Wordには、「読み取り専用」にする機能があります。読み取り専用になっているWordは、解除しないと編集した内容を保存できません。元のワードファイルを残しておきたい、勝手に編集されるのを防ぎたい場合に、読み取り専用を設定します。

今回は、Wordの読み取り専用を解除する方法と、読み取り専用を解除できない場合の対処法についてご紹介いたします。

  1. Part1:ワード/wordの読み取り専用を解除する方法
  2. Part2:ワードの読み取り専用を解除できない場合の対処法
  3. Part3:まとめ

Part1:ワード/wordの読み取り専用を解除する方法

     
  1. ワードファイルを右クリックし、「プロパティ」をクリックします。

    プロパティ
  2.  
  3. 下側にある「読み取り専用」のチェックを外して「適用」か「OK」をクリックします。

    wordの読み取り専用を解除

パスワードがかかっている場合、読み取り専用の解除方法は以下の通りです。

     
  1. ワードファイルを開き、「校閲」タブの「保護」 > 「編集の制限」をクリックします。

    編集の制限
  2.  
  3. 「保護の中止」をクリックすると、「文書保護の解除」画面が出るため、パスワードを入力して「OK」をクリックします。

Part2:ワードの読み取り専用を解除できない場合の対処法

ワードの読み取り専用を解除できないケースと、それに対する対処法を見ていきましょう。

1.書き込み不可のメディアにあるファイル

書き込み不可のCDやDVD、またはロックのかかったUSBやSDカードにあるファイルなどは、読み取り専用を解除できません。別のドライブにコピーを作成して編集しましょう。

2.プレビュー機能が有効になっている

Windowsのプレビュー機能が有効の場合、読み取り専用を解除できない場合があります。ワードファイルがあるフォルダを開き、「表示」タブの「プレビュー ウィンドウ」をクリックすると、ONとOFFが切り替えられます。

プレビュー機能が有効になっている

3.保護ビューになっている

ネットからのダウンロードやメールの添付ファイルなど、開くとウイルス感染のリスクがあるファイルは、最初に読み取り専用の保護ビューで表示されます。

開いたときにファイル上部に黄色いバーが表示されている場合は、「編集を有効にする」をクリックすると保護ビュー(読み取り専用)が解除されます。

編集を有効にする

また、お使いのウイルス対策ソフトによって保護ビュー(読み取り専用)になっている可能性があります。その際は、ウイルス対策ソフト側の設定を変更して、読み取り専用でワードを開かないようにする必要があります。

4.ストレージ容量がいっぱい

ストレージの空き容量がないと、さまざまな不具合が発生します。不具合のひとつに、読み取り専用が解除できないケースがあります。

不要なファイルを削除する、他のストレージにデータを移行するなどで、ストレージの容量に余裕を持たせてみてください。

5.共有ファイルを他の人が開いている

共有フォルダにあるファイルに複数の人がアクセスしていると、後からアクセスした人は読み取り専用でしか開けません。相手にファイルを閉じてもらうか、相手側が読み取り専用で開いてもらうことで編集できます。

6.Officeのライセンス切れ

Officeのライセンス切れは編集できないため、自動的に読み取り専用でしか開けません。これまで通り使うには、ライセンスを継続しましょう。

7.Wordファイルの破損、その他

上記6つの原因と対処法に当てはまらない場合、Wordファイルの破損など倫理障害が考えられます。この場合、Wordファイルを復元することでエラーを解消し、読み取り専用を解除できます。

8.Wordファイルを復元する

Wordファイルの復元には、データ復元ソフト4DDiGを使用します。

4DDiGは、誤って削除したデータから、システムクラッシュ、フォーマット、データの破損、悪質なウイルスなどで失ったデータまで復元できる強力なソフトです。Wordファイルだけでなく、1000種類を超えるファイル形式に対応しています。

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Windows向け

安全的なダウンロード

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  1. ハードディスクをスキャン:

    Tenorshare 4DDiGの公式ウェブサイトからソフトウェアをダウンロードし、パソコンにインストールします。プログラムが起動後の画面で、「ドライブ」を選択して、復元したいWordが存在するドライブやパーティションをスキャンします。

    ハードディスクをスキャン
  2. Wordファイルをプレビュー:

    しばらく待つと、指定した場所にあるすべてのファイルが表示されます。復元前にプレビュー機能を提供します。写真、ビデオ、ムービー、オーディオ、音楽、ドキュメントなど、さまざまなファイルをプレビューできます。

    Wordファイルをプレビュー
  3. Wordファイルを復元:

    右下の「復元」をクリックし、復元したWordファイルの保存場所を選択し、例えばOneDriveまたはGoogle Driveなどのクラウドディスクに保存することを検討してください。

    Wordファイルを復元
    注意: 保存パスを元の場所を選択すれば、データが上書きして復元できない恐れがあります。

Part3:まとめ

Wordの読み取り専用を解除する方法と、読み取り専用を解除できない場合の対処法についてご紹介しました。基本的には、今回ご紹介した方法で読み取り専用を解除できます。それでも読み取り専用を解除できない場合、Wordファイルの破損などが考えられるため、4DDiGで簡単にWordファイルを復元しましょう。

4DDiG - Mac/Windows Data Recovery

Tenorshare 4DDiG データ復元

4DDiGは、Windows / Macコンピューターで誤って削除されたWord、Excel、PowerPoint、メモ帳ファイルを復元できます。

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