古いパソコンのデータ移行ガイド|新しいPCに簡単にデータを移す方法

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カテゴリ:ディスクコピー|更新日:2025-03-14 10:38:04

新しいパソコンを手に入れたとき、古いパソコンからデータを移す方法に悩むことはありませんか?特に、大切なファイルや設定を失いたくないという不安がある方も多いでしょう。この記事では、初心者でも簡単にできるデータ移行の方法を解説し、効率的に作業を進めるためのポイントを紹介します。どんな方法が最適か、ぜひ確認してみてください。

方法1:クラウドストレージを利用する方法

クラウドストレージとはインターネットを介して利用するファイルの保管場所のことです。

PCデータをインターネット上のファイルに保存することで、データ保存にかけるPC本体の容量を少なくできます。windows11におけるクラウドストレージは『One Drive』で、windows11に標準装備されています。

One Driveを利用してPCデータ移行をする場合は、以下の流れで行いましょう。

  • windows11でOne Driveを開く

    One Driveを開く
  • 『One Drive』のアカウントがない場合、『One Drive』からアカウントを追加する必要があります。

    『One Drive』からアカウントを追加
  • OneDriveの設定完了後、現在のPCでOneDriveを確認し、必要なファイルと写真を同期してから、新しいPCでファイルにアクセスし、フォルダーを自動的にバックアップすることができます。

One Driveを利用してデータ移行するには、古いPCと新しいPC共にOne Driveが使えることが条件です。

現在使っているPCとデータ移行をしたいPCに、One Driveが使えるか確認してからデータ移行をするようにしましょう。

方法2:専用ソフトで簡単にデータを移行する方法

PCデータ移行用の専用ソフトは多数ありますが、その中でおすすめなのが『4DDiG Disk Copy』です。このソフトは、PCやデジタル機器に詳しくない方でも操作が簡単で、Windows 7以降のOSに対応しており、どんなPCでもデータ移行が可能です。

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安全なダウンロード

  • 4DDiG Disk Copyをダウンロードしてインストールした後、ハードドライブをコンピューターに接続してください。ディスククローン作成ソフトウェアを起動し、「ディスクのクローン作成」を選択して、クローンするソースを選びます。「次へ」をクリックしてください。

    ディスクのクローン作成
  • 接続されたディスクをターゲットディスクとして選択し、ソースディスクからクローンデータを受け取ります。「次へ」をクリックしてください。

    ソースディスク
  • クローンされたディスクをプレビューし、パーティションを選択して、ハンドルをドラッグすることで希望のサイズに調整できます。「はい」ボタンを押して開始してください。

    ディスクをプレビュー
  • 4DDiG Disk Copy がハードドライブを別のディスクにクローンするのを待ってください。ハードドライブのクローン作成にかかる時間は、ソースディスクのサイズによって異なります。しばらくお待ちいただき、ソースディスクを操作したり、現在のクローン作成を中断したりしないでください。

    ディスクにクローンする

方法3:外付けHDD/SSDを使って手動で移行する方法

HDDとはハードディスクドライブ、SSDとはソリッドステートドライブの略語です。

HHD/SSD共にPCに外付けするUSBケーブルなどの外部メモリを接続して、データ移行を行います。

windows11を使用しながら外付けHDD/SSDを使ってPCデータの移行をする場合は、以下の手順で行いましょう。

1 古いPCと外付けHDD/SSD同士を外部メモリで繋げる

HDD/SSD同士を外部メモリで繋げる

2 コントロールパネル→システムセキュリティを選択

システムセキュリティを選択

3 バックアップをファイルから復元→外付けHDDにデータを保存

バックアップをファイルから復元

基本外付けHDDをPC本体に繋げたら、表示に従って操作すれば問題ありません。

外付けHDD/SSDにも本体容量と寿命があるので、選ぶ外付けHDD/SSDごとに本体価格が異なります。

外付けHDD/SSDを使ってPCデータ移行を考えている場合は、予算や求めるスペックを比較して決めるようにしましょう。

方法4:Windowsのファイル共有機能を使う

Windows11には、『ファイル共有機能』というものがあります。

具体的には『近距離共有』のことで、近くにあるPC間でファイルを転送できます。

1 設定→システム→共有エクスペリエンス→近距離共有

近距離共有

2 近距離共有をONにし、『近距離共有』欄に表示されたPC名を選択する

PC名を選択

『近くにいるすべてのユーザー』に選択することで共有ファイルは使用できます。

この時『近くにいるすべてのユーザー』が使えない時はPCが近くなかったりと何らかの原因が考えられます。

最適なデータ移送をするためにも、移送前の古いPCと現在のPCとの相性を比べてデータ移送するのが良いでしょう。

まとめ

windows11のPCデータ移行には様々な方法があることを解説しました。その中でも『PCデータを丸々移行したい・失敗したくない』という方は4DDiG Disk Copyがオススメです。

失敗やデータ移行の壁を少なくすることで、ストレスなくデータ移行が可能になります。データ移行を完璧なものにして、素敵なPCライフをお過ごしくださいね!

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パソコンデータを丸ごと移行に関するよくある質問

ここからはPCデータを丸ごと移行したい場合のよくある質問を3つ解説します。

あなたの悩みも解決できるかと思うので、ぜひ参考にしてくださいね!

1.古いPCから新しいPCにデータを移行するにはどうすればいいですか?

一般的には外付けHDDやデータ移行アプリ、クラウドストレージを使用します。

外付けHDDはHDD本体の容量などが異なり、クラウドストレージは現在使っているPCによって名称が異なります。

古いPC・新しいPCのデータ容量やデータ移行にかける時間・予算などを合わせて確認することで、最適なデータ移行方法が分かるでしょう。

2.パソコンからPCへ移すべきデータは?

PCには写真や連絡先、保存した資料だけでなく何気なく保存されているデータが多くあります。

その中には文書ファイルやメールの送受信データ、デスクトップのデータ、各種サイトのログイン情報やパスワードなどがあります。

よほど問題がない限り全てのデータは新しいPCへデータ移行されますが、データ移行後は一度確認すると良いでしょう。

3.パソコンのデータ移動はUSBでできますか?

USBを使ってのデータ移行は可能ですが、移行したいPCデータが多いほどUSBを使ってのデータ移行は大変です。

USBを使ってのデータ移動条件として、PCにUSBメモリを接続する必要があります。

USBメモリ接続後、動作確認の画面が表示されるので画面に従ってPCを操作しましょう。

またUSBを使ってのデータ移行は、他のデータ移行方法よりも時間と手間がかかることを認識しておく必要があります。

加藤篤人 (編集者)

4DDiGの編集長として、データ復元、ファイル修復、重複ファイルの削除、パーティション管理、あらゆる種類のパソコンの問題に対するエラー修復など、Windows および Mac 関連の問題に対する最適な解決策を提供することに専念しています。

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