質問「Windows11にアップデートして、不具合があることに気づきました。EPSONのprinterに出力するとエラーになってプリントできない。OSをWindows11にアップデートすると同時に何かプリンタの設定変更する必要があるのでしょうか?」
ーYahoo知恵袋
Windows 11へのアップデートは、新しい機能や性能の向上をもたらしますが、同時に、様々な不具合が発生する可能性も孕んでいます。本記事では、最新のWindows 11アップデートで報告されている主な不具合とその対処法について、わかりやすくまとめます。
Part1:Windows 11アップデートの不具合と解決策
Windowsは現在、最新のOSとして2021年10月5日よりWindows 11を提供しています。
Windows 11の普及率は約2割とまだ少ないですが、お使いの従来のOSサポート終了が近づいてくるにつれて、Windows 11のアップデート率はどんどん増えてくることでしょう。
Windows 11では、従来のOSと比較すると、ユーザーインターフェースとシステム機能が大幅に改善されています。しかし実際に、現時点でWindows 11へアップデートした方々の情報を確認すると、様々な不具合も報告されています。
2024年の最新版として、アップデートによる不具合情報や解決策を紹介します。
不具合 | 解決策 |
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アップデート後の起動時に画面が真っ暗/ブルースクリーンになる |
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リモートデスクトップの不具合 |
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アプリケーションがクラッシュする不具合 |
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データが消えた |
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では、次のパートで、Windows 11にアップデートした後、大切なデータが消えた場合、データ復旧ソフトTenorshare 4DDiGでデータを復元する手順を紹介します。
Part2:Windows 11にアップデート後のデータ復元
Windows10のサポート期間は「2025年10月14日」までと公表されています。サポート期限が少しずつ迫ってくる中で、「早めにアップデートしておこう」と意気込んで、無事にWindows10からWindows11へのアップグレードが完了したと思ったら、大切な写真フォルダ、書類ファイルが破損していて開けなくなっている…となってはとても悲しいですよね。
Windows 11へのアップデートをはじめ、各データのアップグレードをしていく際や、日頃から大切なデータを扱う中で、万が一に備えたデータ復元ソフトTenorshare 4DDiGを導入しておくことをおすすめします。
データ復元ソフトウェアTenorshare 4DDiGは、非常にわかりやすい簡単操作で高速動作が可能であり、高い確率で紛失してしまったあらゆるファイル形式のデータを復元することができます。Windows 11へのアップデートによる、データの破損や紛失でお困りの方はぜひ利用してみましょう。
安全的なダウンロード
安全的なダウンロード
- ハードディスクをスキャン:
Tenorshare 4DDiGの公式ウェブサイトからソフトウェアをダウンロードし、パソコンにインストールします。プログラムが起動後の画面で、「ドライブ」を選択して、復元したいデータが存在するドライブやパーティションをスキャンします。
- ファイルをプレビュー:
削除されたファイルを全てスキャンするのには時間がかかります。スキャン結果が出ましたら、詳細をプレビューするためにお探しのファイルタイプをクリックすることができるようになります。
- ファイルを復元:
右下の「復元」をクリックし、復元したファイルの保存場所を選択し、例えばOneDriveまたはGoogle Driveなどのクラウドディスクに保存することを検討してください。
注意:: 保存パスを元の場所を選択すれば、データが上書きして復元できない恐れがあります。
Part3:Windows 11アップデートによる不具合修正手順
Part1でご紹介した各アップデートの不具合の情報について、それぞれの具体的な修正手順を紹介していきます。
不具合1.アップデート後の起動時に画面が真っ暗/ブルースクリーンになる
パソコンの黒画面やブルースクリーンの問題は最も多いトラブルとして報告されています。考えられる原因としては、アップデート時に生じたパソコン内部での不具合です。システムが大幅に改善されたことから、場合により、更新後にうまく機能しないことがあります。
対処1.電源を落とした状態で、外付けデバイスを取り外す
デバイス本体に接続している周辺機器が悪影響を及ぼしている可能性もあるため、USBなども含めて、機器を外した状態で再起動してみましょう。
対処2.ダウングレードして、Windows10に戻す
Windows 11に更新したことでの不具合なので、Windows11からWindows10に戻すことで不具合が改善されるケースもあります。
また、ダウングレードによるデータの紛失・破損というものは生じませんが、Windows 11で新たにダウンロードしていたファイルやプログラムなどは消えてしまいます。
万が一、ダウングレードによる方法で不具合を修正したい場合には、事前にバックアップを取っておきましょう。
次に、ダウングレードの手順を解説します。
- デスクトップ画面「スタート」→「設定」をクリックします。
- 「更新とセキュリティ」をクリックし、「回復」を選択します。
- 「回復オプション」の「Windowsの以前のバージョン」で「戻る」を選択します。
- システム処理が始まるので、処理完了まで電源を入れたまま待機すると、ダウングレードが完了します。
不具合2.リモートデスクトップの不具合
手元の端末で、離れた場所にあるパソコンをインターネット経由で遠隔操作することができる「リモートデスクトップサービス」がありますが、「RD Connection Broker」もしくは「RD Gateway」を経由して接続すると、不具合が生じるという報告もあります。
対処法として、そもそもRD接続サービス側に不具合が生じている可能性もあるため、Windows 11起動後、少し時間を空けてからRD接続サービスの再起動をする方法もあります。
- 「Windows」+「R」キーを押して、「ファイル名を指定して実行」を開きます。
- 名前欄に「services.msc」と入力し、OKをクリックします。
- サービス画面が表示されるため、スクロールして「RD Connection Broker」を探します。
- 「RD Connection Broker」の項目を見つけたら、クリックします。
- 左側のサービス説明部分にある「サービスの再起動」をクリックして完了です。
不具合3.アプリケーションがクラッシュする不具合
「アプリを使用中に急に画面が落ちた」、「一部の検索エンジンしか開けない」など、ソフトウェアによっては、Windows 11との相性が良くない場合も考えられます。
そのため、Windows 11へのアップデート後にソフトウェアを使用していて、急に画面が落ちるアプリに関しては、再インストールすることをおすすめします。
また、Windows 11のリリース後にアップデートしていても、その後久しぶりにパソコンを使用する場合には、Windows 11のバージョンが更新されていない事により、不具合が生じる場合もあります。
Part4:Windows 11 リリースの更新履歴
2024年3月現在、最新のWindows 11は、Windows 11 2023 Update(Windows 11, version 23H2)です。Windows 11の更新プログラムは、大きく分けて「機能更新プログラム」「月例更新プログラム」2種類あります。
更新プログラム | 公開日 |
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KB5041585 | 2024-08-13 |
KB5040527 | 2024-07-25 |
KB5040442 | 2024-07-09 |
KB5039302 | 2024-06-25 |
KB5039212 | 2024-06-11 |
KB5037853 | 2024-05-29 |
KB5037771 | 2024-05-14 |
Part4:まとめ
今回は、Windows 11へアップデートによる不具合の最新情報とその解決策を紹介しました。
日々更新されていくOSの中でも、どこかしら不具合というのは生じるものです。Windows 11のアップデートに不安な方も、今回ご紹介した不具合の修正方法を参考にして、解決していきましょう。
また、Windows 11のアップデートでのデータ破損などに不安な方は、復元ソフトTenorshare 4DDiGを導入しておくと、より安心して更新できるでしょう。