Diskpartコマンドでパーティションを削除/作成する方法

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カテゴリ:パーティション管理|更新日:2024-11-20 14:12:01

Windows 10や11で「ディスクの管理」から回復パーティションなどを削除できなくて困ったことはありませんか?

回復パーティションのような特別なパーティションでも、「コマンドプロンプト」上でdiskpartコマンドを使用して削除できます。

この記事では、diskpartでパーティションを削除・作成する方法、それにdiskpart代替品の操作方法を解説します。

Part1. Diskpartとは?

diskpartはコマンドプロンプト上でdiskpartコマンドを文字入力してパーティション・ディスクの削除・作成・拡張・結合などの管理操作を行います。

Windows 11/10/8/7の標準的な機能としてインストールせずに使えるのがメリットですが、diskpartコマンドと呼ばれる文字を入力しながら操作を行うので、初心者にはハードルが高く感じられます。

Part2. Windows 11/10/8/7でDiskpartコマンドの使い方

Windows 11/10/8/7でdiskpartコマンドの使い方を図解でわかりやすく解説します。

始めに、下記のように「コマンドプロンプト」を管理者として起動します。

  • 下図のように赤枠①の検索ウインドウ内に「コマンドプロンプト」と入力します。

  • 「コマンドプロンプト」のアイコンの上部で右クリックします。

  • 「管理者として実行」をクリックします。

  • diskpartコマンドプロンプト実行

2.1 Diskpartでパーティションを削除

diskpartでパーティションを削除する手順を下記で説明します。

  • コマンドプロンプトを「管理者モード」で起動

  • 「diskpart」と入力

  • 「list disk」と入力

  • 「select disk ディスクの番号」の形式で入力

  • 「list partition」と入力

  • 「select partition パーティションの番号」の形式で入力

  • 「delete partition」と入力
    *隠しパーティションやシステムで保護された回復パーティションを削除するには、「delete partition」コマンドの代わりに「delete partition override」コマンドを実行する必要があります。

  • 「exit」を入力


2.2 Diskpartでパーティションを作成

diskpartでパーティションを作成する手順をを下記で説明します。

  • コマンドプロンプトを「管理者モード」で起動

  • 「diskpart」と入力

  • 「list disk」と入力

  • 「select disk ディスクの番号」の形式で入力

  • 「create partition primary size=サイズ(MB単位で指定)」

  • 「exit」を入力

他によく使われるコマンド
  • 「clean」
    ディスクやパーティションの内容を消去するコマンドです。
  • 「clean all」
    ディスクやパーティションの内容を消去するコマンドですが「clean」コマンドと異なる点は、ディスクやパーティションの内容がすべて「0」で上書きされ、内容が完全に消えてデータの復元は不可能になることです。
  • Part3. diskpartの初心者向けのパーティション削除/作成する方法

    diskpartで削除・作成などパーティション・ディスク管理を行うのは初心者にはハードルが高いでしょう。

    そのため、簡単操作のパーティション・ディスク管理ツール「4DDiG Partition Manager」と「ディスクの管理」の使用をおすすめします。

    下記では、パーティション・ディスク管理専用ソフト「4DDiG Partition Manager」やWindowsに標準搭載「ディスクの管理」の特徴について詳しく解説しています。


    3.1 4DDiG Partition Managerならワンクリックで削除/作成操作が可能

    パーティション・ディスク管理専用ソフト4DDiG Partition Managerならdiskpartとは異なり、グラフィカルで直感的な操作、簡単ワンクリックでパーティションを削除・作成が可能です。

    この場合は、Diskpartコマンド以外の既存機能を用いて調整することもできますが、手間のかからないパーティション管理ソフトを利用することもおすすめです。特に4DDiG Partition Managerであれば、以下の利点も備えており、とてもおすすめです。

    操作がわかりやすく簡単で、手順も数ステップのみで完結します。

    パーティションの作成のみならず、縮小・拡張・削除・フォーマットもサポートしています。

    データを失うことなく、HDDをアップグレードすることもできます。

    「4DDiG Partition Manager」の創作手順は下記の通りです。

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    安全なダウンロード

    • 4DDiG Partition Managerをダウンロードして起動します。左側の「パーティション管理」を選択します。次に、削除するパーティションを右クリックし、「削除」オプションを選択します。

      削除したいパーティションを選択
    • 次に、右下隅にある「タスクを実行」をクリックし、「OK」 をクリックします。

      パーティション削除タスクを実行
    • 選択したパーティションが正常に削除されたら、「OK」をクリックします。

      パーティション削除の完了
    ノート

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    3.2 ディスクの管理では一般のパーティションのみ削除可能

    Widows11、10で標準搭載されている「ディスクの管理」では回復パーティション、EFIシステムパーティションなどの特殊なパーティションの削除はできないように機能が制限されています。

    そのため、必要に応じて使いづらい「diskpart」と使い分ける必要があり、Windowsの標準機能では初心者にはあまり親切とはいえません。

    Part4. パーティションの削除/作成に関するよくある質問

    4.1 パーティションを削除したらデータは残りますか?

    パーティションを削除するとOS上では認識されないようになり、見かけ上データが残っていないように見えますが、「4DDiG Partition Manager」のパーティションの回復・復元機能でデータも復元されます。

    ただし、パーティションを削除してから時間が経つと共にデータの復元確率が低下するので、なるべく早めにパーティションの回復・復元を行いましょう。

    4.2 回復パーティションを削除してもいいですか?

    メーカー製のPCはトラブルが起こった際などに、工場出荷時の状態に初期化するために回復パーティションを使用することがあります。

    そのため、トラブルが起こっても回復パーティションを使用する必要がない場合は、削除しても問題ありません。

    4.3 回復パーティションを削除してしまったのですが再作成できますか?

    回復パーティションは4DDiG Partition Managerを通して簡単に再作成できます。 詳しい操作手順は下記にあります。

    最後に

    パーティション・ディスクの管理操作は間違えると大切なデータが消失したり、OSが起動しなくなったりする可能性もあり、初心者はハードルが高いように感じるでしょう。

    簡単なパーティション・ディスク管理はWindows 11、10などに標準で搭載されている「ディスクの管理」でも行えますが、かゆいところには手が届きません。

    「ディスクの管理」にない機能は、同じくWindowsに標準搭載のdiskpartでカバーできるものの、操作のたびにコマンドを入力するタイプのアプリケーションなので、初心者にはわかりづらくミスを誘発しかねません。

    もっと手軽で安全に、あらゆるパーティション・ディスク管理を一元化して行いたい方には「4DDiG Partition Manager」をおすすめします。

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    加藤篤人 (編集者)

    4DDiGの編集長として、データ復元、ファイル修復、重複ファイルの削除、パーティション管理、あらゆる種類のパソコンの問題に対するエラー修復など、Windows および Mac 関連の問題に対する最適な解決策を提供することに専念しています。

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