質問「急にエクセルが開かなくなってしまった!どうしたらいいの?」
「エクセルが開かない場合の解決策が知りたい!」
「エクセルが開かない!開いてもグレーになって何も表示されない!」
エクセルが急に開かなくなり、大事なデータが入っている場合、困った経験をしたことがあるでしょうか?
もしエクセルが開かなくなった場合、どうしたらいいのか、解決策が知りたいと思うかもしれません。この記事では、急にエクセルが開かなくなってしまった場合に、以上の悩みを解決します。
パート1:Excel(エクセル)ファイルが開かない時の原因
原因1:エクセル自身に不具合がある
エクセルが開かない原因として、そもそもエクセル自身に不具合がある可能性があります。例えば、パソコンのアップデートなどにより、エクセルに不具合が発生し、エクセルファイルが開けなくなることがあります。もしWindows10のパソコンでエクセルが開かないなら、最近のアップデートなどを確認してみてください。
原因2:エクセルファイルが破損している
特定のエクセルファイルが開かないときは、そのエクセルファイルが破損していることがほとんどです。エクセルファイルが破損する原因の1つとして、拡張子を変更されたことが挙げられます。
エクセルが開くことのできる拡張子は.xlsや.xlsxなどです。ファイル名を変更したときに、拡張子も間違えて変更してしまうと、エクセルファイルが破損し、開けないことがあります。
原因3:エクセルのアクセスに制限がある
パスワード設定やIRM(Information Rights Management)により、エクセルファイルへのアクセスを制限することができます。IRMとは「ファイルの暗号化を行い、権限のあるユーザーのみがファイルへのアクセス、閲覧、編集などをできるようにする仕組み」のことです。
例えば、企業が自社の社員のみに権限を付与すると、企業外の人にはアクセス権がなく、開けないことがあります。
パート2:Excel ファイルを開けない場合の一般的な解決策
対処法1:エクセルファイルのアクセス制限を確認する
まずは、エクセルファイルにパスワードやIRMによるアクセス権限が設定されていないか確認してください。 例えば、以下の画像のようにエクセルがグレーになり、シートが開かない場合、パスワードが設定されています。

パスワードがわからなければ、エクセルを開くことはできません。そのためパスワードを設定した担当者に聞くなどして、パスワードを知る必要があります。
対処法2:ファイル修復ツールで開かないエクセルファイルを修復するー4DDiG File Repair
破損したエクセルを簡単に修復したいなら「4DDiG File Repair」がオススメです。エクセルファイルはもちろん、Word、PPTX、PDFなど様々なファイルを復元することができます。複雑な手順もなくエクセルファイルの修復ができるので、まずは無料ダウンロードをしてお試しください。
4DDiG File Repairをインストールし、起動します。
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安全的なダウンロード
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プログラムのインターフェイスで、「ファイル修復」を選択します。
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「ファイルを追加する」ボタンをクリックし、破損したExcelファイルを追加します。「修復開始」ボタンをクリックすると、プログラムは自動的にファイルを修復します。
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ファイルの修復が完了すると、修復されたファイルをプレビューして、指定した場所に保存できます。
対処法3:「保護ビュー」で編集を有効にする
エクセルは開けるけど、「保護ビュー」で編集ができないことはありませんか? インターネットから入手したエクセルファイルにはウイルス感染の可能性があるため、自動的に編集ができない保護ビューで開かれてしまいます。
もし編集をしたい場合は、「編集を有効にする」をクリックします。クリックすることにより保護ビューが解除され、編集が可能になります。

対処法4:Officeアプリをセーフモードで起動する
Officeアプリにはセーフモードという機能があるのをご存じでしょうか?セーフモードではOfficeアプリの機能を制限し、最低限の機能だけでアプリを開くことができます。
今回はエクセルをセーフモードで起動する手順をご紹介します。
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左下にあるスタートボタンをクリックします。検索バーに「Excel」と入力してください。検索結果に表示されるエクセルを「ctrl」を押しながらクリックします。
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以下画像のようなポップアップが表示されましたら、「はい」をクリックします。
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エクセルが開かれ、「Microsoft エクセル(セーフモード)」と上のほうに表示が出ていればセーフモードでの起動が完了です。
対処法5:アドインを無効化する
アドインとはエクセルの機能を拡張することができるツールです。例えば分析ツールなどがあります。また、アドインをダウンロードして追加することも可能です。
非常に便利なツールではありますが、アドインの影響でエクセルが開けなくなることがあります。そのため、アドインを無効かすることでエクセルファイルが開かないことを改善できるのです。
アドインの無効化手順
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エクセルを開き、左下にある「オプション」をクリックします。
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左側にある「アドイン」をクリックします。管理が「Excel アドイン」になっていることを確認し、右側の「設定」をクリックしてください。
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有効なアドインに表示されているアドインのチェックをすべて外し、OKボタンをクリックします。
これでアドインの無効化は完了です。
パート3:Excelの画面がグレーになって開けない場合の解決策
対処法1:再表示を選択する
エクセルの機能に「表示をしない」というものがあります。表示しないを選択するとエクセルのデータがグレーになります。表示設定から簡単に修復すことができるので、以下の手順を試してみてください。
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エクセルの「表示」を選択し、「再表示」をクリックしてください。ウインドウの再表示というポップアップが表示されますので、再表示したいファイルを選択し、OKをクリックします。
これで再表示は完了です。
対処法2:Microsoft Excelを強制終了する
エクセルは「タスクマネージャー」を利用して、強制終了することができます。
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まずは「ctrl・shift・esc」を同時に押してタスクマネージャーを開きます。
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タスクマネージャーの「プロセス」から、エクセルを探し、エクセルの上で右クリックをしてください。ポップアップが表示されますので、「タスクの終了」をクリックします。
以上でエクセルの強制終了は完了です。
対処法3:Officeアプリを修復する
エクセルが開かなときに「Officeアプリ」自体を修復するとで、エクセルの破損が改善される可能性があります。Officeアプリの修復手順をご紹介します。
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設定を開き、左側の「アプリ」を選択します。アプリから「インストールされているアプリ」をクリックしてください。
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インストールされているアプリから「Microsoft Office Desktop Apps」を探してください。検索バーに「Microsoft Office」と入力すると簡単に見つかります。
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右側にある「…」をクリックします。ポップアップが表示されますので、「詳細のオプション」をクリックしてください。
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スクロールをしてリセット欄にある「修復」をクリックします。
以上で、Officeアプリの修復は完了です。
対処法4:改ページプレビューを閉じる
改ページプレビューとは、エクセルを印刷する際にどこでページが変更されるかを確かめながら編集できる機能のことです。
改ページプレビューが設定されていると、記載がない行や列がグレーアウトされてしまいます。解除したい場合は、表示タブを選択し「標準」をクリックしてください。

改ページプレビューが解除され、グレーアウトがなくなります。
対処法5:Dynamic Data Exchangeの設定を外す
Dynamic Data Exchange(DDE)とは様々なアプリの間でデータのやり取りをする仕組みです。DDEが設定されていると、エクセルのデータに干渉され、エクセルファイルが開けないことがあります。
そのため、エクセルに不具合がある際には、設定を外すことがオススメです。
DDEの設定を外す手順
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エクセルを開き、ファイルを選択します。そこから左下にあるオプションをクリックしてください。
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詳細設定を選択します。スクロールをして、全般という項目から「Dynamic Data Exchange(DDE)を使用する他のアプリケーションを無視する」のチェックを外してください。チェックが外れていることを確認し、OKをクリックします。
以上で完了となります。
さいごに
この記事では「Excel(エクセル)ファイルが開かない時の原因3選」と「Excel(エクセル)ファイルが開かない時の対処法10選」を解説しました。もしエクセルファイルが破損してしまっているのならば「4DDiG File Repair」を利用して修復するのがオススメです。
自己流で修復を試みるよりも、ファイル修復ソフトを利用するほうが、ファイルを修復できる確率は間違いなく高いと言えるでしょう。「4DDiG File Repair」は無料でダウンロードできるので、まずは試しに利用してみてください。
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