
Macを長時間使用していると、スリープモードに入ることで省エネ効果がある反面、中断した作業を再開する際に不便を感じることも。今回は、「作業中に急にスリープモードに入ったiMacをスリープさせない方法は?」「Macが画面スリープしない方法を知って不便を減らしたい!」といった疑問を解消する、Macをスリープにしないようにする設定方法を解説します。
Part1:Macのスリープ機能とは
マックのスリープ機能は、Macコンピュータがデータやシステム設定をメモリに保持したまま、エネルギーを節約できるようにする省電力モードです。スリープ機能を有効にすると、エネルギーを節約してバッテリーを長持ちさせます。
万が一、スリープにしたくてもMacを閉じてもスリープしない場合は、以下の原因でMacがスリープできないものと考えられます。
- Macのエネルギー設定の誤り
- 起動しているアプリケーションの問題
- 外部デバイスの問題
- Macのシステムの問題
Part2:Macをスリープにしない方法
ここではいくつかの方法を用いて、MacをSleepさせないようにする方法を解説しています。
方法1.「システム環境設定」で設定
A)-1. macOS 10.15.5 Catalina以降の、Thunderbolt 3搭載のMacBook系の設定方法 Macのスリープしない設定を、macOS 10.15.5 Catalina以降(Montereyなど)で行う場合は、以下の手順で対応可能です。
- 「システム環境設定」から「バッテリー」をクリックします。
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画面の左下にあるリスト「バッテリー」「電源アダプタ」をクリックして、それぞれを設定します。
A)-2. それ以外の設定方法
その他のMacシステムおよびOSの場合は、以下の手順で行います。
- 「システム環境設定」から「省エネルギー」をクリックします。
- お使いのMacがコンセントに接続されているか、バッテリーで動作しているかによって、「バッテリー」または「電源アダプタ」タブをクリックします。
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ディスプレイがオフになるまでの時間を長く設定するには、「ディスプレイをオフにする時間」スライダーを右に動かします。
- 「コンピュータのスリープ」スライダーを右に動かして、Macがスリープ状態になるまでの時間を長く設定します。
方法2.さまざまなスリープ制御アプリを使う
また、「Caffeine」や「InsomniaX」などのスリープコントロールアプリを使って、Macをスリープしないようにすることもできます。これらのアプリは、ユーザーの活動をシミュレートすることで、Macをまだ使っていると錯覚させる仕組みです。
方法3.ターミナルでコマンド実行する
ターミナルを開く。
- 「システム環境設定」から「省エネルギー」をクリックします。
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“caffeinate"と入力し、Enterキーを押します。Command+Cを押してコマンドを終了するまで、Macを閉じる場合もスリープにならないモニター設定となります。
方法4.多機能スリープ制御アプリ「Amphetamine」を使う

また、Macがスリープ状態になるタイミングを簡単にコントロールできる多機能スリープコントロールアプリ「Amphetamine」を利用することもできます。Macを無期限、または特定の時間だけ起きさせることができるなど、さまざまな設定が可能です。
Part3:Macの問題を修正してから失われたデータを復元する
スリープに関する問題が修正されたら、「Tenorshare 4DDiG(Mac)」で消えたファイルを復元しましょう。Tenorshare 4DDiGは、Macに対応したデータ復元ソフトであり、高いデータ復元率、幅広いフォーマットへの対応、大容量ディスクへの対応などの魅力的な機能を持っています。
Macでをホームページからインストールし、起動します。
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安全的なダウンロード
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安全的なダウンロード
ファイルの元の保存場所を選択し、「スキャン」をクリックして下さい。
復元したいファイルにチェックを入れ、「復元」をクリック。プレビュー、検索機能もあるため、必要に応じて活用して下さい。
スキャンされたファイルをプレビューして、保存場所を選択し、復元できます。
Part4:Macスリープに関するよくあるご質問
ここでは、Macのスリープ状態についてよくある質問に回答しています。
1.Macで放置していると勝手にスリープになる時間の設定を変えたいです。どうすればいいですか?
A)-2. それ以外の設定方法の④で、「コンピュータのスリープ」スライダーを変えて時間を変更します。
2.Macのスリープとはどういう状態?
Macのスリープとは、コンピュータが使用されていないときに消費電力を抑えて省エネを実現する省電力モードです。Macはスリープ状態になると、前述のMacをスリープにしない設定や、ユーザーがマウスやーを押したりしてMacを起動させない限り、スリープモードが続きます。
3.Macで「シャットダウン」か「スリープ」はどっちがいい?
長期間Macから離れる場合は、電力を節約するためにシャットダウンし、起動中の問題発生を防ぎましょう。しかし、1日中頻繁にMacを使用する場合は、スリープモードを使用するとよいでしょう。
Part5:まとめ
最近ではMacでスリープしないM1Miniや、MacBook Air M1でお困りの方が多いようです。今回ご紹介のMacをスリープしないようにする方法で、ぜひ解消させましょう。また、問題解決後のデータ復元には、Tenorshare 4DDiG (Mac)をご利用下さい。