【完全ガイド】Windows 10/11でISOファイルをDVDに書き込む方法

データ復元ソフトの「Tenorshare 4DDiG」は高精度でファイルの復元が可能なツールであり、幅広い種類のファイルに対応しています。ISOの復元にも対応しているため、誤って削除した場合におすすめです。

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カテゴリ:Windows修正|更新日:2025-03-10 17:56:17

ISOファイルをDVDに書き込みたいならば、Windows 10/11の標準機能を利用しましょう。あるいは、フリーソフトをインストールするという選択肢もあります。本記事では、Windows 10/11でISOファイルをDVDに書き込む方法について、詳しく解説します。

ISOファイルとは?

ISOファイルとはCDやDVD、Blu-ray Discなどの内容を1つのファイルにまとめたものです。ISOファイルをDVDに書き込むことで、元のディスクの複製やバックアップを行えます。

たとえば、趣味で作成したDVDからISOファイルを取り出して、ISOファイルを空のDVDに書き込んで周りの人に配布することが可能です。思い出の写真や動画をDVDに焼く、友人とのデータのやり取りをするなど、さまざまな目的にISOファイルは利用されます。

ISOファイルをDVDに書き込む方法

ISOファイルをDVDに書き込むには、Windows 10/11の標準機能を利用するか、フリーソフトを活用するという2つの方法があります。それぞれの方法について詳しく紹介します。

Windows10標準機能でISOファイルをDVDに書き込む

Windows10には標準機能でISOファイルをDVDに書き込む機能が用意されています。

手順は以下の通りです。

  • ISOファイルを右クリックして、メニューの中から「ディスクイメージの書き込み」を選ます。ただし、右クリックのメニュー内にないケースがあるため、その場合は「プログラムから開く」から探しましょう。
  • 「Windows ディスク イメージ書き込みツール」が起動するため、書き込み用ドライブを選んでから「書き込み」ボタンをクリックします。
  • DVDへの書き込みには時間がかかるため、作業が完了するまで待ちます。完了後は正常に書き込まれたか確認しましょう。

Windows11標準機能でISOファイルをDVDに書き込む

Windows11にも標準でISOファイルをDVDに書き込むツールが用意されています。以下では具体的な手順を紹介します。

  • 目的のISOファイルを選択するとフォルダメニュー内に「ディスクイメージツール」と表示されます。「ディスクイメージツール」をクリックし、表示されたボタンの中から「書き込み」をクリックしましょう。 ISOファイルを選択
  • ディスクイメージツールが起動するため、利用するディスクドライブを選択してから、画面の下にある「書き込み」をクリックします。 「書き込み」をクリック
  • 「書き込み」ボタンをクリックすると自動的にDVDへの書き込みがスタートするため、作業が完了するまで待ちましょう。

フリーソフトの「ImgBurn」でISOファイルをDVDに書き込む

「ImgBurn」はISOファイルの書き込みだけではなく、ディスクからイメージファイルの作成やディスクのベリファイ、ファイル/フォルダの書き込みにまで対応したフリーソフトです。フリーでありながら多機能で高性能なツールとして評価が高いです。

「ImgBurn」を利用する手順を紹介します。

  • 「ImgBurn」を起動してメニューから「write image file to disc」を選びましょう。海外製のフリーソフトであり、日本語には非対応です。日本語化ファイルが配布されているのですが、非公式のもののため注意しましょう。機能を示すアイコンが表示されているため、英語が苦手な方でも直感的に利用できます。 「write image file to disc」を選ぶ
  • 「Source」からISOファイルを選び、「Destination」からDVDドライブを選びます。「Test Mode」にチェックを入れると、事前にテストしてくれるため、エラーが心配な場合はチェックを入れましょう。「Verify」はファイルの整合性をチェックする機能であり、通常は省略しても問題ありません。

    画面の左下にあるボタンを押すと書き込みがスタートします。

    「Test Mode」にチェックを入れる
  • 作業が終わった後はディスクを取り出せるため、問題がないか確認しましょう。

【豆知識】Windows10/11で消えたISOファイルを復元する方法

Windows10/11で誤ってファイルを削除してゴミ箱を空にしてしまった場合でも、ファイルの復元は可能です。データ復元ソフトの「Tenorshare 4DDiG」を利用すれば、消えたファイルを高い精度で復元できます。

データ復元ソフトの「Tenorshare 4DDiG」は高精度でファイルの復元が可能なツールであり、幅広い種類のファイルに対応しています。ISOの復元にも対応しているため、誤って削除した場合におすすめです。

以下では、実際に「Tenorshare 4DDiG」を使ってファイルを復元する手順を紹介します。

ISOファイルを復元

安全なダウンロード

ISOファイルを復元

安全なダウンロード

  • Tenorshare 4DDiG を起動し、削除したISOファイルが存在するハードディスクやパーティションを選択し、スキャンします。

    ハードディスクをスキャン
  • しばらく待つと、消してしまったISOファイルが表示されます。復元前に、写真、ビデオ、ムービー、ドキュメントなどのファイルをダブルクリックすることによりプレビューが可能です。

    ファイルをプレビュー
  • 復元したいISOファイルを選択し、保存場所を選択します。例えばOneDriveまたはGoogle Driveなどのクラウドディスクに保存することを検討してください。

    ファイルを復元
    注意:

    保存パスを元の場所を選択すれば、データが上書きして復元できない恐れがあります。

ISOをDVDに書き込む時起こりやすいトラブルと対策

ISOファイルをDVDに書き込む際には、書き込みエラーが発生するトラブルは起こりやすいです。トラブルが起こる原因と対策を以下にまとめました。

  • トラブルの原因
  • 対策
  • 元のファイルに問題がある
  • ISOファイルを作り直す
  • ディスクが汚れている
  • 柔らかい布で汚れを拭き取る
  • ディスクの品質が悪い
  • 安価なディスクを避けて信頼できるブランドのディスクを選ぶ
  • ドライブとソフトの相性が悪い
  • DVDドライブやソフトの組み合わせを変える

ISOファイルかDVD、あるいはDVDドライブのいずれかに問題がある場合が多いです。トラブルの原因を探り出して対策を取りましょう。

まとめ

ISOファイルをDVDに書き込むには、Windows標準の機能を利用するか、フリーソフトを活用しましょう。書き込みの際にトラブルが発生する場合は、本記事で紹介した方法で対処できます。

また、誤ってISOファイルを削除した場合はデータ復元ソフト「Tenorshare 4DDiG」の利用を推奨します。もしもの場合には、ぜひ試してみてください。

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村上星奈 (編集者)

データ回復、Windows および Mac 関連の問題に関する執筆を専門としており、多くの人々にコンピュータの問題に対する効果的な解決策を提供してきました。

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