質問
「teamsで捨てた資料はどこから取り出せるか教えて。」
ーMicrosoft コミュニティ
Microsoft Teams(チームズ、チームス)でのファイル共有は日常業務に欠かせない機能ですが、間違って重要なファイルを削除してしまった経験はありませんか?Teamsでファイルを消した後、「どこに行ったのか分からない」「消した写真の復元方法が見つからない」といった悩みを抱える方は少なくありません。
本記事ではTeamsファイルの削除・復元の仕組みから具体的な手順まで、トラブル解決に必要な情報を幅広くお伝えします。
Teamsで削除したファイルはどこにある?
場所を把握しておくことで、迅速な復元作業が可能になります。
チャネルの「ファイル」タブから削除されたファイルは、SharePointのごみ箱に移動します。
またチャットでファイルを削除すると、投稿者のOneDriveのごみ箱に保存されます。
ゴミ箱内でのファイル保存期間は93日間です。この期間を過ぎると完全に削除され、通常の方法では復元できなくなります。

Teamsチャットからファイルを削除する方法
チャット機能でのファイル削除には複数のアプローチがあります。状況に応じて最適な方法を選択しましょう。
チャット画面からファイルを削除する
もっとも直接的な方法は、チャット画面からの直接操作です。
削除手順:
対象のチャットを開く
削除したいファイルが添付されたメッセージの右上「...」をクリック
表示されるメニューから「削除」を選択
ファイルリストからファイルを削除する
より整理された環境でファイル管理を行いたい場合は、ファイルリストを活用します。
削除手順:
左部の「OneDrive」をクリック
「マイファイル」>「Microsoft Teams チャット ファイル」を開く
削除対象ファイルの左側にチェックを入れる
画面上部の「削除」ボタンをクリック
複数ファイルの一括削除も可能で、効率的なファイル整理が実現できます。
OneDriveからファイルを削除する
チャットファイルの削除は、OneDriveから直接行うことも可能です。
削除手順:
ブラウザでOneDriveにアクセス
「マイファイル」>「Microsoft Teams チャット ファイル」に移動
削除対象ファイルにチェックを入れる
画面上部の「削除」をクリック
Teamチャネルからファイルを削除する方法
チャネル内のファイル管理は、チーム全体の作業効率に関係する重要な作業です。
ファイルを1つ削除する
単一ファイルの削除は、最も基本的な操作です。
削除手順:
対象チャネルの「ファイル」タブをクリック
削除対象ファイル名の横にある「...」をクリック
ドロップダウンメニューから「削除」を選択
「このアイテムをサイトのごみ箱に送信しますか?」の確認で「削除」をクリック
ファイルを複数削除する
大量のファイル整理が必要な場合は、複数選択による一括削除が効率的です。
削除手順:
チャネルの「ファイル」タブにアクセス
削除対象ファイルの左側チェックボックスを複数選択
画面上部に表示される「削除」ボタンをクリック
確認ダイアログで削除を承認
この方法により、teams ファイル 削除作業の時間を大幅に短縮できます。
Teamsで削除したファイルを復元する方法
あやまって削除したファイルも、適切な手順を踏めば復元可能です。
チャネルファイルを復元する
SharePointのゴミ箱機能を活用した復元方法は、以下の手順で実行します。
復元手順:
対象チャネルの「ファイル」タブを開く
画面上部の「...」から「SharePointで開く」を選択
SharePointサイトにログインして左部の「ごみ箱」をクリック
復元対象ファイルにチェックを入れる
画面上部の「復元」ボタンをクリック
これでファイルが元のチャネル内の「ドキュメント」フォルダに戻ります。
OneDriveファイルを復元する
チャットで消されたファイルの復元は、OneDriveのゴミ箱から行います。
復元手順:
ブラウザでMicrosoft 365にアクセス
OneDriveアプリを起動
左側メニューから「ごみ箱」を選択
復元対象ファイルを特定してチェック
画面上部の「復元」ボタンをクリック
これでファイルが元のフォルダに戻り、関連するチャットでも再び利用可能になります。
Teamsでファイル復元できない時の対処法
標準的な復元方法で解決できない場合、より高度なアプローチが必要になります。とくにごみ箱からも完全に削除されたファイルや、93日の保存期間を過ぎたデータについては、専門的なデータ復元ソフトの使用が効果的です。
Tenorshare 4DDiGは、Teams関連ファイルの復元にすぐれた性能を発揮するデータ復元ソフトです。
とくにファイルをローカルPCにダウンロードしていた場合や、ファイルを作成したPCが手元にある場合、Tenorshare 4DDiGを使用することでファイルを消しても復活できる可能性があります。
手順も次のとおり、とてもシンプルです。
安全なダウンロード
安全なダウンロード
Tenorshare 4DDiG を起動し、削除したTeamsファイルが存在するハードディスクやパーティションを選択し、スキャンします。
しばらく待つと、消してしまったTeamsファイルが表示されます。復元前に、写真、ビデオ、ドキュメントなどのファイルをダブルクリックすることによりプレビューが可能です。
復元したいファイルを選択し、保存場所を選択します。例えばOneDriveまたはGoogle Driveなどのクラウドディスクに保存することを検討してください。
注意:
保存パスを元の場所を選択すれば、データが上書きして復元できない恐れがあります。
まとめ
Teamsでのファイル削除・復元は、チャットまたはチャネルによって保存先とアプローチが異なりますが、どちらもごみ箱から93日以内であれば復元が可能です。
しかしごみ箱を空にしたり保存期間を超過したりしたケースでは、Tenorshare 4DDiGのようなデータ復元ソフトが頼もしい味方となります。無料版でも十分な復元機能を提供します。
定期的なバックアップと併せてこれらの復元方法を理解しておくことが、安心のTeamsライフの第一歩です。
安全なダウンロード
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