破損したWordファイル(.doc/.docx)を修復する方法を完全解説

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カテゴリ:ドキュメント修復|更新日:2024-12-11 18:30:32

必要なファイルを開いたときに「Word ファイルが破損しているため開くことができません」と出て焦ってはいませんか。Wordファイルが破損するにはさまざまな原因がありますが、修復する方法もあります。修復方法を知っておけば、破損トラブルがあった際に慌てずに済みます。

今回は、Wordファイルが破損する原因と修復する方法を紹介するので、参考にしてみてください。

パート1:Wordファイルが破損した原因

Wordファイルの破損の原因は、主に3つあります。

  • パソコンの空き容量が不足するとファイル保存エラーが発生する
  • Wordアプリケーションの異常終了
  • ウイルスまたはマルウェア
  • Wordファイルを扱う際には、上記3つに注意しましょう。ここでは、ファイルが破損する原因について、詳しく解説いたします。

原因1:パソコンの空き容量が不足するとファイル保存エラーが発生する

パソコンの空き容量が不足していると、ファイルは保存できません。Wordファイルを編集しているときは一時ファイルが保存されますが、その際に元のファイルと同じフォルダに置かれます。

ファイルを保存すると、同時に一時ファイルも保存されます。一時ファイルを保存するため、空き容量は、保存するファイルサイズの2倍以上にしなくてはいけません。

そのため、空き容量に余裕があると思っていたら、容量が不足していて保存エラーが発生するリスクがあるわけです。保存エラーが発生した際に、ファイルの中身が破損してしまう可能性があります。Wordファイルを保存するときは、空き容量を十分に用意しておきましょう。

原因2:Wordアプリケーションの異常終了

Wordの終了のしかたが良くないと、ファイルが破損するケースがあります。例えば、Wordファイルを保存するのを忘れて、そのままパソコンをシャットダウンしてしまうケースです。

次にWordファイルを開いたときに、破損していて開かない可能性があるわけです。ファイルに必要なデータがコンピューターに保存されないため、Wordファイルの破損に繋がります。Wordファイルを編集したら、忘れずに保存をしておきましょう。

原因3:ウイルスまたはマルウェア

ウイルスやマルウェアによって、Wordファイルが破損するケースもあります。悪意を持っている者が、Wordファイルを攻撃する可能性が考えられます。

ウイルスによって攻撃されると、ファイルが破損して開かなくなってしまうわけです。重要なファイルは、必ずバックアップを確保しておきましょう。

また、Wordファイルをわざと破損させる者もいます。その場合は、ファイルを保護してアクセスを制限しましょう。ファイルを保護する手順は以下の通りです。

  • まずは、リボンから「ファイル」を選択します。

    repair corrupted word file 1
  • その後、情報から「文書の保護」から「パスワードを使用して暗号化」を選択します。

    repair corrupted word file 2
  • 次に、任意のパスワードを設定してください。設定したパスワードを忘れると、文書を開けません。

    repair corrupted word file 3
  • 設定したパスワードをもう1度入力すれば、保護完了です。

    repair corrupted word file 4

パート2:破損したWordファイルを修復する方法3選

破損したWordファイルを修復する方法は3種類あります。修復方法を知っておけば、実際にファイルが破損したときに慌てずに対応できます。ファイルの修復方法を画像付きで説明するので、参考にしてみてください。

方法1:オンラインサイトで修復する

破損したWordファイルは、オンラインサイトで修復できます。特におすすめなのは、4DDiGというサイトのオンラインドキュメント修復です。無料で破損ドキュメントを修復できます。

  • まずは「オンラインドキュメント修復」から「ドキュメントファイルを追加する」を選びます。

    repair corrupted word file 5
  • 次に、破損しているファイルを選択してください。ここでは「会議資料」というファイルが破損しているとします。

    repair corrupted word file 6
  • ファイルを追加したら、以下のようにドキュメント修復中に入ります。

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しばらくすると、修復結果が表示されるので、ファイルをダウンロードしてお使いください。

方法2:Word文書修復ソフトで破損したWordファイルを修復

Word文書の修復ソフトを利用して、ファイルを修復できます。ソフトの中には無料でダウンロードできるものがあるため、いざ破損したときのためにダウンロードしておきましょう。ただし、ファイルの破損度合によっては、回復できない可能性があります。回復できないときは、あきらめてファイルを作り直さなくてはいけません。

Word文書修復ソフトであれば、弊社の4DDiG File Repairがおすすめです。ファイル修復機能にAIを搭載しているため、短時間で修復が可能です。破損したファイルは高確率で修復ができますので、一度お試しください。4DDiG File Repairの文書修復ソフトの使い方は、まずソフトを立ち上げるところから始まります。

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  • 4DDiG File Repairを起動します。プログラムのインターフェイスで、「ファイル修復」を選択します。

    破損したファイルを追加する
  • 「ファイルを追加する」ボタンをクリックし、破損したファイルを追加します。「修復開始」ボタンをクリックすると、プログラムは自動的にファイルを修復します。

    破損したファイルを修復する
  • ファイルの修復が完了すると、修復されたファイルをプレビューして、指定した場所に保存できます。

    修復されたファイルをエクスポートする
ヒント

上記の操作でファイル修復に失敗した場合は、「高度な修復」機能を選択して、より深い修復を行うことも可能です。

方法3:「開いて修復」機能で修復する

Wordにある「開いて修復」機能を使えば、ファイルを修復した状態で開けます。

  • まずリボンから「ファイル」を選択してください。

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  • その後「開く」から「参照」を選びましょう。

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  • 破損したWordファイルを選び、▼マークから「開いて修復」をクリックしてください。

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  • その後「修正個所の表示」ウィンドウが出てくるので、閉じてください。

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  • また、開いて修復をするときに「文書またはドライブのアクセス権を確認してください」と出てファイルを修復できないケースがあります。

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  • その場合は、破損したファイルを選ぶ際に「すべてのファイル」となっている場所を「ファイル修復コンバーター」に変えてください。

    その後に「開いて修復」を選べば、修復できる場合があります。

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さいごに

Wordファイルの破損には、空き容量の不足による保存エラーや、Wordアプリの異常終了が考えられます。そのため、Wordファイルの編集が終わった後は必ず保存をしておき、空き容量も確保しておきましょう。Wordファイルの修復には、オンラインサイトや修復ソフト、開いて修復の3種類があります。修理方法を覚えておけば、いざというとき対応できるため、覚えておきましょう。

修復ソフトの中には、当社の製品である4DDiG File Repairもあります。「ファイル修復」「ファイルを追加する」「修復開始」の3ステップでWordファイルの修復が完了するうえに、PDFやxlsxファイルなども修復可能です。

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加藤篤人 (編集者)

4DDiGの編集長として、データ復元、ファイル修復、重複ファイルの削除、パーティション管理、あらゆる種類のパソコンの問題に対するエラー修復など、Windows および Mac 関連の問題に対する最適な解決策を提供することに専念しています。

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