「MacでPSDファイルを開きたいのだけれど、どうすればいい?」「間違えて削除してしまった場合に、復元する方法はある?」と疑問に思っている方もいるかもしれません。
この記事では、PSDファイルを開き方と削除したPSDファイルをMacで復元する方法について解説しています。またPSDファイルの概要についても触れていますので、あわせて参考にして下さい。
Part1:PSDファイルとは何か
PSDファイルのPSDとは、Photoshop Data(フォトショップデータ)の略称。Adobe社が提供しているソフト「Photoshop」に対応しており、デザイナーにとっては馴染みのあるファイル形式です。MacBookでの拡張子は「.psd」になります。
PSDファイルの特徴
PSDファイルの特徴は、PNGファイルなどとは異なり、画像以外のデータも含まれていることです。解像度やレイヤー、スマートオブジェクト、著作権情報なども保存できるため、デザインなどで扱うファイルとしては最適。
しかしPSDファイルでは画像として活用することが難しいため、そういった場合には、PNGなどの画像ファイルに変換する必要があります。
Part2:PSDファイルの開き方
Photoshopを使っていない方からすると馴染みがないPSDファイルですが、ファイルの開き方は、主に3つあります。
1.PhotoshopでPSDファイルを開く
「Photoshop」が利用できる状況にあれば、PhotoshopでPSDファイルを開いてみましょう。しかし安いプランでも月額2,000円程度掛かりますので、ソフトを持っていないようでしたら、別の方法をお試し下さい。
- 「Photoshop」を起動します。
「開く」をクリックして下さい。
該当のPSDファイルを選択して「開く」をクリックすれば、手順は完了です。
2.GoogleドライブでPSDファイルを開く
Googleが提供している「Googleドライブ」を活用することにより、PSDファイルを開くことも可能です。Googleアカウントがあればログインすることにより、一定の容量までは無料で使えますので、ぜひお試し下さい。
しかしこの方法はPhotoshopのようにデータが扱えるというわけではなく、あくまでも画像のように開けるだけですので、注意が必要です。
- 「Googleドライブ」にアクセスします。
「新規」をクリックして下さい。
「ファイルのアップロード」をクリックします。
該当のPSDファイルを選択し「開く」をクリックすれば、手順は完了です。
3.GIMPなどの無料アプリでPSDファイルを開く
「GIMP」などの無料アプリをダウンロードすることにより、PSDファイルを開く方法もあります。様々な無料アプリがありますが、ここでは「GIMP」を活用し、PSDファイルを開く方法を紹介します。「GIMP」というアプリでは、PSDファイルを扱うことも可能です。
- 公式サイトから「GIMP」をインストールし、起動して下さい。
「ファイル」をクリックします。
「開く/インポート(O)…」をクリックして下さい。
「開く」をクリックすれば、手順は完了です。
Part3:Macで削除されたPSDファイルを復旧・復元する方法
MacでPSDファイルを削除してしまっても、復元する方法はあります。この記事では、MacでPSDファイルを削除してしまった場合に復旧・復元する方法を解説していますので、ぜひ参考にして下さい。
データ復元ソフト「4DDiG」で消えたPSDファイルを復元
データ復元ソフト「4DDiG」を活用することにより、消えてしまったPSDファイルの復元が可能です。無料でスキャン・プレビューできますので、復元できる見込みがあるかどうかを確認できます。Photoshopでの自動保存場所を忘れていても、問題ありません。
また業界トップクラスの復元率を誇っており、1,000種類以上のファイル形式に対応していますので、基本的にはどういったファイルでも復元可能です。またWindowsとMacに対応していますので、Windowsでも同様のデータ復元ソフトを使えます。
直感的な操作のしやすいシンプルなデザインですので、パソコンの操作が苦手な方でも、簡単にデータ復元が可能です。また日本語サポートも充実していますので、操作に不安がある方でも安心して利用できます。
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公式サイトからTenorshare 4DDiGをインストールし、ソフトを起動します。
無料ダウンロードPC向け
安全的なダウンロード
無料ダウンロードMAC向け
安全的なダウンロード
ローカルディスクを選択して、スキャンします。
一瞬間に消えたデータができました。スキャンできたファイルを選択し「復元」をクリックします。ファイルを確認するために、プレビュー・検索機能があるので、必要に応じて活用して下さい。
保存場所を選択します。以前保存してあった場所を選択すると上手く復元できませんので、注意が必要です。迷った場合はデスクトップ画面に復元される「Desktop」をオススメします。
この画面が表示されたら、手順は完了です。ちゃんと復元されているかどうか、確認しておくことをオススメします。
おわりに
以上、PSDファイルの概要やMacでPSDファイルを開き方、Macで削除したPSDファイルを復元する方法について解説しました。
PSDファイルは、Photoshopに対応しているファイル形式です。MacでPSDファイルの開き方は、Adobeが提供しているソフト「Photoshop」を活用することです。
削除したPSDファイルを復元するには、Mac対応のデータ復元ソフト「4DDiG」を利用するのがオススメ。簡単にデータを復元できますので、データ復元ソフトに迷ったら、これ一択です。