Windows10・Windows11では、USBメモリや外付けストレージを接続した際に「USBアクセスが拒否されました」と表示されることがあります。このエラーは、USBメモリの故障だけでなく、アクセス権限やファイルシステムの破損、Windowsの設定など、複数の原因によって発生します。
本記事では、初心者でも実践できるUSB アクセス拒否の解除方法をわかりやすく紹介します。
Windows10・Windows11でUSB「アクセスが拒否されました」と表示される主な原因
1.接続不良やケーブル類の故障
最初に確認したいのが物理的な接続です。USBポートの接触不良やケーブルの断線によって、正常に認識できずアクセス拒否が発生することがあります。
別のUSBポートへ接続したり、他のパソコンで認識するか確認したりすると、原因を切り分けられます。
2.アクセス権限やセキュリティ設定に問題がある
Windowsではファイルやドライブごとにアクセス権限が設定されています。
他のパソコンで作成したUSBメモリや、管理者権限が異なる環境では、現在のユーザーに読み取り権限がなく、USBアクセス拒否が表示される場合があります。
3.ファイルシステムが破損している
安全な取り外しを行わずにUSBメモリを抜いた場合、ファイルシステムが破損することがあります。
次のような症状が見られる場合は、ファイルシステムの異常が原因である可能性があります。
- ドライブは表示されるが開けない
- 「場所が利用できません」と表示される
- アクセス拒否のエラーが表示される
4.ウイルス感染
USBメモリがマルウェアに感染すると、アクセス権限が変更されたり、ファイルが非表示になったりすることがあります。
Windows Defenderなどのセキュリティソフトでスキャンを実施し、安全性を確認しましょう。
5.USBメモリ自体が故障している
長年使用したUSBメモリは寿命を迎えることがあります。
容量が0GBと表示されたり、認識と切断を繰り返したりする場合は、本体の故障も疑われます。
USBのアクセス拒否でやってはいけないこと
1.何度もUSBメモリを抜き差しする
認識しないからといって何度も抜き差しすると、接点や内部データに負荷がかかります。
まずは別のUSBポートや別のパソコンで動作確認を行いましょう。
2.原因を確認せずに修復コマンドを実行する
chkdskは便利な修復機能ですが、ストレージの状態によってはデータ構造が変更される場合があります。
重要なファイルがある場合は、先にデータ復元を検討することをおすすめします。
3.すぐにUSBメモリをフォーマットする
フォーマットはUSBアクセス拒否を解除する最終手段です。
写真や仕事のデータが残っている場合は、復元できる可能性を残すためにも、安易に実行しないよう注意しましょう。
USBのアクセス拒否を解除する正しい方法
1.アクセス権限を確認・変更する
アクセス権限の問題であれば、Windowsの設定から変更できます。この方法は、Windows10・Windows11のどちらでも利用できます。
USBメモリを右クリックして「プロパティ」を開く
-
「セキュリティ」タブを選択する
「編集」をクリックする
自分のユーザーに「フルコントロール」を許可する
「適用」をクリックし、USBメモリを再接続する
2.USBメモリのドライバーを更新・再インストールする
ドライバーの不具合もアクセス拒否の原因になります。
スタートを右クリックする
「デバイスマネージャー」を開く
「ディスクドライブ」を展開する
USBメモリを右クリックする
-
「ドライバーの更新」または「デバイスのアンインストール」を選択する
パソコンを再起動する
再起動後にドライバーが自動で再インストールされます。
3.コマンドプロンプトでUSBの問題を修復する
ファイルシステムの破損にはchkdskが有効な場合があります。
管理者としてコマンドプロンプトを開き、以下のコマンドを実行してください。
chkdsk E: /f
※E:はUSBメモリのドライブ文字に置き換えてください。
エラーが軽度であれば、自動的に修復されることがあります。
4.USBメモリをフォーマットする
上記の方法で改善しない場合は、フォーマットを検討します。
エクスプローラーでUSBメモリを右クリックする
「フォーマット」を選択する
NTFSまたはexFATを選択する
「開始」をクリックする
フォーマットするとデータは見えなくなるため、必要なファイルがある場合は先に復元を行ってください。
USBをフォーマットした後にファイルを復元する方法
誤ってUSBメモリをフォーマットしてしまっても、新しいデータを書き込んでいなければ復元できる可能性があります。
Tenorshare 4DDiGは、USBメモリ・SDカード・HDD・SSDなどから削除・フォーマットされたデータを復元できるソフトです。写真・動画・Word・Excelなど、2000種類以上のファイル形式に対応しています。
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4DDiGを起動し、USBメモリを選びます。
-
スキャンが終わると、見つかったファイルが種類ごとに分かれて出ます。
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見つかったファイルをプレビューで確かめ、保存先を指定して復元します。元のUSBメモリへ保存すると上書きされる可能性があるため、必ず別の保存先を選びましょう。
USBのアクセス拒否に関するよくある質問
「USBアクセスが拒否されました」と表示されるのはなぜですか?
主な原因は、アクセス権限の不足、ファイルシステムの破損、ドライバーの異常、ウイルス感染、USBメモリ本体の故障です。まずは物理的な接続とアクセス権限を確認しましょう。
Windows10・Windows11でUSBのアクセス拒否を解除するにはどうすればいいですか?
基本的な流れは以下のとおりです。
USBポートを変更する
アクセス権限を変更する
ドライバーを更新する
chkdskを実行する
最終手段としてフォーマットする
この順番で試すことで、安全にUSBアクセス拒否を解除できます。
アクセス拒否されたUSBをフォーマットするとデータは消えますか?
はい。フォーマットすると通常はデータへ直接アクセスできなくなります。
ただし、上書きされていなければデータ復元ソフトで復元できる可能性があります。重要なデータがある場合は、フォーマット前に復元作業を行うことをおすすめします。
まとめ|USBのアクセス拒否は原因を確認して適切に対処しよう
USBアクセス拒否は、アクセス権限・ドライバー・ファイルシステム・ウイルス・USBメモリ本体の故障など、さまざまな原因で発生します。焦ってフォーマットする前に、本記事で紹介した対処法を順番に試すことが大切です。
万が一フォーマットしてしまった場合でも、Tenorshare 4DDiGを活用すれば、大切な写真や書類を復元できる可能性があります。
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