Windows 11/10/8/7で隣接しないパーティションを結合する手順

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カテゴリ:パーティション管理|更新日:2024-11-20 14:13:49

パソコンを使用していると、HDDやSSDのパーティション管理が必要になることがあります。しかし、パーティションが隣接していない場合、Windowsの標準ツールでは簡単に結合できないことがあり、頭を悩ませることも少なくありません。この記事では、そんな隣接していないパーティションを簡単に結合する方法について解説します。

Part 1: Windowsでパーティションを結合できない理由

Windowsのディスク管理ツールや一般的な方法では、隣接していない パーティションを直接結合 することはできません。結合するパーティションが隣り合っている必要があります。たとえば、CドライブとDドライブの間に未割り当て領域が存在する場合、その領域がCドライブまたはDドライブに隣接していなければ、ディスク管理ツールではそのパーティションを結合することができないです。

この制約は、HDDやSSDに関する技術的な要因により生じています。hddなどのパーティション結合は、ファイルシステムやデータの物理的な配置に関連するため、Windows標準のツールでは処理が制限されています。

Part 2: Windowsで隣接しないパーティションを結合する方法

隣接していないパーティションを結合するには、特定のツールやコマンドを使用してパーティションを再構成する必要があります。以下では、 4DDiG Partition Manager を使用する方法から、Windowsの標準ツールであるディスク管理やDiskpartを利用する方法まで、3つの手順を紹介します。

方法1: 4DDiG Partition Managerで隣接しないパーティションを結合する

4DDiG Partition Managerを使えば、未割り当て領域を含むパーティション結合が簡単に行えます。また、ディスク全体の最適化やパーティションの クローン作成 、データの移行、フォーマットといった多機能な操作も可能です。

4DDiG Partition Managerのメリットと機能は以下のになります。

  • 直感的なインターフェース: 複雑な操作が不要で、初心者でもすぐに使いこなせる。
  • 隣接していないパーティションの結合が可能: 他のツールでは対応できないケースも処理できる。
  • 高速な処理速度: ssdやhddのパーティション操作や結合がスムーズに行える。
  • データを保持しながらの結合: データの損失を最小限に抑えて作業が可能。
  • Windows 11/10/8/7に対応: 最新のwindows11やwindows10バージョンのような幅広いバージョンでssdやhddのパーティション結合が可能

4DDiG Partition Managerでパーティションを結合する手順は次の通りです。

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  • 容量を増やしたいターゲットパーティションを右クリックし、「結合」を選択します。

    「結合」を選択
  • パーティションを選択するか、ターゲットパーティションに隣接する領域の割り当てを解除し、パーティションの結合後のディスク レイアウトをプレビューします。次に、「OK」をクリックして、選択したパーティションをマージするか、ターゲット・パーティションとのスペースの割り当てを解除します。

    選択したパーティションをマージ
    注意

    現在、結合できるのは隣接する 2 つのパーティションのみです。 パーティションまたは未割り当て領域がターゲット パーティションに隣接していない場合、それらをマージすることはできません。

  • 保留中の操作がタスクリストに追加されます。「1つのタスクを実行」をクリックし、「OK」を選択して操作をコミットするだけです。

    「OK」を選択
  • パーティションマージプロセスは、マージしたいパーティションのサイズによって、完了するまでに時間がかかることがあります。データの損失や破損を避けるため、プロセスが完了するまでプログラムを閉じないでください。パーティションが正常に結合されたら、「完了」をクリックします。

    パーティションが正常に結合された

方法2: ディスク管理で隣接しないパーティションを結合する

windows標準の「ディスク管理」ツールを使用して、隣接していないパーティションを結合することも可能です。

ディスク管理を使ってパーティションを結合する手順は以下になります。

  • まずデスクトップ画面で「Windowsキー」 + 「X」 でメニューを開き「ディスク管理」を選択します。

    「ディスク管理」を選択
  • 隣接する未割り当て領域がある場合、パーティションを右クリックし、「ボリュームの拡張」を選択します。

    「ボリュームの拡張」を選択
  • ウィザードに従っていくとパーティションを結合されます、最後に「完了」ボタンを押して閉じてください。

    「完了」ボタンを押し

方法3: Diskpartで隣接しないパーティションを結合する

Diskpartは、コマンドプロンプトを介してパーティションを操作するツールです。Diskpartは非常に強力なツールですが、コマンド操作に慣れている必要があり、誤った操作をするとデータが失われるリスクがあります。そのため、データのバックアップを取った上で行うことをお勧めします。

  • デスクトップ上の検索ボックスに「diskpart」と入力してEnterキーを押しすと候補に出てくるのでdiskpartをクリックして開きます。

  • 開いたら「list disk」と入力してEnterキーを押し、ディスクのリストを表示します。

    ディスクのリストを表示
  • 結合したいディスクを選択するために、「select disk e」と入力し(eはディスク番号)、Enterキーを押します。

    結合したいディスクを選択
  • 「list partition」と入力してEnterキーを押し、パーティションのリストを表示します。

    「list partition」と入力
  • 「select partition 3」と入力し(3はパーティション番号)、Enterキーを押します。

    「select partition 3」と入力
  • 最後に「extend」と入力するとパーティションが結合されます。

    パーティションが結合され

まとめ

Windowsで隣接していないパーティションを結合する方法について解説しました。どれも有効な方法ではありますがディスク管理やDiskpartを使った方法と比べて、4DDiG Partition Managerのような専用ツールを使用する方が、安全で効率的にパーティションの結合ができるため、初心者には特におすすめです。

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加藤篤人 (編集者)

4DDiGの編集長として、データ復元、ファイル修復、重複ファイルの削除、パーティション管理、あらゆる種類のパソコンの問題に対するエラー修復など、Windows および Mac 関連の問題に対する最適な解決策を提供することに専念しています。

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