「Macを使っていて、ゴミ箱を空にしたいのに、ゴミ箱を空にできない…。」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。Macを使っていると、他のアプリを使用中でエラーが発生しているなど様々な理由で、ゴミ箱を空にできないことがあります。

この記事では、Macのゴミ箱が空にできないときでも、ゴミ箱を空にする方法を7つ取り上げ、ゴミ箱から完全削除してしまったデータを復元する方法を解説しています。

  1. Part1:Macのゴミ箱を空にできないときの対処法
  2. Part2:空になったゴミ箱を復元する方法
  3. Part3:まとめ

Part1:Macのゴミ箱を空にできないときの対処法

ここでは、Macのゴミ箱を空にできないときの対処法について解説しています。Macのゴミ箱にあるデータの削除ができない方は、順番にお試し下さい。

方法1:Macを再起動

まずはMacを再起動してみましょう。Macの再起動は、様々なエラーに有効な手段です。

  1. アップルマークをクリック。
  2. 「再起動…」をクリックすれば、Macが再起動します。

方法2:ターミナルで強制的に削除

Macでゴミ箱を空にしたいときには、Mac標準アプリ「ターミナル」を使い、コマンドを入力すれば、強制的に削除できます。

  1. 「ターミナル」を起動します。
  2. 「$ rm -rf /Users/hoge/.Trash/*」と入力し、エンターキーを押して下さい。

方法3:セーフモードでゴミ箱を空にする

セーフモードを活用することにより、ゴミ箱を空にできるかもしれません。

  1. 起動オプションが表示されるまで、電源ボタンを押し続けて下さい。
  2. 内蔵ハードディスクが表示されるため、shiftキーを押して「セーフモードで続ける」をクリックすれば、セーフモードになります。

方法4:ファイルのロックを解除し、名前を変更

「アイテムがロックされているため、操作を完了できない」と表示された場合は、ファイルのロックを解除し、名前を変更してみましょう。

  1. 該当のファイルを選択して、左クリックし「情報を見る」をクリックします。

    情報を見るをクリック
  2. 「ロック」にチェックが入っているため、これを外しましょう。

    ロックを選択
  3. ファイル名が変になっている場合は、ファイル名も変更する必要があります。該当ファイルを左クリックし「名前を変更」を選択し、好きな名前を入力しましょう。

    「名前を変更」を選択

方法5:Optionキーで強制削除する

Optionキーを活用することにより、強制的にゴミ箱にあるデータを削除できます。

  1. Optionキーを押しながら「Finder」をクリックし「ゴミ箱を空にする…」をクリックすれば、強制的にゴミ箱にあるデータを削除可能です。

    「ゴミ箱を空にする…」をクリック

方法6:HDD(ハードディスク)の修復/診断を実行する

Macの標準アプリ「ディスクユーティリティ」を活用し、HDD(ハードディスク)の修復/診断を実行してみましょう。これで消去できないのであれば、他の方法をお試し下さい。

  1. 「ディスクユーティリティ」を起動します。
  2. 接続した外付けHDDを選択し「First Aid」をクリックして下さい。

    「First Aid」をクリック
  3. 「実行」をクリックします。

    「実行」をクリック
  4. 「続ける」をクリックすると、自動的にFirst Aidがはじまります。

    「続ける」をクリック

方法7:macOSを復元/初期化する

  1. アップルマークをクリック。
  2. 「再起動…」をクリックすれば、Macが再起動します。
  3. 起動音がしたら、mac OS復旧の画面が立ち上がるまで、command+Rキーを押し続けて下さい。パスワードを求められたら、パスワードを入力しましょう。
  4. 「MacOSを再インストール」という項目を選択して下さい。

Part2:空になったゴミ箱を復元する方法

Macのゴミ箱を完全削除してしまったとき、復元する方法がないと諦めてしまう方が多くいます。しかしそういったときでも、復元する方法があります。ここでは、空になったゴミ箱からデータを復元する方法を紹介しています。

Mac向けのデータ復元ソフトを活用して完全に削除したデータを復元

Mac向けのデータ復元ソフト「4DDiG-Mac」を活用することにより、Macから完全削除したデータを復元することが可能です。この「4DDiG」を使ってデータ復元する方法は非常に簡単です。また内蔵ハードディスクだけではなく、外付けHDDにも有効です。

復元率も高く、1,000種類以上のファイル形式に対応していますので、データ復元ソフトで迷ったら「4DDiG」を推奨します。

  1. 4DDiG-Macをインストールし、起動します。

  2. ファイルが保存されていた場所を選択して、「スキャン」をクリックします。

    「スキャン」をクリック
  3. しばらく待つと、スキャン結果が出ます。復元したいファイルを選び、「復元」をクリックします。

    「復元」をクリック
  4. 見つけたファイルを保存するための場所を選んで、すると、「復元完了」できます。

    復元完了

Part3:まとめ

以上、Macのゴミ箱を空にできないときの対処法を7つ取り上げ、ゴミ箱から完全消去してしまったデータを復元する方法を解説しました。

マックのゴミ箱を空にできないときには、まず再起動しましょう。この方法はゴミ箱にあるデータを削除できないときだけではなく、他のバグやエラーにも有効です。

またゴミ箱から完全消去してしまったデータを復元するには、Mac向けのデータ復元ソフト4DDiG-Macを活用することをオススメします。直感的な操作と高い復元率が特徴的なデータ復元ソフトで、日本はもちろん、多くの国でも使われている人気ソフトです。

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