Windows11/10対応:無料のパーティション変更ソフトまとめ

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カテゴリ:パーティション管理|更新日:2025-08-14 18:52:31

PCの容量が足りない、Cドライブだけがパンパン…そんなときに役立つのが「パーティション変更ソフト」です。Windowsでは初期状態でCドライブにすべてのデータが集まりがちですが、パーティションを分割・統合することで、データ管理の効率化や空き容量の確保が可能になります。

この記事では、windows10/11で使える無料のパーティション変更ソフトを厳選してご紹介します。

パーティションサイズ変更ソフトの選び方

無料パーティション変更ソフトといっても、その機能や使いやすさには差があります。選ぶときに重視すべきポイントは以下の通りです:

  • 無料版と有料版の違い 無料版でもパーティションのサイズ変更や結合、分割といった基本操作ができるかを確認しましょう。一方で、有料版でしか対応していないOS移行やMBR/GPT変換などの高度な機能もチェックすることが大切です。
  • 使いやすさ 初心者でも迷わず操作できるシンプルでわかりやすいユーザーインターフェースかどうかを重視しましょう。グラフィカルな操作で直感的に扱えるソフトは、誤操作を防ぎやすくストレスが少ないです。
  • 機能 基本的なパーティション操作に加え、自分が必要とする機能が備わっているかを確認しましょう。特にOSの移行やパーティションスタイルの変換などは、ソフトによって対応状況が異なります。
  • 日本語対応 ソフトが日本語に対応しているかも重要です。エラーメッセージや操作ガイドが日本語で表示されると、問題発生時もスムーズに対処でき、操作の理解も深まります。

パーティション変更ソフト1:4DDiG Partition Manager

4DDiG Partition Managerは初心者から上級者まで幅広く使える高機能パーティション管理ソフトです。 ドラッグ&ドロップ式のUIで直感的に操作可能。パーティションのサイズ変更はもちろん、分割・結合・SSDクローン・OS移行など、幅広い機能を無料で使えます。

  • メリット
  • デメリット
    • 日本語対応で操作がわかりやすい
    • パーティションの拡張・縮小・移動・コピーが可能
    • SSD/HDD間でOS移行可能
    • データ損失のリスクが低い設計
    • 一部高度な機能は有料版でのみ利用可能
    • Windows版のみ

パーティション変更ソフト2:GParted

GPartedはLinux由来のパーティション変更フリーソフトで、非常に多機能なパーティションエディタです。ブータブルUSBやCDから起動して操作するタイプで、Windowsインストール前のディスク準備などにも便利です。

  • メリット
  • デメリット
    • 完全無料でオープンソース
    • FAT32/NTFS/extなど多くのファイルシステムに対応
    • ブータブルメディアで使用するためOSに依存しない
    • 日本語非対応
    • 操作がやや複雑で初心者向けではない
    • USBまたはDVDから起動する必要あり

パーティション変更ソフト3:LBパーティションワークス

パーティション変更ソフトLBパーティションワークス

LBパーティションワークスは日本製のパーティション管理ソフトで、国内ユーザーにも馴染みやすいUI。無料版でも分割・削除・フォーマットなどの基本操作が可能です。

  • メリット
  • デメリット
    • 完全日本語対応
    • 安定した動作と安心感
    • 無料版でも実用的な機能が使える
    • 無料版では「サイズ変更」ができない(有料版が必要)
    • UIが少し古く感じる場合もある

パーティション変更ソフト4:Paragon Partition Manager Free

パーティション変更ソフトParagon Partition Manager Free

Paragon Partition Manager Free信頼性の高いParagon製の無料ソフトで、シンプルな操作が可能。データの安全性も高く、初めてパーティション操作をする方にもおすすめです。

  • メリット
  • デメリット
    • シンプルで見やすいUI
    • 必要最小限の操作に特化
    • 安定性と信頼性が高い
    • 高度な機能(OS移行、クローンなど)は非対応
    • 更新頻度がやや少ない

4DDiG Partition Managerを使ってパーティションサイズを変更する方法

パーティション管理ソフト4DDiG Partition Managerを使ったパーティションサイズの変更方法は次のような流れです。

データを残したまま安全に少ないステップで操作できるのが、4DDiG Partition Managerの強みです。

無料ダウンロード

安全なダウンロード

  • 4DDiG Partition Managerをインストールして起動します。左側の「パーティション管理」を選択します。次に、サイズを変更するパーティションを右クリックし、「サイズ変更/移動」を選択します。

    「サイズ変更/移動」を選択
  • ポップアップウィンドウで、選択したパーティションの境界線をドラッグ&ドロップしてサイズを変更します。または、指定したパーティションサイズをGB単位で入力することもできます。パーティションサイズが設定されると、変更の結果をプレビューできます。問題がなければ、「OK」をクリックします。

    パーティションサイズが設定
  • キューに入れられたサイズ変更操作がタスクリストに表示されます。「タスクを実行」をクリックし、「OK」をクリックして操作を実行します。

    「タスクを実行」をクリック
  • パーティションのサイズ変更プロセスがすぐに開始され、しばらく時間がかかります。パーティションのサイズが期待通りに調整されるまで待ち、「OK」をクリックしてください。

    パーティションのサイズ変更開始

上記のようにデータを残したまま安全に少ないステップで操作できるのが、4DDiG Partition Managerの強みです。

Windows11/10でパーティションを無料変更する方法(ディスクの管理)

Windows標準の「ディスクの管理」ツールでも、パーティションのサイズを変更できます。ただし、制限も多く、分割や結合には非対応です。

  • Win + X →「ディスクの管理」を選択

  • 操作したいドライブを右クリック

  • 「ボリュームの縮小」を選択し、希望するサイズを入力

  • 空き領域ができたら、新しいパーティションとしてフォーマット

注意点として、未割り当て領域の結合や複雑な操作はできないため、柔軟な運用を求めるなら専用ソフトの利用がおすすめです。

まとめ

パーティション管理は、PCのストレージ効率を最大化するために非常に有効です。 今回紹介した4つのパーティション変更フリーソフトはそれぞれ特徴があり、用途やスキルに応じて使い分けが可能です。特に「4DDiG Partition Manager」は、初心者でも簡単に操作でき、日本語対応・無料機能が充実したバランスの取れたソフトです。

無料ダウンロード

安全なダウンロード

よくある質問(FAQ)

Q1. PCのパーテーションを変更するにはどうすればいいですか?

A. windowsの標準機能を使うか、専用ソフトを使うかの選択になります。初心者には、直感的に操作できる「4DDiG Partition Manager」の利用がおすすめです。

Q2. パーティションタイプを変更するにはどうすればいいですか?

A. GPTとMBRの変換などは、4DDiG Partition Managerや他の専用ツールで対応可能です。Windows標準機能ではできないことも多いため注意が必要です。

Q3. パーティションを切る理由は何ですか?

A. データの整理、バックアップの効率化、システムとデータの分離による安定性向上などが主な理由です。

加藤篤人 (編集者)

4DDiGの編集長として、データ復元、ファイル修復、重複ファイルの削除、パーティション管理、あらゆる種類のパソコンの問題に対するエラー修復など、Windows および Mac 関連の問題に対する最適な解決策を提供することに専念しています。

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