【Windows11】NAS Navigator2で 共有フォルダが開かない原因と対処法

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カテゴリ:NASデータ復旧|更新日:2026-05-12 16:43:59

この記事の要点:
  • 1 最多原因は SMBプロトコルの設定変更。Windows11の大型アップデート後に起きやすい
  • 2 「NASは表示されるのにフォルダが開かない」は、資格情報マネージャーの古い情報が原因のことが多い
  • 3 ネットワークプロファイルが「パブリック」のままだとファイル共有が動かない
  • 4 設定変更で解決しない場合やデータが消えた場合は Tenorshare 4DDiG が有効

NAS Navigator2を開いてもデバイスが表示されない、または一覧には出るのに共有フォルダが開かない。Buffalo製のNASでこうしたトラブルが起こることがあります。

考えられる原因として、SMBプロトコルの設定が何らかのタイミングで意図せず変わっている可能性などがあります。またよくあるのが、せめてデータだけでも確保しておきたいというケースです。

そこで本記事では、NAS Navigator2で共有フォルダが開かないときの対処法をわかりやすく説明します。

NAS Navigator2で共有フォルダが開かない

NAS Navigator2で共有フォルダが開かない原因

症状に見えている「アクセスできない」「表示されない」の裏には、複数の原因が絡んでいることがあります。

SMBプロトコルの設定が無効

SMBはWindowsがファイルを共有するための通信方式です。Windows10以降、古いSMB1.0はセキュリティのためデフォルトでは無効化されています。SMB1.0にしか対応していない古いNAS機種ではアクセスできなくなります。

SMB(ファイル共有の通信方式)の不一致

[Windows11の24H2以降では、さらにセキュリティポリシーが強化されています。そのため以前は問題なく使えていたNASが突然つながらなくなるという事例が増えています。]

Windows資格情報の不一致

以前に別のパスワードで接続を試みた履歴が資格情報マネージャーに残ったままだと、毎回その誤った情報で認証して弾かれ続けます。

ネットワーク設定の問題

接続中のネットワークプロファイルが「パブリックネットワーク」に設定されていると、Windowsはファイル共有機能を制限します。NASとPCが同じルーター配下にあっても、このプロファイルの設定次第で見えなくなります。

ファイアウォールやセキュリティソフトによるブロック

Windows DefenderファイアウォールやESET NOD32、BitDefenderといったセキュリティソフトが、NASへのSMB通信(主にポート445)を遮断することがあります。ヒューリスティック検知が強いソフトほど誤検知が起きやすい傾向があります。

NASのファームウェアやソフトウェアのバージョンが古い

ファームウェアが古いと現行のWindows11との互換性が落ちます。NAS Navigator2自体のバージョンが古い場合も検出に失敗することがあります。

NAS Navigator2で共有フォルダが開かないときの対処法

原因が複数ある場合も多いので、一つ試したら必ずアクセスを確認してから次に進んでください。

SMBプロトコルの設定を確認する

最初に試すべき対処です。

  • Windowsキー + R > optionalfeatures と入力してEnter

  • 「SMB 1.0/CIFSファイル共有のサポート」を展開し、配下の3項目すべてにチェックを入れてOK

  • PC再起動後、NAS Navigator2からアクセスを試みる

    「SMB 1.0/CIFSファイル共有のサポート」チェックを入れる

Windows11の24H2以降では、管理者権限のPowerShellで以下も実行してください。

Set-SmbClientConfiguration -RequireSecuritySignature $false -Force

Set-SmbClientConfiguration -EnableInsecureGuestLogons $true -Force

Windows資格情報を確認する

NASのアイコンは出るが共有フォルダが開けない、またはパスワード変更後につながらなくなった場合に有効です。

  • スタートメニューで「資格情報マネージャー」を検索して開く

  • 「Windowsの資格情報」タブでNASのIPやホスト名に関連するエントリを「削除」

  • NAS Navigator2から再接続し、正しい認証情報を入力

    「Windowsの資格情報」タブでNASのIPやホスト名を削除

ネットワーク設定を変更する

「プライベートネットワーク」への変更は、ファイル共有が機能しない問題の解消に直結することがあります。

  • 「設定」>「ネットワークとインターネット」> 接続中のネットワーク名をクリック

  • 「ネットワークプロファイルの種類」を 「プライベートネットワーク」 に変更

  • NAS Navigator2を再起動して再試行

  • alt: 「ネットワークプロファイルの種類」を 「プライベートネットワーク」 に変更

ファイアウォールの設定を確認する

セキュリティソフトを一時的に無効にしてアクセスできるか試すのが、原因の切り分けとして最も確実です。

  • 「コントロールパネル」>「Windows Defenderファイアウォール」を開く

  • 左メニューの「Windows Defenderファイアウォールの有効化または無効化」をクリック

  • プライベートネットワークの設定を一時的に「無効化」

  • NAS Navigator2から共有フォルダーへのアクセスを試みる

  • アクセスできた場合は、「受信の規則」でポート445(SMB)を許可するルールを追加してから再度有効化

    プライベートネットワークの設定を一時的に「無効化」

NASのファームウェアを更新する

ファームウェアのバージョンが古いことでWindows11との互換性が損なわれている場合、更新で解消することがあります。

  • NAS Navigator2でデバイスを右クリック >「Web設定を開く」

  • 「システム」>「メンテナンス」>「ファームウェア アップデート」から最新版があれば適用

  • NAS再起動後に再接続を試みる

    ファームウェア アップデート

PCを再起動する

設定を変更した後、すぐに反映されないことがあります。また、Windowsのネットワーク探索サービスが一時的に停止している場合も、再起動で正常に戻ることがあります。

データ復元ソフトを利用する

[設定変更でも解決しない、またはアクセス回復後にファイルが消えていた場合は、Tenorshare 4DDiG が役立ちます。]

NASはもちろん、内蔵HDD/SSD・USBメモリ・SDカードなど幅広いストレージに対応し、誤削除・フォーマット・システムクラッシュで失われたファイルを復元できます。無料でスキャンとプレビューができるため、本当にファイルが存在するか確認してから復元を判断できます。

専門業者に依頼する前に、費用ゼロで状況確認ができる点は大きなメリットです。

具体的な操作手順は次の通りです。

NASデータ復旧

安全なダウンロード

  • Tenorshare 4DDiGをインストール後、プログラムを起動します。メイン画面の左メニューにある「NASデータ復元」タブを選択し、「NASに接続」をクリックして接続を確立します。これにより、データが失われたNASストレージデバイスへの接続準備が整います。

    「NASデータ復元」タブを選択
  • NASデバイスが検出された場合は、すぐに次のステップに進んでください。検出されない場合は、NASデバイスの「IPアドレス」「ポート番号」「ユーザー名」「パスワード」を入力してNASに手動で接続し、「今すぐ接続」ボタンをクリックしてください。

    ※注意:NASのSSHサービスが有効になっていることを事前に確認してください。

    NAS情報の入力
  • 接続に成功すると、NASデバイス内のボリューム(場所)が表示されます。復元したいデータが保存されていた特定の場所を選択して、スキャンを開始します。

    特定の場所を選択
  • スキャン完了したら、フィルターまたは検索機能を使って、復元したいファイルを見つけることができます。復元したいファイルを選択してプレビューできます。復元するファイルを決めたら、「復元」ボタンをクリックして処理を進めます。

    NASデータをプレビュー
注意:

保存先を選択する画面が表示されたら、安全な保存場所を指定してください。データの書き換えや永久的な消失を防ぐため、元の保存場所(データが紛失したNASと同じパス)には保存しないでください。詳細な手順については、ガイドページをご確認ください。

よくある質問

NAS Navigator2の使い方やNAS全般に関して、よくある疑問をまとめました。

NAS Navigator2を起動するにはどうすればいいですか?

インストール済みであれば、Windows起動時に自動的に立ち上がりタスクバー右下の通知領域にアイコンが常駐します。見当たらない場合は「スタートメニュー」>「すべてのアプリ」から起動してください。

NASの寿命は何年くらいですか?

[搭載HDDの設計寿命は3〜5年が目安です。ただし稼働状況や設置環境によって大きく変わります。万が一寿命が来てデータが消えてしまった場合は、Tenorshare 4DDiGのようなデータ復元ソフトを使用してください。]

ネットワークの資格情報を追加するにはどうすればいいですか?

「資格情報マネージャー」>「Windowsの資格情報」タブ>「Windowsの資格情報の追加」を選択し、NASのIPアドレスまたはホスト名・ユーザー名・パスワードを入力してOKで完了です。パスワード変更後はこのエントリの更新も忘れずに行ってください。

まとめ

NAS Navigator2で共有フォルダが開かない問題は、SMB設定・資格情報・ネットワークプロファイルの確認で解決するケースがほとんどです。

[設定変更でも解決しない場合やNAS上のデータが失われた場合は、Tenorshare 4DDiG をご活用ください。無料スキャンで状況確認ができ、専門業者より大幅に低コストでデータ復元に取り組めます。]

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森川 颯 (編集者)

4DDiGの編集長として、データ復元、ファイル修復、重複ファイルの削除、パーティション管理、あらゆる種類のパソコンの問題に対するエラー修復など、Windows および Mac 関連の問題に対する最適な解決策を提供することに専念しています。

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