Windows10のライセンスを別PCに移行する方法と条件

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カテゴリ:パーティション管理|更新日:2026-04-17 15:16:12

PCを買い替えるとき、「今使っているWindowsのライセンスを新しいPCに持っていけるか」は多くの方が気になる点です。結論から言うと、ライセンスの種類によって移行できるケースとできないケースがあります。 この記事ではWindows10のライセンスを別PCに移行する条件と手順を整理します。

Windows10ライセンスは別PCへ移行できるか

移行できるかどうかは、ライセンスの種類で決まります。まずここの確認が最初の作業です。

ライセンスの種類による違い

Windows10のライセンスには、購入・取得方法によって種類があります。

  • リテール(パッケージ)版
    家電量販店やMicrosoft公式ストアなどで個別に購入するタイプ。別のPCへの移行が認められています。
  • OEM版(プリインストール版)
    PCメーカーが出荷時にあらかじめインストールして販売するもの。メーカー製PCに多いです。特定のハードウェアに紐付く仕様のため、別のPCへの移行は規約上認められていません。
  • DSP版
    PCパーツと同時購入するタイプのOEM版に近いもの。こちらも原則として別PCへの移行は不可です。

移行できるケースとできないケース

表にまとめました。Windows10のライセンス移行ができないと感じている方の多くは、実はOEM版を使用しているケースです。PC本体を購入したときに最初からインストールされていたWindowsはほぼOEM版と考えてよいでしょう。

  • ライセンス種別
  • 別PCへの移行
  • 補足
  • リテール版
  • ○ 可能
  • 1台のみ。旧PCの認証解除が前提
  • OEM版
  • × 不可
  • 購入時のPCに紐付き
  • DSP版
  • △ 原則不可
  • 組み合わせパーツによる

デジタルライセンスとプロダクトキーの違い

デジタルライセンスはMicrosoftのサーバーに情報が保存される方式で、Microsoftアカウントに紐付けておくと別PCへの移行がスムーズです。

それに対し、プロダクトキーは25桁のコードで手動入力して認証します。

Windows10ライセンスを別PCへ移行する条件

次のようになります。

  • リテール版ライセンスであること
  • 旧PCのライセンス認証を先に解除すること
  • 移行先PCがWindows10の動作要件を満たしていること

Windowsライセンスを別PCへ移行する前に

作業前に旧PCのライセンス状態を確認しておくことで、認証エラーを防げます。

プロダクトキーを確認する方法

  • コマンドプロンプト(管理者権限)で以下を実行します。
    wmic path softwarelicensingservice get OA3xOriginalProductKey

キーが表示されれば確認完了です。デジタルライセンスの場合は表示されないことがあります。その場合はMicrosoftアカウント経由の認証(後述)を使います。

Microsoftアカウントとの紐付けを確認する方法

「設定」>「更新とセキュリティ」>「ライセンス認証」 を開きます。「Microsoftアカウントにリンクされたデジタルライセンス」と表示されていれば、新PCで同じアカウントにサインインするだけで再認証できます。

旧PCでWindows10ライセンスを解除する手順

  • コマンドプロンプト(管理者権限)で以下を順に実行します。

    slmgr /upk

    slmgr /cpky

「プロダクトキーを正常にアンインストールしました」と表示されれば完了です。

Windows10ライセンスを別PCへ移行する方法

認証方法は「プロダクトキーの手動入力」と「Microsoftアカウント経由」の2通りです。

方法1.プロダクトキーで手動認証する

  • 「設定」>「更新とセキュリティ」>「ライセンス認証」を開く

  • 「プロダクトキーを変更します」をクリック

  • 25桁のキーを入力して「次へ」

  • オンライン認証が完了すれば移行成功

    「プロダクトキーの入力」ダイアログのキー入力欄

方法2. Microsoftアカウントで自動認証する

新PCで同じMicrosoftアカウントにサインインすると、多くの場合は自動で認証されます。ハードウェア構成が大きく変わった場合は「ライセンス認証のトラブルシューティング」から「最近このデバイスのハードウェアを変更しました」を選択し、デバイスを指定して認証してください。

ライセンス認証のトラブルシューティングウィザード

Windows11の場合も基本的な手順は同じですが、TPM 2.0やセキュアブートなどのハードウェア要件の確認が別途必要です。

Windows環境ごと移行する方法(クローン)

ライセンスの認証が済んでも、アプリや設定の再構築は別の作業です。これをまるごと省きたい場合は4DDiG Partition Manager のディスククローン機能が便利です。

このソフトでOSの再インストールなしに、インストール済みのアプリ・ドライバ・設定ごとシステムドライブを別のHDD・SSDへクローンできます。クローン後に新PCを起動すれば、すぐに元の環境から作業を再開できます。

PC買い替え時にOSを使いまわしながら環境の再構築も省きたい場合に、手間を大幅に削減できるのは大きなメリットです。具体的な操作方法は次の通りです。

ディスククローン
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安全なダウンロード

  • 外部ディスクをコンピュータに接続し、4DDiG Partition Managerをダウンロードしてインストールします。その後、アプリケーションを起動し、「システムディスクのクローン」を選択してください。

    「システムディスクのクローン」を選択
  • ソースディスクからクローンデータを受け取るターゲットディスクを選択し、「次に」ボタンをクリックします。(ソースディスクはシステムディスクで、ターゲットディスクは接続したディスクがデフォルトで選ばれます。)

    ターゲットディスクを選択
  • 次に、クローンディスクの効果を示すプレビューインターフェースが表示されます。ソースディスクのパーティションはデフォルトでターゲットディスク全体を占め、両側のハンドルをドラッグしてクローンパーティションのサイズを変更できます。プレビューが正しいことを確認したら、「開始」ボタンをクリックしてクローン操作を開始します。

    プレビューインターフェースが表示され
  • ディスクのクローン作成が完了するまで待ちます。クローン作成の速度は、ソースディスクのサイズによって異なります。 他の操作を実行したり、現在の操作を中断したりせず、しばらくお待ちください。

    ディスクのクローン作成が完了

まとめ

Windows10のライセンスを別PCに移行する際、OEM版ではできませんがリテール版なら可能です。ただし作業前には必ず旧PCのライセンス解除をしておきましょう。

アプリやファイル、個人設定ごと移行したい場合は 4DDiG Partition Manager のクローン機能が便利です。

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Windows10ライセンス移行に関するよくある質問

ライセンス移行に関してよくある疑問をまとめます。

1. 無料でWindowsライセンスを移行できるのか

リテール版であれば、プロダクトキーの入力やMicrosoftアカウント経由の認証は追加費用なしで行えます。OS環境ごとの移行まで行いたい場合は 4DDiG Partition Managerの利用が現実的です。環境の再構築にかかる時間を考えると、費用対効果は高いと言えます。

2. Windows11でも同じ方法で移行できるか

基本手順はWindows10と同じです。ただしWin11はTPM 2.0・セキュアブート・対応CPUの要件があるため、移行先PCがこれらを満たしているか事前に確認してください。

3. 1つのライセンスを複数PCで使えるか

できません。1ライセンス=1台が原則です。旧PCのライセンスを解除してから新PCで認証するという手順を守ってください。

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森川 颯 (編集者)

4DDiGの編集長として、データ復元、ファイル修復、重複ファイルの削除、パーティション管理、あらゆる種類のパソコンの問題に対するエラー修復など、Windows および Mac 関連の問題に対する最適な解決策を提供することに専念しています。

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