壊れたHDDからデータを取り出すフリーソフトおすすめ

論理障害であれば、データ復元ソフトを使用することで個人でも壊れたHDDからデータを取り戻せる場合があります。

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カテゴリ:無料のデータ復元ソフト |更新日:2024-09-20 15:23:20

パソコン内蔵HDD(ハードディスク)や外付けHDDが突然壊れてしまうと、データを失うリスクがあります。大切な写真や仕事の書類、個人情報が含まれるデータを取り戻すには、どのようにすればよいのでしょうか?

幸い、壊れたHDDからデータを取り出すいくつかの方法があります。また無料で利用できるデータ復元ソフトもあります。

本記事では、HDDが壊れた場合の対応策やデータを救出するためのおすすめのフリーソフトについて詳しく解説します。

壊れたHDDからデータを取り出す

Part1.ハードディスク(HDD)データ復元ソフトで復旧できない症状

HDDが故障しても、必ずしもデータ復元ソフトで解決できるわけではありません。まずはどのような症状であればソフトで対応可能かを理解することが重要です。

1.HDD復旧ソフトが使えない症状例は「物理障害」

物理障害とは、HDDのハードウェアに発生した物理的な障害です。たとえばモーターの故障、ヘッドの破損、ディスクの擦れや破損等です。このような状況でデータ復元ソフトを使用しても、残念ながらデータの読み取りは不可能になることが多いです。

そのためどうしても復旧が必要であれば、ある程度コストはかかりますが専門のHDDデータ復旧業者に依頼する必要があります。

2.HDD復旧ソフトが使える症状例は「論理障害」

論理障害とはHDD自体には物理的な問題がなく、ファイルシステムのエラーや不正な操作、ウイルス感染などが原因で、データが見えなくなったりアクセスできなくなったりする状態です。

このような場合はデータ復旧ソフトを使うことで、論理的なエラーを修正して失われたデータが取り戻せることがあります。

Part2.壊れたHDD(ハードディスク)からデータを取り出す方法

壊れたHDDからデータを取り出すための具体的な方法について、いくつかの対処法をご紹介します。まずは簡単にできる対策から試してみましょう。

方法1.ハードディスクドライブの向きを変えてみる

HDDを水平から垂直、もしくはその逆に変えてみると、一時的にデータの読み取りが可能になることがあります。内部の機械部分が物理的に微妙な位置にある場合、これで一時的にHDDが認識しない問題を改善する可能性があります。

方法2.ケーブルを変えてみる

HDDとパソコンをつなぐケーブルに何らかの破損があるのかもしれません。新しいケーブルに交換して接続してみましょう。

方法3.USBのポートを変更してみる

USBポートの不良もまた、HDDが認識されない一因になりえます。他のポートに接続し直してみることで、データのアクセスが可能になる場合があります。

方法4.故障したデバイスからハードディスク単体を取り出して、作業用パソコンに直接接続する

もし外付けHDDが認識しない場合、外付けケースを開けて内部のハードディスクを取り出し、直接パソコンに接続することでデータが読み取れることがあります。ただしこの方法には一定のリスクが伴いますので、慎重に行う必要があります。むやみに触って事態が悪化してしまうことのないようにしましょう。

方法5.データ復旧サービスに依頼する

物理的な損傷が疑われる場合や、HDDから重要なデータを安全に取り出したい場合は、専門のデータ復旧サービスに依頼するのが最も確実です。プロの技術者が高度な技術と設備を駆使して、物理障害が起きているHDDからデータを復旧してくれます。

Part3.論理障害のHDDからデータを取り出すフリーソフト

論理障害であれば、データ復元ソフトを使用することで個人でも壊れたHDDからデータを取り戻せる場合があります。そして、そのようなソフトの中でもっとも初心者におすすめなのがTenorshare 4DDiG無料版です。シンプルな操作性と高いデータ復旧率を兼ね備えていて、2GBまでは無料で復元できますので、初めてでも安心して使用できます。操作方法は次のとおりです。

無料ダウンロード

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  • HDDをスキャン:

    Tenorshare 4DDiG無料版をダウンロードして起動します。右上隅にある「シェア」ボダンをクリックし、FacebookまたはTwitterに拡散して2GBまでデータを無料で復元できます。復元したいHDDを選択して、スキャンします。

    データをスキャン
  • HDDのファイルをプレビュー:

    HDDから削除されたファイルを全てスキャンするのには時間がかかります。スキャン結果が出ましたら、詳細をプレビューするためにお探しのファイルタイプをクリックすることができるようになります。

    ファイルのプレビュー
  • HDDのファイルを復元:

    右下の「復元」をクリックし、復元したファイルの保存場所を選択し、例えばOneDriveまたはGoogle Driveなどのクラウドディスクに保存することを検討してください。

    復元場所の選択
    注意:

    保存パスを元の場所を選択すれば、データが上書きして復元できない恐れがあります。

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Part4.壊れたHDDのデータ復元に関するFAQ

壊れたHDDからデータを取り出すことについて、よくある質問とその回答をご紹介します。

質問1.破損したディスクからデータを取り出すことはできますか?

はい。もしHDDに発生した障害が論理障害の場合は、データ復元ソフトを使用することでデータを取り戻すことが可能です。ただし物理障害が疑われるのであれば、データサルベージの専門業者に依頼するのが最善です。

質問2.なぜHDDは壊れるのでしょうか?

HDDが壊れる原因には、物理的な衝撃や老朽化、電源不良や熱暴走などが考えられます。適切な環境で使用し、定期的なバックアップを取ることが重要です。

まとめ

壊れたHDDからデータを取り出すためのフリーソフトをご紹介しました。ただし、まずはその故障の種類を判断することが重要です。物理障害であれば専門のデータ復元サービスを、論理障害であればご自身でデータ復元ソフトを試してみましょう。

中でもTenorshare 4DDiG無料版は、簡単な操作で高い復旧率を誇ります。完全無料で2GBまでのデータに対応し、HDDだけでなくSSDやSDカード、USBメモリなどさまざまなデバイスに対して使用可能です。ぜひ一度お試しください!

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加藤篤人 (編集者)

4DDiGの編集長として、データ復元、ファイル修復、重複ファイルの削除、パーティション管理、あらゆる種類のパソコンの問題に対するエラー修復など、Windows および Mac 関連の問題に対する最適な解決策を提供することに専念しています。

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