拡張子XMLファイルが開けない時の対処法

XMLファイルはシンプルで分かりやすい形式が特徴ですが、開けない場合もあります。今回は、XMLファイルが開けないときの原因と対処法を解説!データのやりとりをスムーズにするための方法を詳しく紹介します。

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カテゴリ:ファイル修復|更新日:2024-12-28 16:51:37

.XMLという拡張子を持つXMLファイルは、シンプルでわかりやすい記述形式が特徴で、データのやりとりに広く使われています。しかし、時にはXMLファイルを開けずに困ることもあります。「どうすれば開けるのか?」と悩んだ経験がある方も多いでしょう。

そこで今回は、開けないXMLファイルの解決方法をご紹介します。これを試せば、XMLファイルが開けるようになり、データのやりとりもスムーズに進めるようになるでしょう。

拡張子XMLファイルの紹介とその特徴

拡張子XMLファイルは正式名称を「Extensible Markup Language」といい、データのやりとりや管理を容易にできるテキストドキュメントです。文章の見た目や構造を記述するためのマークアップ言語になっています。XMLファイルの特徴を挙げてみましょう。

  • 記述形式がシンプルで分かりやすい
  • 記述方式が世界で統一され、どのコンピューターシステムでも活用できる
  • 一度作成したファイルは異なるアプリケーションでも共有ができる
  • タグは自由に決められ、構造化できる

XMLファイルが開けない原因とは?

拡張子XMLのファイルが開けない原因を説明しましょう。

  • ①ファイルが破損している:XMLファイルが破損していれば、開くことはできません。。この場合、破損したXMLファイルを修復すると、開けるようになる場合があります。
  • ②ファイルの文字コードに問題がある:XMLファイルの基本の文字コードはUTF-8かUTF-16です。これなら開くことができますが、他の文字コードになっていると、開けないことがあります。
  • ③ブラウザやエディタの設定に問題がある:ブラウザやXMLエディタの設定如何で、XMLファイルが開いたり開かなかったりすることがあります。
  • ③適切なプログラムがインストールされていない:XMLファイルはいくつかのプログラムで開くことができますが、適切なプログラムがインストールされていないと、開けません。

XMLファイルが開けない時の最適解!簡単に試せる対処法

拡張子XMLファイルが開けないとき、どのように開けばいいでしょうか。その方法をご案内しましょう。

対処法1:XML専用エディタやビューアで開く(例:Notepad++、Visual Studio Code)

XML専用エディタやビューアーを使えば、XMLファイルを開ける場合もあります。「Notepad++」や「Visual Studio Code」などです。ここでは「Notepad++」の使い方を説明しましょう。

  • 公式サイトからダウンロードする

  • 「ファイル」⇒「開く」からXMLファイルを選び、読み込む

    XML専用エディタやビューアで開く

対処法2:拡張子が正しく「.XML」になっているか確認し、必要に応じて修正する

ファイルの拡張子が本当に「.XML」になっているか確認しましょう。エクスプローラーで確認できます。もし、「.XML」になっていない場合は、修正をします。拡張子の修正方法は以下の通りです。

拡張子が正しく「.XML」になっているか確認
  • ファイルを右クリックし、「名前の変更」を選ぶ

  • ファイル名の末尾にある拡張子を変更する

  • 「変更しますか」で「はい」を押す

対処法3:ブラウザやアプリケーションの設定を確認する

XMLファイルが開けない場合は、ブラウザやアプリケーションの設定を確認してみましょう。ここでは、Microsoft Edgeでの設定方法を紹介しましょう。

  • 右上の「メニュー」アイコンをクリックし、「設定」を選択

  • 「既定のブラウザ」を選択し、「Internet Explorer モードでサイトの再読み込みを許可」を「許可」に設定、「再起動」を押す

    Internet Explorer モードでサイトの再読み込みを許可
  • XMLファイルを開き、「Internet Explorer モードで再読み込み」を選択

    Internet Explorer モードで再読み込み

対処法4:ファイル修復ソフトで修正する

XMLファイルが破損して開けない場合、ファイル修復ソフトを使うことで、再び開けるようになることがあります。多くの修復ソフトがありますが、ここでは「4DDiG File Repair」をご紹介します。このソフトは、さまざまなファイルを簡単かつ完全に修復でき、XMLファイルの破損やエラーも修復可能です。

使い方も簡単で、数回のクリックで修復が完了します。修復後のXMLファイルは、元の状態で開けるようになります。XMLファイルが開けない方は、ぜひ「お試しください。

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  • 4DDiG File Repairを起動します。左側のメニューバーの「ファイルの修復」タブをクリックします。次に、「ファイル修復」を選択します。

    「ファイル修復」を選択する
  • 「ファイルを追加する」ボタンをクリックし、破損したファイルを追加します。

    破損したファイルを追加する
  • 「すべてを修復」ボタンをクリックすると、プログラムは自動的にファイルを修復します。

    破損したファイルを修復する
  • ファイルの修復が完了すると、修復されたファイルをプレビューして、指定した場所に保存できます。

    修復されたファイルをエクスポートする
ヒント

上記の操作でファイル修復に失敗した場合は、「高度な修復」機能を選択して、より深い修復を行うことも可能です。

対処法5:XMLファイルをPDFに変換する

XMLファイルが開けない場合、pdfに変換すると開けるようになることがあります。その方法を紹介します。いくつか方法がありますが、ここではMicrosoft Wordを使ったとします。

  • Microsoft Wordを開き、「ファイル」メニューから「開く」 を選択して、XMLファイルを開く

    WordでXMLを開く
  • ファイルを編集し、必要に応じてスタイルやレイアウトを調整する

    WordでXMLを編集
  • 「ファイル」メニューから 「名前を付けて保存」 を選択し、保存形式をPDFに指定して保存する

  • これで開くようになるか確認してください

XMLファイルに関するよくある質問とその解決法

拡張子XMLファイルに関してよくある質問が寄せられているので、回答しましょう。

質問1:XMLファイルをどうやって開きますか?

XMLファイルの基本的な開き方は以下の通りです。

  • エクスプローラーでXMLファイルを選択し、右クリックし、「プログラムから開く」を表示させる

  • 「プログラムから開く」をクリックし、お好きなプログラムを指定すれば、XMLファイルが開ける

質問2:エクセルでXMLファイルを開くには?

エクセルでXMLファイルを開く方法は以下の通りです。

  • エクセルを開いて、「ファイル」メニュー⇒「開く」をクリック

  • 「参照」を選択

  • XMLファイルを探して、「開く」をクリックすれば、開ける

最後に

今回は、拡張子XMLファイルが開けないときの開き方を解説しました。XMLファイルが開けない原因はいくつか考えられますが、正しい手順を踏むと、開けるようになることがあるので、試してみてください。

XMLファイルの破損で開けないというのなら、記事で紹介した修復ソフトを使ってみてください。カンタン気軽にXMLファイルの修復ができ、修復結果も満足できるでしょうから、使ってみる価値は大いにあります。

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加藤篤人 (編集者)

4DDiGの編集長として、データ復元、ファイル修復、重複ファイルの削除、パーティション管理、あらゆる種類のパソコンの問題に対するエラー修復など、Windows および Mac 関連の問題に対する最適な解決策を提供することに専念しています。

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