「KB5022913の不具合にはどういうものがありますか?」
「累積更新プログラムKB5022913の新機能にはどういうものがありますか?」
「KB5022913をアンインストールすることはできますか?」
これらの疑問を解決するべく、今回の記事では、Windows 11バージョン 22H2の累積更新プログラムであるKB5022913の新機能と不具合について紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
Part1:累積更新プログラムKB5022913で追加された新機能
Windows 11のバージョン「22h2」の累積更新プログラムKB5022913が2023年2月28日(現地時間)からリリースされました。
日々アップデートされる累積更新プログラムKB5022913で追加された新機能については以下の通りです。
スマホ連携 iPhoneにも対応
2022年3月31日(現地時間)において、WindowsパソコンとAndroid端末を連携させるアプリが公開されていましたが、iPhoneもプレビュー版として対応するようになりました。この機能ではスマートフォンの着信、SMSでのやり取りまでパソコンで操作することが可能です。
以上のように、新機能がどんどん登場しており、操作性が向上しています。
最新状態にアップデートする意識を持ち、最適なセキュリティとパフォーマンスを確保するためにも、Windowsシステムを常に安全に保ちましょう。
メモ帳もタブに対応
ちょっとしたことをメモしたいときに使える「メモ帳」アプリがタブ対応になりました。
タスクバー検索アイコン
タスクバーにある検索部分について、直接検索ワードをタスクバーで入力できるようになったため、操作性が向上し、検索しやすくなりました。
検索機能を利用しない場合、アイコンを非表示にすることもできますよ。
システムトレイアイコンの表示
従来、1行に3つまで表示されていたアイコンが、今回の更新により5つまで表示されるようになりました。
※6つ目からは2行目に表示されます。
タスクマネージャーの表示
従来のタスクマネージャーと比較すると、表示画面上部に検索ボックスが追加されました。この部分でプロセスを検索したり、システムの検索ができたりします。
また、タスクマネージャーのテーマ変更も可能になっております。
電源に関する表示
二酸化炭素排出量を削減するべく、お使いのパソコンでも簡単に省エネに設定する方法が分かりやすくなりました。
「エネルギーに関する推奨事項」という項目から設定ができます。
Part2:累積更新プログラムKB5022913の不具合
「22H2」でも提供が開始された累積更新プログラムKB5022913ですが、【Windowsが正常に起動しない】という不具合も報告されています。
報告されている不具合の原因は以下の通りです。
Windowsが正常に起動しない
原因➀「Explorer Patcher」をインストールしている
Explorer Patcherとは、タスクバーをカスタマイズできるオープンソースのプログラムですが、KB5022913の更新時にインストールしていると不具合が起きることがあります。
これは、Explorer Patcherのバージョンが古いことが原因となりうるため、アプリを最新バージョンにアップデートしましょう。
「Explorer Patcher」をインストールしている場合には、KB5022913を適用させる前にアプリのアンインストールをすることをおすすめします。
ただ、万が一、KB5022913を適用させてしまって不具合が生じている場合には、Explorer Patcher開発者のカスタマーサポートに問い合わせる必要があります。
※Explorer Patcherは、Windows11のタスクバーをWindows10で使用していた時のタスクバーにすることも可能です。スタートメニューなどのカスタマイズ機能も備わっているので、画面のデザイン性にもこだわる方にはおすすめです。
原因➁「StartAllBack」をインストールしている
StartAllBackは、Windows11のバージョンのまま、外観のみをWindows10に戻せる有料ソフトです。
Explorer Patcherと同様に、アプリを最新の状態に更新しておくこと、KB5022913のインストール前にアンインストールしておくことで、不具合を未然に防げるでしょう。
※既に不具合が生じている場合は、カスタマーサポートに連絡しましょう。
対策の提案
問題を回避するためには、更新プログラムを適用する前にバックアップを取りましょう。事前にシステムの復元ポイントを作成しておくことで、より安心して適用・更新ができますよ。また、更新プログラムが提供される前に、システムのメンテナンスを定期的に行い、セキュリティの更新やドライバーの更新などを行うことも重要です。
大切なデータをバックアップした後、KB5022913へ更新できます。ただし、アップデートプログラム(KB5022913)をアンインストールすることで、パソコンのセキュリティが脆弱になる可能性があるため、予め注意したうえで行いましょう。
事前にバックアップしない人も心配しない、データ復元ソフト4DDiGを使用して消えたファイルを復旧できます。
PC向け
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Part3:Windows 11更新後に失われたデータを復元する
仕事をはじめ、プライベートでも使用することが増えている中、日々システムの更新が行われて、より快適・便利に使用できています。
Windows OSの更新をかかさず行っている方は、月例アップデート前に自分で更新する方もいることと思います。
しかし、いざ提供が開始されたKB5022913に更新したときに不具合が生じて、正常な起動が行なわれず、保管していた書類データや写真、動画などが紛失しては悲しいですよね。
万が一のデータ損失に関するトラブルを解決するソフトとしてデータ復元ソフト4DDiGがあります。
4DDiGは、多数のストレージデバイスとファイル形式をサポートしており、あらゆる種類のデータ損失シナリオに対応しています。
また、誤削除、OSのクラッシュなどの原因で失われたデータも復元するため、KB5022913のダウンロード時に導入しておくと、より安心して更新作業を行えるでしょう。
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4DDiGをインストール、起動させます。
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ファイルの場所を選択
ファイルが失われた場所にマウスを置き、「スキャン」をクリックします。
ファイルの検出
しばらく待つと、指定した場所にあるすべてのファイルが表示されます。
ファイルのプレビューと復元
復元するファイルを選択して右側の「プレビュー」をクリックして選択されたファイルを確認できます。そして、右下の「復元」をクリックし、保存場所を指定すると、ファイルがすぐに復元されます。
注意:: 保存パスを元の場所を選択すれば、データが上書きして復元できない恐れがあります。