Windows 11/10でBitlocker有効のパーティションを変更する方法を解説

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カテゴリ:パーティション管理|更新日:2026-08-19 21:22:55

Cドライブの空き容量が足りないためパーティション容量を変更したいが、Bitlockerが有効で操作してよいのか不安」というケースは少なくありません。そんなときは、暗号化を解除してから行う方法が確実です。回復キーが分からない場合は専用のフリーソフトを使う方法もあります。

本記事では状況に応じた3つの方法を紹介します。

Bitlocker有効のパーティションは変更できる?

Bitlockerで暗号化された状態のまま、パーティションサイズ変更や容量変更を行うことは基本的にできません。ディスクの管理やdiskpartは、暗号化されたボリュームを直接操作する設計になっていないためです。

変更には事前のBitlocker解除が必要です。解除しても暗号化データそのものは消えません。再度有効化すれば同じ設定で保護を再開できます。

Bitlocker有効のパーティションを変更する方法

Bitlocker解除の方法によって、必要な準備や作業時間は異なります。回復キーの有無に応じて選んでみてください。

方法1. 4DDiG Partition ManagerでBitlockerを解除してパーティションサイズを変更する

Bitlocker解除、パーティション変更フリーソフトを探している場合、4DDiG Partition Managerのようなツールを使う方法があります。このソフトの特徴は、Bitlockerの回復キーが分からない状態でも解除操作に対応している点です。

通常であればコントロールパネルやコマンドプロンプトから解除するには回復キーかパスワードが必須ですが、回復キーの保管場所を忘れてしまったケースは少なくありません。そうした場合でも、ロックの解除からパーティションサイズ変更までを同じインターフェース内でまとめて行えるため、複数のツールを切り替える手間が省けます。

パーティションのサイズ変更・分割・結合といった管理機能もひとつのソフトで完結できるため、Windows標準機能に不安がある方や、作業をできるだけ簡略化したい方に向いています。

具体的な操作手順は次のとおりです。

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  • 4DDiG Partition Managerを起動します。BitLockerによってロックされたパーティションのロック解除、またはパスワードなしで BitLockerを削除する場合は、「ツールボックス」を開き、「BitLockerの解除」をクリックします。

    「BitLockerの解除」をクリック
  • BitLocker が設定されているディスクまたはパーティションを選択します。「ロック解除」をクリックします。パーティションからBitLockerを削除する場合は、「はい」をクリックします。BitLockerのロック解除のみを行う場合は、「キャンセル」をクリックします。

    BitLockerを削除
  • 4DDiG Partition Manager により、パーティションの復号化が完了するまでしばらく待ちます。

    パーティションの復号化が完了
  • 左側の「パーティション管理」を選択します。次に、サイズを変更するパーティションをクリックし、「サイズ変更/移動」を選択します。

    「サイズ変更/移動」を選択
  • ポップアップウィンドウで、選択したパーティションの境界線をドラッグ&ドロップしてサイズを変更します。または、指定したパーティションサイズをGB単位で入力することもできます。パーティションサイズが設定されると、変更の結果をプレビューできます。問題がなければ、「OK」をクリックします。

    パーティションサイズが設定
  • 変更後のパーティションサイズを確認し、問題がなければ「OK」をクリックします。パーティションのサイズ変更プロセスがすぐに開始され、しばらく時間がかかります。パーティションのサイズが期待通りに調整されるまで待ち、「OK」をクリックしてください。

    「タスクを実行」をクリック

方法2. Windows標準機能でBitlockerを解除してパーティションを変更する

回復キーが手元にあるなら、追加のソフトを使わず標準機能だけで完結できます。

  • タスクバーの検索欄や「スタート」ボタンから「コントロールパネル」を開きます。

  • 「システムとセキュリティ」から「Bitlockerドライブ暗号化」を選択。

  • 対象ドライブの「Bitlockerを無効にする」をクリックし、復号化完了を待ちます。

  • 復号化後、「ディスクの管理」を開き、対象パーティションを右クリックして「ボリュームの縮小」または「ボリュームの拡張」を選びます。

    Bitlockerドライブ暗号化の管理画面にある無効化

縮小の場合は解放したい容量を、拡張の場合は追加したい未割り当て領域のサイズを指定すれば完了です。

方法3. コマンドプロンプトでBitlockerの状態を変更する

より効率を重視する場合は、GUI操作ではなくコマンドプロンプトを使う方法もあります。

  • スタートメニューで「cmd」と入力し、「管理者として実行」で開きます。

  • 「manage-bde -status」で対象ドライブのBitlocker状態を確認します。

  • 「manage-bde -off C:」で対象ドライブの暗号化解除を開始します。

  • 「diskpart」を起動し、「list disk」→「select disk 0」→「list partition」→「select partition 1」→「extend size=10240」の順でサイズ変更コマンドを実行します。

    manage-bdeコマンド

diskpartでの拡張は入力ミスが起きやすいため、番号は事前に確認してください。

Bitlockerパーティション変更ができない場合の原因

手順通りに進めてもうまくいかない場合、いくつかの典型的な原因が考えられます。

Bitlockerが有効なまま変更しようとしている

もっとも多いのが、解除が完了していない状態で操作を進めてしまうケースです。解除にはデータ量に応じて時間がかかるため、進行中に次の操作へ移ると失敗することがあります。

空き容量が不足している

拡張する場合、隣接する領域に十分な未割り当て容量がないと操作は実行できません。縮小する場合も、移動できないファイルがあると縮小可能な容量が想定より小さくなることがあります。

パーティションの配置によって拡張できない

拡張したいパーティションの直後に未割り当て領域がなければ拡張できません。空き領域が別の場所にある場合、移動や結合に対応したソフトが必要になります。

まとめ

BitLocker有効のパーティションを変更する場合は、まず暗号化を解除することが重要です。回復キーやパスワードが手元にある場合は、Windows標準機能やコマンドプロンプトを利用して解除・変更できます。ただし、回復キーが見つからない、BitLockerの解除方法が分からない、複数のパーティションをまとめて管理したい場合は、専門的なパーティション管理ソフトを利用することで、より簡単に作業を進められます。

特にシステムドライブや重要なデータを保存しているパーティションを変更する際は、事前にバックアップを取っておくと安心です。4DDiG Partition ManagerのようなBitLocker対応の管理ツールを活用すれば、暗号化されたパーティションの管理や、パーティション拡張・移動などの操作をより安全に行えます。

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よくある質問

1. Bitlockerを解除せずにパーティション変更できますか?

基本的にはできません。暗号化されたままの状態では、ディスクの管理やdiskpartでの操作が正常に完了しないことが多く、事前の解除が必要です。

2. Bitlocker解除後にデータは消えますか?

通常の解除操作であれば、データが削除されることはありません。解除は暗号化を取り除く処理であり、ファイルはそのまま保持されます。念のため作業前のバックアップはおすすめします。

3. Bitlockerでロックされたパーティションの解除方法は?

回復キーが分かっている場合は、コントロールパネルやmanage-bdeコマンドで解除できます。不明な場合は、Microsoftアカウントに保存された回復キーを確認するか、4DDiG Partition Managerのような解除対応ソフトの利用を検討してください。

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森川 颯 (編集者)

4DDiGの編集長として、データ復元、ファイル修復、重複ファイルの削除、パーティション管理、あらゆる種類のパソコンの問題に対するエラー修復など、Windows および Mac 関連の問題に対する最適な解決策を提供することに専念しています。

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