Windows11/10でBitLockerパスワードを変更する手順

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カテゴリ:パーティション管理|更新日:2026-03-05 12:09:31

BitLockerはWindowsに標準搭載されたドライブ暗号化機能で、PC紛失・盗難時の情報漏えいを防ぐために広く使われています。パスワード変更が必要になる場面は、状況によってさまざまです。

そこで本記事では、BitLockerパスワードの4つの変更方法について、どの状況でどれを使うかという視点を交えて解説します。

BitLockerパスワードを変更する前に確認すべきこと

① BitLocker回復キーを手元に用意する

変更中に操作が中断された場合、BitLocker回復キーがなければドライブにアクセスできなくなります。Microsoftアカウントまたは組織のAzure AD / Intuneポータルで事前に確認・保管してください。

② 管理者権限があるか確認する

設定変更にはローカル管理者またはドメイン管理者の権限が必要です。

③ 対象ドライブを間違えないようにする

BitLockerはCドライブ以外に外付けHDDやUSBにも適用できます。ドライブレターを慎重に確認してから操作してください。

Windows11/10でBitLockerパスワードを変更する方法

状況に合わせて4つの方法から選んでください。

方法1.コントロールパネルからBitLockerパスワードを変更する手順

Windows 10でBitLockerパスワードを変更する際のもっとも基本的な方法です。Windows 11でも利用可能です。

  • 「コントロールパネル」>「システムとセキュリティ」>「BitLockerドライブ暗号化」を開く

  • 対象ドライブを展開し「パスワードの変更」をクリック

現在のパスワードと新しいパスワードを入力して確定

コントロールパネルのBitLockerドライブ管理ページ

方法2.設定アプリから変更する方法

Windows 11でBitLockerパスワードを変更する場合に自然な導線です。

  • 「設定」>「システム」>「バージョン情報」>「BitLocker」を開く

  • 対象ドライブを展開し「ドライブのパスワードを変更する」を選択

  • 現在のパスワードと新しいパスワードを入力して確定

    Windows11設定アプリのBitLockerドライブ管理
注意 :

Windows 11 Homeではこの画面が表示されない場合があります。その際は方法1または方法3を使用してください。

方法3.コマンドプロンプトでBitLockerパスワードを変更する方法

複数台へのスクリプト適用やリモートデスクトップ経由での管理に向いています。

  • コマンドプロンプト(管理者)を開く

  • 以下を実行してプロンプトに従い新しいパスワードを入力

    manage-bde -changepassword C:

    コマンドプロンプトでmanage-bdeコマンドを実行中

USBや外付けHDDは C: の部分を該当ドライブレターに変更してください。

方法4.PowerShellを使用して変更する手順

キープロテクター単位での管理が必要な企業環境に向いています。

  • PowerShell(管理者)を開く

  • 現在のキープロテクター一覧を確認

    (Get-BitLockerVolume -MountPoint "C:").KeyProtector

  • 新しいパスワードを追加

    $SecureString = ConvertTo-SecureString "新しいパスワード" -AsPlainText -Force

    Add-BitLockerKeyProtector -MountPoint "C:" -PasswordProtector -Password $SecureString

  • 古いパスワードのキープロテクターIDを確認し削除

    PowerShellでBitLockerのキープロテクター一覧を確認している画面
注意 :

削除前に新しいパスワードが正常に追加されていることを必ず確認してください。

BitLockerパスワードを忘れた場合の対処法

ここまでの4つの方法は、現在のパスワードがわかっているか、ログイン済みの状態が前提です。パスワードを忘れてドライブがロックされた場合は機能しません。

そうした状況の解決策として有力なのが 4DDiG Partition Manager です。BitLocker回復キーを紛失した状態でもBitLockerを回避・解除できる機能を備えており、「回復キーがなければ手詰まり」というWindowsの制限を越えられる点が大きな強みです。

ディスクのクローン作成やパーティション管理も一括で行えるため、BitLocker関連の緊急対応からドライブの日常管理まで幅広く活用できます。

操作手順は次の通りです。

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  • 4DDiG Partition Managerを起動します。BitLockerによってロックされたパーティションのロック解除、またはパスワードなしで BitLockerを削除する場合は、「ツールボックス」を開き、「BitLockerの解除」をクリックします。

    「BitLockerの解除」をクリック
  • BitLocker が設定されているディスクまたはパーティションを選択します。「ロック解除」をクリックします。

    BitLocker が設定されているパーティションを選択
  • パーティションからBitLockerを削除する場合は、「はい」をクリックします。BitLockerのロック解除のみを行う場合は、「キャンセル」をクリックします。

    BitLockerを削除
  • 4DDiG Partition Manager により、パーティションの復号化が完了するまでしばらく待ちます。

    パーティションの復号化が完了

まとめ

BitLockerパスワードの変更は、コントロールパネル・設定アプリ・コマンドプロンプト・PowerShellの4つの方法で対応できます。いずれも事前のBitLocker回復キー確認が最重要の準備です。

またパスワードや回復キーを失った状態への備えとして、4DDiG Partition Manager を導入しておくことで、万が一の局面でも選択肢を確保できます。

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よくある質問

1.BitLockerのUSBのパスワードを変更するにはどうすればいいですか?

基本手順は内蔵ドライブと同じです。コントロールパネルから対象USBドライブを選ぶか、コマンドプロンプトでドライブレターを変更して実行します。変更には操作するPC上での管理者権限が必要です。

2.BitLockerは回復キーなしでも解除できますか?

Windowsの標準機能のみでは、パスワードまたは回復キーのどちらかがなければ解除できません。ただし 4DDiG Partition Manager のような専用パーティション管理ソフトを使うことで、回復キーなしでもBitLockerを解除できるケースがあります。

3.BitLockerの強制解除コマンドは?

コマンドプロンプト(管理者)で以下を実行します。

manage-bde -off C:

BitLockerの暗号化を完全に無効化するコマンドです。復号化には容量に応じて数十分〜数時間かかります。ドライブがロック解除済みの状態(ログイン済み)でのみ機能します。

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森川 颯 (編集者)

4DDiGの編集長として、データ復元、ファイル修復、重複ファイルの削除、パーティション管理、あらゆる種類のパソコンの問題に対するエラー修復など、Windows および Mac 関連の問題に対する最適な解決策を提供することに専念しています。

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