Web制作などに使用されるXMLファイルを閲覧したり、編集したりしたい場合はどうすれば良いのでしょうか?最新のバックアップをしておらずXMLファイルが壊れて読み込みできない場合、復元は可能なのでしょうか?
今回はそんなXMLファイルの疑問やお悩みにお答えいたします。
Part1:XMLファイルとは?
XMLは、Extensible Markup Language(拡張可能なマークアップ言語)の略です。マークアップ言語とは、文章の見た目や構造、文字の修飾情報などを記述するための言語です。
Webページの作成などに使用されるHTMLは聞いたことがある人も多いかと思いますが、HTMLとXMLはどちらもマークアップ言語のひとつです。
HTMLに比べXMLは、書いてあるデータの意味がわかりやすい記述形式、拡張性が大きいといったメリットがあり、データのやり取りや管理を簡単に行うことができます。
Part2:XMLファイルを復元する方法
XMLファイルを誤って消してしまった、XMLファイルが破損して開けなくなった場合、復元は可能なのでしょうか?
ここでは、おすすめの復元ソフト「4DDiG」をご紹介します。データ復元ソフトなら何でも良いわけではありません。復元率の高いソフトを使用しないと、かえって取り返しのつかないファイル破損を招く可能性があるからです。もちろん、拡張子.xmlのファイルにも対応できるソフトを選ぶ必要があります。
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4DDIGデータ復元ソフトをインストール、起動します。
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ファイルが失われた場所を選択して、右下にある「スタート」をクリックすると、ファイルがスキャンされます。
そこから復元したいデータを選択していきましょう。復元するデータの選択が終わったら、画面の右下にある「復元」をクリックします。
データの選択が終わったら、動画面右下にある「復元」をクリックしてください。あとは自動的にデータが復元されます。
注意:: 保存パスを元の場所を選択すれば、データが上書きして復元できない恐れがあります。
Part3:XMLファイルの開き方
ここでは、XMLファイルの開き方をご紹介します。
1. テキストエディターでXMLファイルを開く
テキストエディターのウィンドウにXMLファイルをドラッグ&ドロップするか、開きたいXMLファイルを右クリックして「プログラムから開く」でお持ちのテキストエディターを選択します。
テキストエディター上でXMLファイルを直接編集することも可能です。
2. ブラウザでXMLファイルを開く
Google ChromeやMozilla FirefoxなどのブラウザにXMLファイルをドラッグ&ドロップしても、XMLファイルを開くことができます。ブラウザの場合はXMLファイルの閲覧のみで、編集はできません。
3. エクセルでXMLファイルを開く
Excelを起動したら、「ファイル」タブ > 左側メニューの「開く」から「このPC」か「参照」で開きたいXMLファイルを選択します。または、XMLファイルをExcelウィンドウ内にドラッグ&ドロップして開きます。
「XMLを開く」ウィンドウが表示されるので、「XMLテーブルとして開く」を選択して「OK」をクリックします。これでXMLファイルの閲覧も編集も可能になります。
Part4:PDFをXMLファイルに変換する方法
PDFファイルをXMLファイルに変換するツール例としては、「Doxillion」などがあります。
これでXMLファイルの編集などもできるようになります。「PDF XML 変換」などとネット検索すると、かなり多くのオンライン変換ツールがヒットしますが、セキュリティの観点からソフトウェアを使用した方が無難です。
Part5:まとめ
今回は、XMLファイルの説明と復元方法、閲覧や編集のためにXMLファイルを開く方法をご紹介しました。Web制作などに用いられるXMLファイルですが、特殊なソフトは必要なくテキストエディターやエクセルなどで閲覧と編集が可能です。また、データ復元ソフト4DDiGはXMLファイルにも対応しており、万が一消えたり破損したりしても安心です。