何らかの原因により、ファイルが0バイトになることがあります。これはファイルシステム内にデータが存在せず、空ファイルの状態を意味します。この状態ではファイルを開くことができません。では、なぜこのようなことが起こるのでしょうか。
まず原因を探り、次に0バイトになったファイルの修復方法を確認してみましょう。修復しないと、ファイルを永久に開けなくなる可能性があるため、重要な作業となります。
0バイトファイルとは?原因と影響を解説
冒頭で0バイトファイルについて説明しましたが、もう一度確認してみましょう。0バイトファイルはファイルサイズが0ということです。データが保存されていないということです。「そんな馬鹿な、データを保存したはずだぞ」と思われるかもしれませんが、このようなことが起きることがあるのです。0バイトファイルの影響としては次のようなものがあります。
- インポートファイルに指定しても、ジョブがエラーとなる
- アップロードできない
- 復元できなくなることがある
0バイトファイルが起こる原因
なぜファイルが0バイトになってしまうのでしょうか。原因を考えてみましょう。
原因1:不完全なファイルダウンロード
ファイルのダウンロードが不完全な場合、ファイルの状態も不完全になるだけでなく破損してしまうことがあります。そうなると、0バイトファイルになることがあります。
原因2:ストレージデバイスの不具合
ファイルを保存するストレージデバイスに不具合が生じることでも0バイトになることがあります。ストレージデバイスが故障したために、ファイルの容量が狂ってしまうのです。
原因3:ウイルス感染やマルウェア
ウィルスやマルウェアが原因でHDDやSDDのファイルデータを破損させたり、ファイルシステムに異常を起こさせたりすることでファイルが0バイトになることがあります。
原因4:ソフトウェアの不具合
不具合のあるソフトウェアでファイルを保存すると、0バイトになることがあります。うまくファイルを保存できないためです。
0バイトファイルの修復方法:効果的な対策を紹介
0バイトファイルの原因がわかったら、修復しないといけません。そのための効果的な方法を紹介しましょう。
方法1:バックアップからの復元でデータを回復する
0バイトファイルになっているファイルのバックアップを取ってあると、復元できる可能性があります。そこで、Windowsパソコンのファイルバックアップ方法と復元方法を説明しましょう。
▶ファイルバックアップの方法
OneDriveにサインインする
検索窓に「設定のバックアップと同期」と入力して、開く
「同期の設定を管理する」をクリック
バックアップしたい項目をオンにして、「バックアップの開始」をクリックする
▲バックアップの復元方法
画面右下のタスクバーにあるOneDriveのアイコンをクリック
下部メニューから「オンラインで表示」を選ぶ
サインインして、復元したいフォルダーやファイルを選択して、右クリックで「開く」を押す
方法2:信頼できるファイル修復ソフトを活用する
信頼できるファイル修復ソフトを使用すると、0バイトファイルを復元できる場合も多いです。そこで紹介するのが「4DDiG File Repair」というソフトです。
「4DDiG File Repair」は破損したファイルを簡単に修復できるソフトで、Excel、Word、PDF、PPT、ZIP、Photoshop、Illustratorなど様々な形式のファイルを幅広く修復できます。開けない、コンテンツが空白といったファイルも修復可能。成功率も高く、破損したファイルを一括処理で効率的に修復し、継続的な作業を実現します。
4DDiG File Repairを起動します。左側のメニューバーの「ファイルの修復」タブをクリックします。次に、「ファイル修復」を選択します。
「ファイルを追加する」ボタンをクリックし、破損したファイルを追加します。
「すべてを修復」ボタンをクリックすると、プログラムは自動的にファイルを修復します。
ファイルの修復が完了すると、修復されたファイルをプレビューして、指定した場所に保存できます。
上記の操作でファイル修復に失敗した場合は、「高度な修復」機能を選択して、より深い修復を行うことも可能です。
方法3:CHKDSKコマンドでエラーを修復する
CHKDSKコマンドを利用すると、0バイトファイルを修復できる場合があります。手順を見てみましょう。
Win + Rキーで「ファイル名を指定して実行」を起動し、「cmd」と入力してEnterキーを押す
「chkdsk /f *:」コマンドを入力し、Enterキーを押す
プロセスが終了したら、問題のファイルを再度開いてみてください
ファイルが0バイトにならないようにするには
ファイルが0バイトになってから修復する方法はありますが、できれば最初から0バイトになるのは予防したいです。その方法を説明しましょう。
①安定した保存メディアを使用する
安定した保存メディアを利用することで0バイトファイルを防ぎやすくなります。例えば、M-DISC、LTO(リニアテープオープン)、磁気テープ、アーカイブ用ブルーレイディスクなどです。クラウド保存でも、0バイトファイルになることはないでしょう。
②正しいシャットダウン
不適切なシャットダウンをすることで0バイトファイルになることがあるので、正しいシャットダウンをするようにしましょう。正しいシャットダウンとは、
「スタート」ボタンをクリック
画面左下(または中央)にある「スタート」ボタンをクリックします。
電源マークを選択
メニューが表示されたら、電源マーク(????)をクリックします。
「シャットダウン」を選択
表示された選択肢の中から「シャットダウン」をクリックすると、パソコンの電源が切れます。
もう一つ完全シャットダウンという方法もあります。パソコンや周辺機器の動作が不安定な場合は、完全シャットダウンするのもおすすめです。やり方はShiftキーを押しながら、シャットダウンすることです。
③ファイルの書き込み時にエラーがないか確認
ファイルの書き込み時にエラーが発生すると、0バイトファイルになってしまうことがあります。そのため、エラーが発生しているか確認する必要がありますが、エラー時にはエラー表示が出ます。そのようなときは、次のような対処を行ってみましょう。
- 書き込み権限を確認する
- 読み取り専用属性を変更する
- ウイルス対策ソフトの設定を確認する
- 空き容量を確認する
- 指定したファイル名が存在しない場合は、別の名前を使用する
- 故障かどうか確認する
最後に
0バイトファイルでお困りではありませんか?この記事では、その原因や修復方法を解説します。ファイルが0バイトになると開けなくなるため、修復が必要です。ぜひ参考にしてください。
修復には「4DDiG File Repair」というソフトも便利です。破損したファイルを修復し、様々な形式に対応しています。使い方も簡単なので、ぜひ試してみてください。