画像や写真を編集できるソフトとして有名なAdobe Photoshop。このPhotoshopでのファイルであるPSDファイルが、突然破損して開けなくなったり、消えたりしたことはありませんか?編集中のファイルを保存しないまま閉じてしまったり、PCやPhotoshopが突然クラッシュしたりすると、PSDファイルが壊れる可能性があります。壊れたPSDファイルを復元する方法はあるのでしょうか?
ここでは、Windows10で未保存/削除/破損したPSDファイルを復元する方法と、PSDファイルの損失を防ぐためのヒントをご紹介していきます。
Part 1: Windows10で壊れたPSDファイルを復元する
方法1:「以前のバージョンに復元する」を使用する
破損して開けなくなったPSDファイルを右クリックして「以前のバージョンに復元する」を選択できれば、PSDファイルを復元することができます。
方法2:Photoshopの「最近使用したファイルを開く」から未保存のPSDファイルを復元する
Photoshopの「ファイル」タブ > 「最近使用したファイルを開く」をクリックすると、未保存のPSDファイルを復元できる可能性があります。
方法3:Photoshopの自動保存機能でPSDファイルを復元する
Adobe Photoshop CS6以降のバージョンにある自動保存機能をあらかじめ設定しておくと、設定した時間間隔でPSDファイルを自動的に保存してくれます。
自動保存の設定方法 :Photoshopの「編集」タブ > 「環境設定」 > 「ファイル管理」 > 「ファイルの保存オプション」の「復元情報を次の間隔で自動保存」にチェックを入れ、時間間隔を設定します。
自動保存の設定方法 :C:\ユーザー\(ユーザー名)\AppData\Roaming\Adobe\Adobe Photoshop\AutoRecover
方法4:Photoshopの「一時ファイル」で消えたPSDファイルを復元する
Photoshopには、Windows 10の「一時フォルダ」に作業中のPSDファイルを一時保存する機能があります。以下のフォルダ内からファイルを見つけ、Photoshopで開いた後に拡張子を.tempから.psdに変更して、PSDファイルとして復元します。 C:\ユーザー\(ユーザー名)\AppData\Local\Temp
方法5:データ復元ソフト「Tenorshare 4DDiG」で削除したPSDファイルを復元する
上記の四つの方法が使えなかったり、機能していなかったりした場合でも、データ復元ソフト Tenorshare 4DDiG を使用すれば、削除したPSDファイルを誰でも簡単に復元することが可能です。
- ハードディスクをスキャン:
Tenorshare 4DDiGが起動後の画面で、復元したいデータが存在するドライブやパーティションを選択します。「スキャン」をクリックします。
- ファイルをプレビュー:
一部のファイルのみスキャンは数分かかりますが、削除されたファイルを全てスキャンするのには時間がかかります。スキャン結果が出ましたら、詳細をプレビューするためにお探しのファイルタイプをクリックすることができるようになります。
- ファイルを復元:
右下の「復元」をクリックし、復元したファイルの保存場所を選択し、例えばOneDriveまたはGoogle Driveなどのクラウドディスクに保存することを検討してください。
注意:保存パスを元の場所を選択すれば、データが上書きして復元できない恐れがあります。
Part 2: PSDファイルの損失を防ぐためのヒント
PSDファイルの損失は数多く報告されています。重要なPSDファイルをバックアップすることを忘れないでください。また、データが損失した後、上書きしないでください。目的のファイルが復元できなくなります。
Part 3: まとめ
Windows10で 未保存/削除/壊れたPSDファイルを復元 する方法5つと、PSDファイルの損失を防ぐためのヒントをご紹介しました。復元する方法の最後5つ目にご紹介したデータ復元ソフトTenorshare 4DDiGを使用したPSDファイルの復元方法は、事前の設定は必要なく、誰でも簡単に復元できるのでオススメです。 MacでPSDファイルを復元 する方法もありますので、ご参照にしてください。
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