「古いMacBookから新しく買ったMacBook Proにデータを移行したいのですが、やり方を教えてもらえませんか?」
新しいMacにデータ移行するには、いくつかの方法があります。ただ、どのような方法で移行すればよいのか、迷ってしまいますよね。この記事では、データ移行のそれぞれの方法やメリット・デメリット、データ移行時の注意点などを解説します。ぜひ、データ移行をするときの参考にしてみてくださいね。
Part1: Macのデータを移行する必要がある状況
最初に、Macでデータを移行する必要がある状況と、移行時の注意点を解説します。
1.Macのデータを移行する必要がある状況
新しいMacに買い替え、古いMac内のデータを引き継いでそのまま使用したいときに、データの移行が必要です。
新しいMacを別の用途で使用したり、古いMac内のデータが新しいMacで必要なかったりする場合は、データを移行する必要はありません。
また、買い替えをするとき以外にも、以下のタイミングでデータ移行が有効です。
·データを整理したいとき
昔に保存した写真などのデータが、どのフォルダにあるのかわからなくなった経験がある方も多いと思います。
Macに入っているデータを新しい端末に移行することで、データ管理しやすくなる場合があります。よってデータを整理したい場合でも、新しい端末へのデータ移行は有効です。
·Macを処分するとき
Macを処分する場合は、データの移行が必要です。データの移行・バックアップを取ってからMacを処分しましょう。
セキュリティ等の観点から、データを抜き取った状態でMacを処分しましょう。また、自分で簡単にデータ移行した場合、Mac内から完全にデータが消えていない可能性があります。Macの処分は、データ削除を無料でおこなってくれる業者に依頼することをおすすめします。
2.Macのデータを移行する時の注意点
Macのデータを移行するときは、いくつか注意点があります。注意点を把握しておけば、データ紛失や個人情報の流出などのトラブルを避けることができますよ。
·インターネット通信が安定している状態でおこなう
インターネット通信が不安定な状態でデータ移行をおこなうと、以下のリスクがあります。
- 1.中断した場合、データが紛失してしまう
- 2.すべてのデータが移行されない
- 3.膨大な時間がかかる
必ずインターネット通信が安定した環境で、データ移行をおこないましょう。
また、カフェなどにあるような、セキュリティが不安な公共Wi-Fiの利用はおすすめできません。個人情報が流出する危険性があるからです。
·時間がかかる場合がある
データが大量にある場合は、移行にかかる時間が長くなります。データ移行は、時間に余裕があるときにおこないましょう。
3.【豆知識】Macから削除してしまったファイルを復元する
Macでデータ移行時のトラブルがあった場合や、誤ってファイルを削除したときは、簡単には復元できません。
ただし、データ復元ソフトを用いれば簡単に復元できます。万が一、Macでデータが消えてしまった場合は、データ復元ソフトをぜひ試してみてくださいね。
特にTenorshare 4DDiG Macデータ復元ソフトであれば、たったの3ステップでデータを復元できて、操作も簡単です。もちろんMacにも対応しているソフトです。また、以下のようなメリットもあります。
- システムやCPUの故障、ウイルス攻撃を受けたときなどでもデータ復元できる。
- すべてのユーザーが、無料で案内や技術サポートを受けられる。
- 画像・動画・オーディオ・メールなど、幅広いファイル形式の復元ができる。
4DDiGは、最もおすすめのデータ復元ソフトです。無料お試しなどで、4DDiGの導入を検討してみてくださいね。
4DDiG Macデータ復元ソフトをインストールし、起動させます。
無料ダウンロードPC向け
安全的なダウンロード
無料ダウンロードMAC向け
安全的なダウンロード
ファイルの元の保存場所を選択し、「スキャン」をクリックして下さい。
復元したいファイルにチェックを入れ、「復元」をクリック。プレビュー、検索機能もあるため、必要に応じて活用して下さい。
スキャンされたファイルをプレビューして、保存場所を選択し、復元できます。
Part2: MacからMacにデータを移行する方法
これまで使用していたMacから新しいMacへデータを移行するには、いくつか方法があります。それぞれのデータ移行方法のメリット・デメリットや、手順を解説します。
方法1. 移行アシスタントを利用してデータを移行
最も一般的な方法として、Macの標準ツール「移行アシスタント」があります。「移行アシスタント」のメリット・デメリットは以下のとおりです。
·メリット
データだけでなく、旧Macで利用していた以下の情報も移行できます。
- ユーザーアカウント
- 設定情報
- アプリケーション
·デメリット
インターネットの通信状況にもよりますが、データ移行に時間がかかる場合があります。よって、インターネットの通信環境が整った状態で「移行アシスタント」を利用しましょう。
また、移行前に旧Mac上の不要なデータを削除することも、データ移行の時間を短くするには有効です。
「移行アシスタント」を利用した、大まかなデータ移行の手順は以下のとおりです。
- 旧Macと新しいMacをケーブルでつなぎます。
- 新しいMacで「移行アシスタント」を開きます。
- 「Mac、Time Machineバックアップ、または起動ディスクから転送する」を選択して、「続ける」をクリックします。
- 旧Macで「移行アシスタント」を開き、「別のMacに転送する」を選択します。
- 新しいMacで移行元やデータを選択し、転送を開始します。
以上で、「移行アシスタント」を利用したデータ移行は完了です。
方法2. Time Machineを利用してデータを移行
Macの標準バックアップツール「Time Machine」を利用してデータを移行できます。データの移行を「Time Machine」でおこなうときのメリット・デメリットは以下のとおりです。
·メリット
1.Macのデータを自動的にバックアップできます。
2.比較的短時間でデータ移行ができます。
3.データだけでなく、旧Macで利用していた以下の情報も移行できます。
- ユーザーアカウント
- 設定情報
- アプリケーション
·デメリット
外付けHDDの準備が必要です。
「Time Machine」を利用した大まかなデータ移行の手順は以下のとおりです。
- 旧Macと外付けHDDを接続します。
- 「Time Machine」を開いて、外付けHDDにデータを転送します。
- 新しいMacに先ほどの外付けHDDを接続します。
- 外付けHDDから新しいMacにデータを移行します。
以上で、「Time Machine」を利用したデータ移行は完了です。
方法3. iCloudを経由してデータを移行
Appleのオンラインストレージ「iCloud」を利用してデータを移行できます。データの移行を「iCloud」でおこなうときのメリット・デメリットは以下のとおりです。
·メリット
1.Apple IDを所有していれば、簡単にデータ移行ができます。
2.iPhoneやiPadとのデータの同期が簡単にできます。
·デメリット
1.Macの標準ツールとは異なり、ユーザーアカウントなどは移行できません。
2.「iCloud」の無料プランは、5GBまでしか利用できません。大量のデータを移行する場合は、有料プランに入会する必要があります。
方法4. 外付けHDDを利用してデータを移行
外付けHDDを利用して、データ移行ができます。メリット・デメリットは以下のとおりです。
·メリット
1.外付けHDDがあれば、簡単にデータ移行ができます。
2.データ移行をする過程で、外付けHDD内にバックアップも残せます。
·デメリット
1.Macの標準ツールとは異なり、ユーザーアカウントなどは移行できません。
2.外付けHDDの準備が必要です。
結論、最初のデータ移行時は、ユーザーアカウントなども同時に移行できる方法1・方法2がおすすめです。
その後、標準ツールでは移行されなかったデータや、都度の移行が必要なデータを、方法3・方法4で簡単に移行しましょう。
Part3: まとめ
今回の記事では、Macを買い換えた時のデータ移行方法を4つ紹介しました。また、それぞれのメリット・デメリット、データ移行時の注意点などを解説します。ぜひ参考してください。
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