【PowerPoint】自動保存したパワーポイントファイルの復元と復元できない場合の対処法

パワーポイントファイルには自動保存機能があります。編集作業中に保存を忘れてしまっても、この機能を使えば復元できる可能性があります。もしできなくても、データ復元ソフトを使う手段もあります。

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カテゴリ:オフィス復元|更新日:2025-02-08 10:38:31

プレゼン資料を作成するうえで欠かせないソフトウェアといえば、やはりPowerPoint(パワーポイント、パワポ)です。パワーポイントには自動保存機能がありますので、長時間かけて作成したスライドをうっかり保存せずに終了してしまっても復元できる可能性があります。

今回の記事ではパワーポイントの自動保存機能の仕組みや設定方法、復元の手順だけでなく、自動保存でもファイルを復元できない場合の対処法について詳しく解説します。

自動保存とは?

パワーポイントを含むOffice製品には、作業内容を定期的にバックアップとして保存してくれる「自動保存」という機能があります。この機能が有効になっていると、編集中に自動でファイルのバックアップが保存されます。

PCが突然フリーズしたり、ソフトが強制終了したときなどに自動保存されたデータを基にファイルを復元できる可能性があります。このバックアップデータは通常とは別のフォルダーに保存されることが多いので、あらかじめパワーポイントが自動保存される場所を把握しておけば、いざというときにスムーズに探し出すことができます。

パワーポイントの自動保存機能が正しく動作するためには、一定の条件や設定が必要です。デフォルトでは自動保存が有効になっているケースが多いですが、バージョンや環境によっては無効になっていることもあります。したがって、まずはパワーポイントの自動保存設定を確認しましょう。

なお、自動回復用データの保存時間の間隔や場所は「ファイル」>「オプション」>「保存」で設定の確認、変更ができます。

自動回復用データの保存時間

自動保存されたパワーポイントファイルの復元方法

パワーポイントの自動保存が有効になっていると、ファイルが予期せず閉じられたときやアプリがクラッシュしたときに、次回起動時に復元を促すメッセージが表示されることがあります。

この際に表示される回復作業ウィンドウから該当するファイルを選択して開けば、自動保存された最新のバックアップデータをもとに編集を再開できます。

パワーポイントを再起動後「ファイル」>「情報」>「プレゼンテーションの管理」>「保存されていないプレゼンテーションの回復」から、未保存のファイルを復元可能です。

「保存されていないプレゼンテーションの回復」をクリック

自動保存で復元できない場合の対処法

つねに自動保存の恩恵を受けられればいいのですが、自動保存のファイルが存在せず復元に失敗する場合があります。

しかし、そうした場合でもデータ復元ソフトを使えばまだ取り戻せるチャンスはあります。そして数あるデータ復元ソフトの中でも一番オススメできるのが、シンプルな操作性と高い復元率を誇るTenorshare 4DDiGです。

「Tenorshare 4DDiG」は、PowerPointの自動保存機能が無効になっても、保存していないファイルの復元が可能です。

「Tenorshare 4DDiG」は、PowerPointだけでなく、WordExcelで自動保存していないファイルを復元させることができます。

パワーポイントを復元

安全なダウンロード

パワーポイントを復元

安全なダウンロード

  • Tenorshare 4DDiG を起動し、パワーポイントのファイルが存在するハードディスクまたはパーティションを選択し、スキャンします。

    外付けHDDをスキャン
  • しばらく待つと、自動に保存していないパワーポイントが表示されます。復元前に、PowerPoint、Word、Excel、PDFなどのファイルをダブルクリックすることによりプレビューが可能です。

    パワーポイントのファイルをプレビュー
  • 復元したいパワーポイントのファイルを選択し、保存場所を選択します。例えばOneDriveまたはGoogle Driveなどのクラウドディスクに保存することを検討してください。

    パワーポイントのファイルを復元
    注意:

    保存パスを元の場所を選択すれば、データが上書きして復元できない恐れがあります。

パワーポイントを復元できない場合に考えられる原因

パワーポイントの自動復元機能に期待していても、場合によってはファイルが復元できていないことがあります。代表的な原因として、以下の点があげられます。

  • 自動保存の設定が無効になっていた
  • バックアップファイルが消去されている
  • ファイルが上書きされている
  • PCクラッシュや終了タイミングが自動保存の間隔より短かった

パワーポイントの自動保存に関するよくあるご質問

パワーポイントの自動保存機能に関して、ユーザーからよく寄せられる疑問や悩みについてQ&A形式でまとめました。

質問1.パワーポイントの自動保存先はどこですか?

一般的には、以下のパスに自動保存ファイルが置かれていることが多いです。

C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Microsoft\PowerPoint\

ただし、Officeのバージョンや個別の設定によって保存先が異なる場合もあります。

質問2.パワーポイントの消えたファイルはどこにありますか?

自動保存先の回復用ファイルにデータが残されているはずです。ただ回復ウィンドウからファイルを選択しなかったり、再起動を繰り返したりするとファイルが削除されることもあります。

質問3.保存せずに消したパワーポイントは復元できますか?

自動保存が有効になっていれば、次回の起動時に復元できる可能性があります。さらに自動保存が働いていなかった場合でも、データ復元ソフトを利用すればバックアップフォルダや一時ファイルから復元を試みることができます。

まとめ

パワーポイントを使っていると、思いがけないタイミングでソフトがクラッシュしたりPCが落ちたりすることがあります。そんなときでも自動保存機能が設定されていれば、ファイルを短時間で復元できるかもしれません。

もし自動保存されたデータが見当たらない場合は、Tenorshare 4DDiGを試してみることをおすすめします。無料でスキャンして、復元できるファイルの有無を確認できます。初めてでも使いやすい作りで、パワポ以外のファイルにも対応しています。いざという時にはぜひこのソフトの存在を思い出してください!

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加藤篤人 (編集者)

4DDiGの編集長として、データ復元、ファイル修復、重複ファイルの削除、パーティション管理、あらゆる種類のパソコンの問題に対するエラー修復など、Windows および Mac 関連の問題に対する最適な解決策を提供することに専念しています。

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