから、パソコンのシステムクラッシュ、フォーマットやシステムの破損、悪質なウイルスなどで失ったデータまで復元することが可能なソフトです。ここでは、4DDiGを使ったメールの復元方法について説明していきます。
- Gmailのメール、ヤフー(Yahoo)のメール、Thunderbirdメールなど、すべてのメールを高い確率で復元できる
- 外付けHDD、USBメモリ、SDカードなどの記憶媒体から写真や動画などを復元
- フォーマット、誤削除、ゴミ箱を空にしたなど、あらゆる状況から効果的に復元
- スキャン対象を選択:
Tenorshare 4DDiGが起動後の画面で、復元したいデータが存在するドライブやパーティションを選択します。「スキャン」をクリックします。
- メールをプレビュー:
一部のファイルのみスキャンは数分かかりますが、削除されたメールを全てスキャンするのには時間がかかります。スキャン結果が出ましたら、詳細をプレビューするためにお探しのファイルタイプをクリックすることができるようになります。
- メールを復元:
その後、復元したいファイルにチェックを入れて、復元したメールの保存場所を選択して、復元作業を実行します。
注意:保存パスを元の場所を選択すれば、データが上書きして復元できない恐れがあります。
方法3:Gmailの設定を変更して消したメールを復元する
Gmailの設定を変更することで、削除したメールを自動的にゴミ箱に移動させることができます。
パソコンでGmailにアクセスします。右上の歯車アイコンをクリックし、「すべての設定を表示」を選択します。
「フィルタとブロック中のアドレス」タブを選択して、「編集」をクリックします。
「削除する」のチェックを外し、「フィルタを更新」をクリックします。
まとめ
Gmailのゴミ箱からメールを復元することが可能です。ただし、メールが完全に削除されたり、Gmailの設定がゴミ箱の使用を許可していないと、復元が難しくなります。
また、Gmailのゴミ箱から復元する方法は30日間限定であり、ゴミ箱からもメールが完全に削除されてしまうと、基本的には復元することはできません。しかし、メールソフトにGmailアカウントを追加しておき、データ復元ソフトTenorshare 4DDiGを使用することで、Gmailのメールでも簡単に復元することが可能です。事前にGmailでバックアップを取る必要もなく、簡単な操作でメールを復元することができるのでおすすめです。