Windowsで使用していたデータをMacでも編集したいときに、互換性のあるファイルシステム「exFAT」を搭載した記憶媒体(SDカードやUSBメモリなど)を使用すると、Macでも編集可能になります。しかし、exFATファイルシステムが破損したり、exFATドライブからデータが消えたりする場合があるため、対策を知っておく必要があります。exFATドライブからデータを復元するには、どうしたら良いのでしょうか?
ここでは、exFATについての詳細と、exFATドライブからデータを復元する方法をご紹介していきます。
Part 1: exFATとは
exFATとは、ファイルシステムと呼ばれる、データの管理やPCへのデータ保存を可能にするシステムの1つです。たとえば、Windowsのファイルシステムは基本「NTFS」という形式です。しかし、NTFSのデータはMacなどの他の機器で編集できないため、SDカードやUSBメモリなどの記憶媒体では、FATという互換性のあるファイルシステムを使用する場合があります。
FATにも種類があり、「FAT32」と「exFAT」があります。ただし、FAT32はファイルサイズが最大4GBと小さいため、ファイル容量の大きなデータを扱う場合などには、exFATを使用することになります。exFATのファイルサイズ上限は256TBです。
汎用性の高いexFATのデータが、誤操作やファイルシステムの破損、フォーマットなどで消えてしまうと困りますよね?exFATのデータを復元するにはどうしたら良いのでしょうか?
Part 2: exFATドライブからデータを復元する手順
万が一、exFATドライブからデータが消えてしまっても、データ復元ソフト Tenorshare 4DDiG を使うと復元させることができます。
Tenorshare 4DDiGとは、誤って削除したデータから、システムクラッシュ、フォーマット、データの破損、悪質なウイルスなどで失ったデータまで修復可能なソフトです。事前設定や専門知識は不要で、たった3ステップでファイルを復元させることが可能です。ここでは、アプリ4DDiGを使ったexFATドライブからデータを復元する手順を説明していきます。
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ハードディスクをスキャン:
Tenorshare 4DDiGが起動後の画面で、復元したいデータが存在するドライブやパーティションを選択します。「スキャン」をクリックします。
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ファイルをプレビュー:
一部のファイルのみスキャンは数分かかりますが、削除されたファイルを全てスキャンするのには時間がかかります。スキャン結果が出ましたら、詳細をプレビューするためにお探しのファイルタイプをクリックすることができるようになります。
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ファイルを復元:
右下の「復元」をクリックし、復元したファイルの保存場所を選択し、例えばOneDriveまたはGoogle Driveなどのクラウドディスクに保存することを検討してください。
注意:保存パスを元の場所を選択すれば、データが上書きして復元できない恐れがあります。
Part 3: まとめ
今回はexFATドライブからデータを復元する方法をご紹介しました。主にWindows以外の機器でも同じデータを編集したいときに、exFATファイルシステムを搭載したドライブを使用します。万が一、exFATドライブからデータが消えたとしても、復元ソフト Tenorshare 4DDiG を使用すれば、大事なデータを簡単に復元することが可能です。
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