「WindowsのCドライブの空きが4GBしかないのですが、大幅に容量を増やす方法はないでしょうか?」
「ゴミ箱を空にして、不要なプログラムをアンインストールしたのですが、大きく容量が増えませんでした。何か手段はありませんか?」
ストレージの空きを増やすために、Windowsの不要なプログラムやデータを削除するのも、たしかに一つの手段です。一方で、大容量のハードディスクにアップグレードするなど、他にも手段はあります。
この記事では、Windowsの空き容量を増やす、いくつかの手段を解説します。
方法1:不要なデータを削除してWindowsの空き容量を増やす
Windowsにおいて不要なデータを手軽に削除する方法は、大きく分けて3つあります。
1.ごみ箱を利用する
もう見なくなった画像や動画データなどを、PC内に放置してはいませんか?
デスクトップやドキュメントフォルダなどを余すところなく確認し、不必要なデータを洗い出しましょう。
ただし、データをごみ箱からも完全に削除すると、簡単に元に戻すことはできません。データを復元するためには、4DDiGなどのデータ復元ソフトの利用か、データ復旧業者に頼まなくてはなりません。
無駄な手間をかけないためにも、本当に不必要なデータのみ削除するようにしましょう。
また、ごみ箱に入れた不必要なデータを定期的に削除する、ストレージセンサーという機能もWindowsにはあります。
以下の手順で設定できるので、ごみ箱を空にする手間を省きたい場合は、活用してみましょう。(Windows 10の場合)
- Windowsのスタートアイコンをクリックし、「設定」をクリックします。
- 「システム」をクリックします。
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ストレージをクリックし、ストレージセンサーをオンにして完了です。
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ストレージセンサーのごみ箱の中身が削除されるタイミングは、デフォルトでは30日で設定されていますが、以下の手順で変更することもできます。
ストレージオンオフの下にある、「ストレージセンサーを構成するか、今すぐ実行する」をクリックします。
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「ごみ箱に移動してから次の期間が過ぎたファイルを削除する」の項目から、希望の日数を選択します。
2.不要なプログラムをアンインストールする
使わなくなったプログラムをアンインストールすることで、空き容量を増やすこともできます。手順は以下の通りです。
- Windowsのスタートアイコンをクリックし、「設定」をクリックします。
- 「アプリ」をクリックします。
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「アプリと機能」をクリックし、削除したいアプリを見つけ、「アンインストール」をクリックします。
3.ディスククリーンアップを利用する
Webページを閲覧した際や、アプリで作成される一時ファイルは、放っておくと意外と容量を圧迫してしまいます。
ディスククリーンアップとは、それらの一時ファイルを安全に削除して、空き容量を増やすことができるWindowsの既存機能です。
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画面下部の検索ボックスに、「ディスククリーンアップ」と入力し、「ディスククリーンアップ」をクリックします。
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削除するファイルを指定し、「OK」をクリックします。
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以下のような画面がポップアップされるので、「ファイルの削除」をクリックします。
また、ディスククリーンアップとは別に、システムファイルのクリーンアップをすることもできます。
システムファイルのクリーンアップとは、Windowsアップデートの古い更新ファイルや、重要度の低いプログラムなどに対してクリーンアップする機能です。
システム全体に関わるファイルのクリーンアップなので、大幅に空き容量を増やすことができます。 空き容量を大幅に増やしたい場合は、試してみてください。
システムファイルのクリーンアップの利用手順は以下の通りです。
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ディスククリーンアップの画面から、「システムファイルのクリーンアップ」をクリックします。
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削除したいファイルをクリックして、「OK」をクリックします。 ※上部にディスククリーンアップと表示されていますが、実際はシステムファイルのクリーンアップですので、ご安心ください。
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以下のような画面がポップアップされるので、スキャン完了までしばらく待ちます。
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以下のような画面がポップアップされるので、「ファイルの削除」をクリックします。
方法2:大容量のハードディスクにアップグレードしてWindowsの空き容量を増やす
不要データを削除しても、まだ空き容量が不足している場合は、大容量のハードディスクにアップグレードすることも有効的な手段です。
注意点として、ハードディスクをアップロードする際は、データやドライブ、プログラム、OS、設定などの正確なコピーを作成する必要があります。
そのため、自力でアップロードするのは手間がかかりリスクもありますので、OS移行ソフトの利用をおすすめします。
当記事でおすすめするのは、4DDiG Partition Managerというソフトです。
「4DDiG Partition Manager」はOSやアプリ、設定などを維持しながら、大きなハードディスクへアップグレードできます。
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4DDiG Partition Managerをインストール、起動させます。
無料ダウンロードPC向け
安全的なダウンロード
左側の「OSの移行」を選択し、「開始」ボタンをクリックします。
新しいドライブをターゲットディスクとして選択します(ソース ディスクはデフォルトで選択されています)。いくつかの警告メッセージが送信されます。それらを読んだ後、「はい」をクリックしてください。システム移行プロセスを開始するには、「開始」をクリックします。
注意:: 「システムの移行中に、ターゲットディスク上のすべてのパーティションとファイルが上書きされます。」と出てきます。大事なデータに関しては、特定の場所か外付けのハードドライブ内にバックアップしておいてください。準備が整っていれば「はい」を押します。システムの移行は開始されます。ドライブのサイズによっては、完了するまでに時間がかかります。移行速度、経過時間など関連のデータを確認できます。
「システム移行成功!」と画面上に出てきたら「完了」を押せば終了です。
まとめ
Windows内のデータの削除だけで希望の空き容量まで増やすのであれば、不要なプログラムのアンインストールや、ディスククリーンアップなどを試してみてください。
大幅にWindows内の空き容量を増やす場合は、ハードディスクのアップデートを行いましょう。おすすめのは「4DDiG Partition Manager」です。
PC向け
安全的なダウンロード
「Windowsの空き容量が不足したので増やしたい」というお悩みは、多くの人が直面します。今回の記事を参考にしていただき、何よりも安全に空き容量を増やすことができるよう、実践してみてくださいね。