「『このファイル形式は、保護ビューでサポートされていません』と出てくるときの対策が知りたい…」
「そもそも『このファイル形式は、保護ビューでサポートされていません』とはどんな現象を指しているの?」
昨今こういったExcelの文言に関しての疑問の声を多く頂戴します。そこで今回の記事では、エクセルにおけるこの文言にある「保護ビュー」の意味や、文言が出ないようにするための具体的な対策についてわかりやすく解説していきます。
Part1:「このファイル形式は、保護ビューでサポートされていません」エラーについて
まず、保護ビューとは何かを説明しますと、インターネットや受信メールからダウンロードした、ウイルスが含まれる可能性のあるエクセルファイルからPCを守るための機能です。
「このファイル形式は、保護ビューでサポートされていません」と出てくる場合は、エクセルの「保護ビュー」の設定が有効になっていることを意味しています。
エクセルデータは、マクロウイルスと呼ばれるマクロ機能を利用したウイルスが混入しやすいファイル。そのため、他の環境からダウンロードする際には注意が必要なのです。エクセルにおけるマクロ機能とは簡単にいうと、処理を自動化する機能のことです。
とはいえ、ウイルスの問題はないのに頻繁にこの文言が出てくるのは煩わしいものです。そこでPart2以降では文言が出ないよう、簡易的に修正する方法を共有していきます。
Part2:Excelで「このファイル形式は保護ビューでサポートされていません」エラーを修正
さっそく、「このファイル形式は保護ビューでサポートされていません」のエラーを修正するための手順を解説していきます。保護ビューの有効化を解除するだけのシンプルな方法ですので、初心者の方でも簡単です。
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Excelを開き、左上の「ファイル」タブをクリックします。
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左下の(「その他…」から)「オプション」をクリックします。
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オプション画面の左側にある「トラストセンター」を押し、「トラストセンターの設定」をクリックします。
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トラストセンター画面の左側にある「保護ビュー」を選択し、「インターネットから取得したファイルに対して、保護ビューを有効にする(I)」のチェックを外します。
- 「OK」を押せば完了です。
Part3:削除してしまったExcelファイルを復元
「このファイル形式は保護ビューでサポートされていません」のエラーを修正できず、エクセルファイルを消してしまった、または、Part2の方法を使ってもファイルを正常に開けない(ファイルが破損している)場合、諦めないでください。
データ復元ソフトウェア4DDiGで、削除してしまったExcelファイルを復元できます。
複雑な操作や知識は必要なく、誰でも簡単に3ステップでファイルを復元できます。
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4DDiGデータ復元ソフトをインストール、起動させます。
無料ダウンロードPC向け
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ファイルの場所を選択
ファイルが失われた場所にマウスを置き、「スキャン」をクリックします。
ファイルの検出
しばらく待つと、指定した場所にあるすべてのファイルが表示されます。
ファイルのプレビューと復元
復元するファイルを選択して右側の「プレビュー」をクリックして選択されたWordファイルを確認できます。そして、右下の「復元」をクリックし、保存場所を指定すると、ファイルがすぐに復元されます。
注意:: 保存パスを元の場所を選択すれば、データが上書きして復元できない恐れがあります。
Part4:まとめ
「このファイル形式は、保護ビューでサポートされていません」の保護ビューとは、PCの安全性を守るため、読み取り専用として開くエクセルの機能を指します。
「このファイル形式は、保護ビューでサポートされていません」という文言が出ないよう設定するには、エクセルから「インターネットから取得したファイルに対して、保護ビューを有効にする(I)」のチェックボックスを外せばOKです。
Excelファイルの復元には、4DDiGファイル復元ソフトを使います。