ワードで保存し忘れたWordファイルの復元方法

Wordファイルを保存し忘れた、保存せずに終了した、間違えて消してしまった、削除した、Wordファイルが消えたなどの場合、おすすめなのはデータ復元ソフトの利用です。

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カテゴリ:オフィス復元|更新日:2024-10-23 14:43:51

文章作成ソフトとして多くの人が利用しているワードですが、次のような経験をしたことはないでしょうか。Wordファイルを保存し忘れたり、保存せずに終了したり、間違えて消してしまったりしたこともあります。そのようなときは最初からWordファイルを作り直すというのも大変です。

そこで知っておきたいのが保存し忘れたWordファイルの復元方法です。いくつか方法が用意されているので、試してみると、うまく復元できることがあります。その方法をご案内しましょう。

保存せずに終了したWordファイルは復元可能?

保存し忘れたWordファイル、保存せずに終了したWordファイルは復元できるのでしょうか。答えは、「可能な場合がある」です。

いくつかの方法を行うことで、復元される可能性は高いです。万一Wordファイルを保存し忘れた、保存せずに終了した、間違えて消してしまった、削除した、Wordファイルが消えたなどの場合は、以下に述べる方法のいずれかを試してみてください。ファイルが復元されて、また元のように編集などができるようになることがあります。

保存し忘れたワードファイルの復元方法

ここでは、ワードで保存し忘れたWordファイルの復元方法を解説していきます。

方法1.Officeの自動保存から保存し忘れたワードを復元する

Officeには自動保存という機能があり、この機能の履歴を使って保存し忘れた、保存せずに終了した、間違えて消してしまった、削除したWordファイルを復元できることがあります。

自動保存は初期値では10分ごとにファイルを保存することになっていますが、分数は自由に変更できます。

Officeの自動保存場所からWordファイルを復元する手順は以下の通りです。

  • ワードを開いて、[ファイル]タブを開き、[開く]⇒[保存されていない文書の回復]へと進む

    「保存されていない文書の回復」を選択する
  • 自動保存されたファイルの一覧が表示されるので、復元したいファイルを選んで、[開く]ボタンを押す

    [開く]ボタンを押す
  • 必要に応じて復元したファイルを保存してください

方法2.Wordのバックアップファイルから間違って消したワードを復元する

Wordのバックアップファイルを検索し、保存し忘れた、保存せずに終了した、間違えて消した、削除した、消えたWordファイルを復元する方法もあります。[バックアップ コピー]オプションを選択している場合は、ファイルのバックアップ コピー履歴がある可能性があります。

そこでまず、「バックアップ コピー」オプションがオンになっているか確認する方法を説明しましょう。

  • Wordを開いて、[ファイル]⇒[オプション]⇒[詳細設定]へと進む

  • 詳細設定画面を下の方にスクロールし、[保存]欄の[バックアップファイルを作成する]にチェックを入れて、[OK]ボタンを押す

    [バックアップファイルを作成する]にチェックを入れる

これでWordのバックアップファイル履歴を作成できるようになり、Wordファイルを保存せずに閉じた、間違えて消してしまった、削除した、Wordファイルが消えたなどの場合に復元可能となります。

続いて、バックアップファイルの保存場所からの復元手順を解説します。

  • エクスプローラーを開き、左側の[PC]タブを選ぶ

  • 右上の検索欄に[.wbk]と入力し、保存されているwbkファイルがすべて表示されるので、その中から選んで右クリックで開く

    wbkファイルが表示される
  • wbkファイルを開いたら、[ファイル]⇒[名前を付けて保存]へ進み、保存場所を選択して、紛失または削除したドキュメントを復元する

    名前を付けて保存

方法3.自動回復用のファイルから保存せずに終了したWordを復元する

自動回復用のファイルから保存せずに終了した自動保存のWordを復元するという方法もあります。手順は以下の通りです。

  • Wordを開き、[ファイル]⇒[情報]⇒[文書の管理]⇒[保存されていない文書の回復]へと進む

    保存されていない文書の回復
  • 保存されていないファイルが表示されるので、選んで開く

    ワードファイルを選択

方法4.一時ファイルから未保存のワードファイルを復元する

Wordの一時ファイルから検索をして、保存し忘れた、保存せずに終了した、間違えて消してしまった、削除したなどのファイルを復元する方法もあります。一時ファイル名の拡張子は「.tmp」です。tmpファイルの復元手順を見てみましょう。

  • Wordを開き、[ファイル]⇒[開く]⇒[保存されていない文書の回復]まで進む。

    保存されていない文書の回復
  • 復元するワードファイルを選択して開き、保存する

    ワードファイルを選択

方法5.データ復元ソフト4DDiGで未保存のワードを復元する

Wordファイルを保存し忘れた、保存せずに終了した、間違えて消してしまった、削除した、Wordファイルが消えたなどの場合、おすすめなのはデータ復元ソフトの利用です。データ復元ソフトで簡単に未保存のデータやファイルの復元ができるようになります。

そんなデータ復元ソフトの中で今回紹介するのが「Tenorshare 4DDiG」です。復元成功率は99%。ほぼ確実にWordファイルの復元もできますから、頼もしいです。ぜひお使いになってください。

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  • スキャン対象を選択:

    Tenorshare 4DDiGが起動後の画面で、復元したいデータが存在するドライブやパーティションを選択します。「スキャン」をクリックします。

    ハードディスクをスキャン
  • Wordファイルをプレビュー:

    しばらく待つと、指定した場所にあるすべてのファイルが表示されます。復元前にプレビュー機能を提供します。ドキュメント、写真、ビデオ、ムービー、オーディオ、音楽など、さまざまなファイルをプレビューできます。

    Wordファイルをプレビュー
  • Wordファイルを復元:

    右下の「復元」をクリックし、復元したWordファイルの保存場所を選択し、例えばOneDriveまたはGoogle Driveなどのクラウドディスクに保存することを検討してください。

    ファイルを復元
    注意:

    保存パスを元の場所を選択すれば、データが上書きして復元できない恐れがあります。

まとめ

今回は、Wordファイルを保存し忘れたなどの場合にどのように復元をすればいいのか、具体的な方法を解説しました。

Wordファイルの保存をせずに閉じてしまったら、もう復元できないのかと諦める必要はありません。いくつもの未保存からの復元方法も用意されているし、データ復元ソフトもありますから、まずはトライしてみましょう。データ復元ソフトでは、「Tenorshare 4DDiG」がおすすめです。消えたWordファイルなどを簡単に復元できるほか、無料版も用意されています。「しまった」と焦る前に、「Tenorshare 4DDiG」を用意しておけば、安心です。

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加藤篤人 (編集者)

4DDiGの編集長として、データ復元、ファイル修復、重複ファイルの削除、パーティション管理、あらゆる種類のパソコンの問題に対するエラー修復など、Windows および Mac 関連の問題に対する最適な解決策を提供することに専念しています。

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