Macをスリープさせない

Macを長時間使用していると、スリープモードに入ることで省エネ効果がある反面、中断した作業を再開する際に不便を感じることも。今回は、Macを勝手にスリープさせないようにするための様々な方法を、初心者の方にもわかりやすく解説します。

  1. Part1:Macのスリープ機能について
  2. Part2:Macをスリープさせない設定方法
  3. Part3:起動しないMacからデータを復元する方法
  4. Part4:Macをスリープさせない問題に関するよくあるご質問

Part1:Macのスリープ機能について

Macのスリープ機能とは、Macを使用していないときに、コンピュータを低消費電力状態にする機能です。

万が一、スリープにしたくてもMacを閉じてもスリープしない場合は、以下の原因でMacがスリープできないものと考えられます。

  • Macのエネルギー設定の誤り
  • 起動しているアプリケーションの問題
  • 外部デバイスの問題
  • Macのシステムの問題

Part2:Macをスリープさせない設定方法

ここではいくつかの方法を用いて、Macをスリープさせないようにする方法を解説しています。

方法1.システム環境設定から設定する

A)-1. macOS 10.15.5 Catalina以降の、Thunderbolt 3搭載のMacBook系の設定方法

Macをスリープさせない設定を、macOS 10.15.5 Catalina以降(Montereyなど)で行う場合は、以下の手順で対応可能です。

  1. 「システム環境設定」から「バッテリー」をクリックします。
  2. 画面の左下にあるリスト「バッテリー」「電源アダプタ」をクリックして、それぞれを設定します。

    「電源アダプタ」をクリック

A)-2. それ以外の設定方法

その他のMacシステムおよびOSの場合は、以下の手順でスリープモードを無効にすることができます。

  1. 「システム環境設定」から「省エネルギー」をクリックします。
  2. お使いのMacがコンセントに接続されているか、バッテリーで動作しているかによって、「バッテリー」または「電源アダプタ」タブをクリックします。
  3. ディスプレイがオフになるまでの時間を長く設定するには、「ディスプレイをオフにする時間」スライダーを右に動かします。

    ディスプレイをオフにする時間
  4. 「コンピュータのスリープ」スライダーを右に動かして、Macがスリープ状態になるまでの時間を長く設定します。

方法2.さまざまなスリープ制御アプリを使う

また、「Caffeine」や「InsomniaX」などのスリープコントロールアプリを使って、Macをスリープしないようにすることもできます。これらのアプリは、ユーザーの活動をシミュレートすることで、Macをまだ使っていると錯覚させる仕組みです。

方法3.ターミナルでコマンド実行する

ターミナルを開く。

  1. 「システム環境設定」から「省エネルギー」をクリックします。
  2. “caffeinate"と入力し、Enterキーを押します。Command+Cを押してコマンドを終了するまで、Macを閉じる場合もスリープにならないモニター設定となります。

    caffeinateと入力

方法4.多機能スリープ制御アプリ「Amphetamine」を使う

Amphetamine

また、Macがスリープ状態になるタイミングを簡単にコントロールできる多機能スリープコントロールアプリ「Amphetamine」を利用することもできます。Macを無期限、または特定の時間だけ起きさせることができるなど、さまざまな設定が可能です。

Part3:起動しないMacからデータを復元する方法

Macを勝手にスリープさせない問題が修正されたら、もしもMacが起動しない状態になった場合、データの復元が必要です。「Tenorshare 4DDiG(Mac)」で起動しないMacからデータを復元しましょう。Tenorshare 4DDiGは、Macに対応したデータ復元ソフトであり、高いデータ復元率、幅広いフォーマットへの対応、大容量ディスクへの対応などの魅力的な機能を持っています。

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  1. USBドライブを接続し、場所を選択する:

    MacでTenorshare 4DDiGを起動し、USBフラッシュドライブを適切に接続します。ホームインターフェイスから「クラッシュしたMac」を選択し、続行します。

    USBドライブを接続
  2. 起動可能なUSBドライブを作成する:

    外付けUSB / DVDドライブを選択して起動可能なドライブを作成し、「作成」をクリックします。 USB / DVDは、ブータブルドライブを作成するためにフォーマットされることに注意してください。また、作成中はドライブを操作しないでください。

    起動可能なUSBドライブを作成
  3. Macを起動してデータを復元する:

    復元したファイルの保存場所を選択して、MacローカルまたはGoogleドライブに保存します。

    Macを起動してデータを復元
    注意:保存パスを元の場所を選択すれば、データが上書きして復元できない恐れがあります。

Part4:Macをスリープさせない問題に関するよくあるご質問

ここでは、Macのスリープ状態についてよくある質問に回答しています。

1.Macを勝手にスリープさせない方法はありますか?

MacのモデルやmacOSのバージョンによって、設定画面や操作方法が異なる場合があります。一般的に、システム環境設定から、「ディスプレイがオフのときにMacを自動でスリープさせない」にチェックを入れます。

2.Macのスリープとはどういう状態?

Macのスリープとは、コンピュータが使用されていないときに消費電力を抑えて省エネを実現する省電力モードです。Macはスリープ状態になると、前述のMacをスリープにしない設定や、ユーザーがマウスやーを押したりしてMacを起動させない限り、スリープモードが続きます。

3.Macで「シャットダウン」か「スリープ」はどっちがいい?

長期間Macから離れる場合は、電力を節約するためにシャットダウンし、起動中の問題発生を防ぎましょう。しかし、1日中頻繁にMacを使用する場合は、スリープモードを使用するとよいでしょう。

Part5:まとめ

Macをスリープさせないようにする設定は、今回ご紹介のMacをスリープしないようにする方法で、ぜひ解消させましょう。また、問題解決後のデータ復元には、Tenorshare 4DDiG (Mac)をご利用下さい。Macが起動しない場合、Tenorshare 4DDiG (Mac)で簡単な手順でデータを復元できる可能性があります。

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