【初心者向け】BitLocker暗号化のままHDD/SSDをクローンする全手順

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カテゴリ:パーティション管理|更新日:2026-05-25 11:45:03

「パソコンの動作が重いからSSDに交換したい」「容量の大きいHDDにデータを丸ごと移行したい」と考えたとき、避けて通れないのが「ディスクのクローン」です。しかし、作業を進めようとしたら「BitLocker(ビットロッカー)」による暗号化が原因でエラーが出たり、クローン後に起動しなくなったりして困っていませんか?

セキュリティを高めるためのBitLockerですが、SSDやHDDのクローン時には大きな壁になります。

結論から言うと、BitLockerがかかったままでも、正しい手順を踏めばクローンは可能です。本記事では、初心者の方に向けて、BitLockerを維持したまま安全にクローンを作成する手順や、よくあるトラブルの対処法を徹底解説します。

BitLockerがかかったままでもクローンは可能?

Windowsの標準機能であるBitLockerドライブ暗号化は、データを強力に保護しているため、通常の単純なファイルコピーでは移行できません。しかし、ドライブを丸ごとセクター単位で複製できる専門の「クローンソフト」を使用すれば、暗号化された状態のままクローンを作成することが可能です。

暗号化を解除(無効化)すべきか、維持すべきか?

クローンを行うアプローチには以下の2通りがあります。

  • BitLockerを維持したまま(暗号化したまま)クローンする
  • 一度BitLockerを解除(復号)してからクローンし、後から再暗号化する

安全性を最優先するなら、一度「解除」してからクローンする方法が最も確実でトラブルが少ないため、初心者には強くおすすめします。なぜなら、暗号化したままクローンすると、移行先の新しいパソコン環境(マザーボードやTPMチップの変更)で「回復キー」の入力を求められ、起動トラブルに発展するリスクが高まるからです。

どうしても暗号化状態を維持してクローンしたい場合は、後述する正しい手順と「回復キー」の準備が必須になります。

BitLockerを維持したままクローンする手順

ここでは、BitLockerの暗号化を維持したまま、新しいSSDやHDDへデータを移行する具体的な手順を解説します

ステップ1:事前に「BitLocker 回復キー」を必ずバックアップする

暗号化を維持したクローンにおいて、最も重要なステップです。クローン後に高確率で回復キーの入力を求められます。手元にない状態で進めると、最悪の場合データにアクセスできなくなります。

  • 「コントロールパネル」>「システムとセキュリティ」>「BitLockerドライブ暗号化」を開きます。

  • 対象ドライブの「回復キーのバックアップ」をクリックします。

  • Microsoftアカウントに保存するか、USBメモリや紙の印刷として手元に保管してください。

ステップ2:BitLocker対応のクローンソフトを用意する

すべてのクローンソフトがBitLockerに対応しているわけではありません。実際に、Bitlockerクローンできない現象も多く報告されています。無料ソフトや古いツールの中には、暗号化されたドライブを正常に認識できず、エラーを吐き出して停止してしまうケースが多発します。

そこで、BitLocker環境でも確実にクローンを成功させるためにおすすめなのが、専用のディスククローンソフト「4DDiG Partition Manager」です。

  • 100% Data Safe(高い安全性): 複雑な暗号化構造を持つBitLockerドライブであっても、データを破損させることなく、安全かつ確実に丸ごとクローンできます。
  • セクターバイセクタークローン対応: データの暗号化状態を維持したまま、ドライブの「セクター」を物理的にそのままコピーするため、BitLockerを解除する手間を省いて移行可能です。
  • 初心者向けのUI設計: 専門知識がなくても、画面の指示に従って数クリックするだけでHDDからSSDへのクローンが完了します。

4DDiG Partition ManagerのようなBitLocker対応ソフトを使用することで、手動での複雑なコマンド操作を排除し、安全にクローン処理を進めることができます。

ディスククローン
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安全なダウンロード

  • 外部ディスクをコンピュータに接続し、4DDiG Partition Managerをダウンロードしてインストールします。その後、アプリケーションを起動し、「システムディスクのクローン」を選択してください。

    「システムディスクのクローン」を選択
  • ソースディスクからクローンデータを受け取るターゲットディスクを選択し、「次に」ボタンをクリックします。(ソースディスクはシステムディスクで、ターゲットディスクは接続したディスクがデフォルトで選ばれます。)

    ターゲットディスクを選択
  • 次に、クローンディスクの効果を示すプレビューインターフェースが表示されます。ソースディスクのパーティションはデフォルトでターゲットディスク全体を占め、両側のハンドルをドラッグしてクローンパーティションのサイズを変更できます。プレビューが正しいことを確認したら、「開始」ボタンをクリックしてクローン操作を開始します。

    プレビューインターフェースが表示され
  • ディスクのクローン作成が完了するまで待ちます。クローン作成の速度は、ソースディスクのサイズによって異なります。 他の操作を実行したり、現在の操作を中断したりせず、しばらくお待ちください。

    ディスクのクローン作成が完了

クローンしたSSD/HDDが起動しない?よくある原因と対処法

「クローン自体は成功したのに、新しいSSD/HDDに変えたらWindowsが起動しない」というトラブルは、BitLocker環境において非常によく発生します。ここでは、BitLockerクローン起動しないときの代表的な原因と対処法を3つ紹介します。

1. 回復キーの入力を求められた場合の対応

クローン後の初回起動時、青い画面(回復画面)になり「このドライブの回復キーを入力してください」と表示されることがあります。

原因:ドライブ自体は正常にコピーされていますが、Windowsのセキュリティ機能(TPM)が「ハードウェアの構成(SSD/HDDの変更)」を検知し、不正なアクセスを防ぐためにロックをかけた状態です。

対処法:ステップ1でバックアップしておいた48桁の数字(回復キー)を正確に入力してください。一度正しく入力できれば、次回以降は通常通り起動するようになります。

2. BIOS/UEFI設定(セキュアブートや起動順位)の確認

回復キーの画面すら出ず、画面が真っ暗なまま、またはメーカーのロゴから進まないケースです。

原因:パソコンが新しいSSD/HDDを起動ドライブとして正しく認識していないか、セキュリティ設定が引っかかっています。

対処法:

  • パソコン起動時に「F2」や「Delete」キーを連打し、BIOS/UEFI設定画面を開きます。

  • 起動順位(Boot Priority): 新しいSSD/HDDが最優先(1番目)になっているか確認します。

  • セキュアブート(Secure Boot): BitLocker環境ではセキュアブートが「有効(Enabled)」になっている必要があります。無効になっている場合は有効に切り替えて保存し、再起動してください。

3. TPMチップの不一致によるロックの解除方法

主に、SSD/HDDを別の異なるパソコンに移植(クローン移行)した場合に発生します。

原因:BitLockerの暗号化キーは、パソコンの基盤(マザーボード)にある「TPM」というセキュリティチップと連動しています。ドライブだけを別のパソコンに移すと、TPMチップが変わるため、暗号が解けなくなります。

対処法:この場合も48桁の回復キーを入力すれば解除可能です。ただし、ハードウェア構成が完全に異なる場合は、互換性の問題で回復キーを入れても起動しないことがあります。その場合は、一度元のパソコンにドライブを戻し、BitLockerを完全に解除してから再度クローンをやり直してください。

BitLockerの回復キーを忘れた場合の対処法

もし、クローン後に回復キーを求められたにもかかわらず、「回復キーを保存した記憶がない」「Bitlocker回復キーどこにあるか分からない」という場合の対処法を解説します。

通常、回復キーを紛失するとドライブへのアクセスは完全に遮断され、Windowsの標準機能ではデータを諦めてフォーマットするしかありません。しかし、「4DDiG Partition Manager」を使用すれば、回復キーがない状態からでも、データを保持したまま、BitLockerドライブ暗号化を安全に解除・削除することが可能です。

4DDiG Partition Managerは、強力なディスク暗号化解除アルゴリズムを搭載しており、複雑なコマンド操作をすることなく、安全にBitLockerのロックを解除してドライブを通常状態に戻せます。

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安全なダウンロード

  • 4DDiG Partition Managerを起動します。BitLockerによってロックされたパーティションのロック解除、またはパスワードなしで BitLockerを削除する場合は、「ツールボックス」を開き、「BitLockerの解除」をクリックします。

    「BitLockerの解除」をクリック
  • BitLocker が設定されているディスクまたはパーティションを選択します。「ロック解除」をクリックします。

    BitLocker が設定されているパーティションを選択
  • パーティションからBitLockerを削除する場合は、「はい」をクリックします。BitLockerのロック解除のみを行う場合は、「キャンセル」をクリックします。

    BitLockerを削除
  • 4DDiG Partition Manager により、パーティションの復号化が完了するまでしばらく待ちます。

    パーティションの復号化が完了

まとめ

BitLockerで暗号化されたドライブのディスククローンは、一歩手順を間違えるとクローンが作成できなかったり、作業後にWindowsが起動しなくなったりといった深刻なトラブルを招きがちです。しかし、暗号化の仕様を理解し、適切なツールを導入すれば、初心者でもSSDやHDDへのクローン移行を安全に成功させることができます。

なかでも、高度なディスク管理機能を備えた4DDiG Partition Managerは、暗号化を維持したクローン作成から、回復キー紛失時のプロテクト強制解除までをシームレスに完結できる頼もしい選択肢です。Windows標準のコマンド操作でシステムを破損させるリスクを冒す前に、データを守りながら直感的にトラブルを解決できる専用ツールを賢く頼り、安全で快適な新しいストレージ環境への移行を成功させましょう。

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森川 颯 (編集者)

4DDiGの編集長として、データ復元、ファイル修復、重複ファイルの削除、パーティション管理、あらゆる種類のパソコンの問題に対するエラー修復など、Windows および Mac 関連の問題に対する最適な解決策を提供することに専念しています。

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