セキュアブートを有効化する方法【Windows 11アップグレード】

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カテゴリ:パーティション管理|更新日:2025-03-06 10:10:47

windows 11へアップグレードするには、セキュアブートが有効化している必要があります。しかし、設定が無効になっている場合や、セキュアブートに対応していないPCを使用している場合、アップグレードができないことがあります。本記事では、BIOSでの有効化手順を紹介するとともに、セキュアブートなしでもWindows 11にアップグレードする方法を解説します。

Part1:セキュアブートとは? Windows 11に必要な理由

セキュアブート(Secure Boot)とは、PCの起動時に信頼できるソフトウェアのみを実行させるセキュリティ機能です。この機能により、マルウェアや不正なブートローダーが起動するのを防ぐことができます。Windows 11では、システムの安全性を確保するため、セキュアブートの有効化が求められています。 Windows 11の公式システム要件では、以下の条件を満たす必要があります。

  • UEFIファームウェアが搭載されていること
  • TPM 2.0が有効化されていること
  • セキュアブートが有効になっていること

これらの要件を満たしていない場合、通常の方法ではWindows 11にアップグレードできません。

Part2:セキュアブートを有効化する方法【BIOS設定】

セキュアブートを有効化するには、bios(UEFI)設定を変更する必要があります。以下の手順で設定を有効にしましょう。

BIOSでセキュアブートを有効化する手順

  • PCの起動時に「F2」「F12」「DEL」「ESC」キーのいずれかを押してBIOSに入り「起動」タブをクリックします。

    BIOSに入り
  • 「Security」または「Boot」タブに移動し、「Secure Boot」設定を探します。 「Legacy Mode(レガシーモード)」が有効になっている場合、「UEFIモード」に変更してください。

    「Secure Boot」設定を探し
  • 「Secure Boot」を「Enabled」に変更します。

    「Secure Boot」を「Enabled」に変更
  • 最後に「F10」キーを押して変更を保存し、PCを再起動します。

Part3:セキュアブートなしでWindows 11にアップグレードする方法

セキュアブートが無効または非対応のPCでも、「4DDiG Partition Manager」を使用することで、Windows 11のアップグレード要件をバイパスできます。通常、Windows 11のインストールにはUEFIモードやTPM 2.0の有効化が必要ですが、本ソフトを使えばこれらの要件を満たしていなくてもインストールが可能です。

  • 通常のアップグレードではセキュリティチップ(TPM 2.0)やセキュアブートが必須ですが、本ソフトを使えばチェックを回避し、制限のない状態でインストールが可能です
  • セキュアブートやUEFIの設定変更が不要なため、複雑な操作が苦手な方でも手軽にアップグレードできます
  • 直感的な操作画面で、技術的な知識がなくてもスムーズにWindows 11をインストールできます
  • データを削除せずにWindows 11へ移行できるため、バックアップを取る手間を省けます
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手順は以下の通りです。

  • 4DDiG Partition Manager をインストールして起動します。 「Windowsのダウンロードとアップグレード」セクションに移動し、「Windows 11へのアップグレード」を選択します。

    「Windowsのダウンロード」を選択
  • こちらで、お使いのコンピューターが最小システム要件を満たしているか確認できます。 「アップグレード診断と実行」をクリックしてください。

    「アップグレード診断と実行」をクリック
  • 後で、お使いのPCがWindows 11にアップグレード可能かどうかのリストが表示されます。 もしPCがシステム要件を満たしていない場合は、「次へ」をクリックして回避します。

    Windows 11にアップグレード可能か
  • システムの言語と地域を選択し、「アップグレード開始」をクリックしてください。続行するには、「はい」をクリックしてください。

    「アップグレード開始」をクリック
  • Windows 11の要件を回避するには少し時間がかかりますので、しばらくお待ちください。完了したら、Windows 11 にアップグレードできます。

    Windows 11の要件を回避

まとめ

Windows 11へアップグレードするには、セキュアブートを有効にすることが求められますが、BIOSでの設定変更が必要です。しかし、PCがセキュアブートに対応していない場合などに有効化できない場合、「4DDiG Partition Manager」を使用すれば、要件をバイパスしてWindows 11をインストールできます。簡単な操作でアップグレードを実現できるため、ぜひ試してみてください。

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セキュアブートに関するよくある質問

1. セキュアブートとUEFIを有効にするにはどうすればいいですか?

BIOSにアクセスし、「Boot Mode」を「UEFI」に変更した後、「Secure Boot」を「Enabled」に設定します。

2. Windows 11はSecure Boot必須?

公式要件では必須ですが、「4DDiG Partition Manager」を使えばセキュアブートなしでもインストール可能です。

加藤篤人 (編集者)

4DDiGの編集長として、データ復元、ファイル修復、重複ファイルの削除、パーティション管理、あらゆる種類のパソコンの問題に対するエラー修復など、Windows および Mac 関連の問題に対する最適な解決策を提供することに専念しています。

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