質問
「パソコンのGmailで見てみてもゴミ箱には入って無くどこにもありません。なぜでしょうか?削除したらゴミ箱に入るようにはならないものですか?」
ーYahoo知恵袋
Gmailで削除したメールは、ゴミ箱の中に移動されます。しかし、ときに削除したはずのメールが見つからないことも。重要なメールが完全に消去されてしまうと困りますよね。
そこで本記事では、Gmailのゴミ箱にメールがない理由や、削除したメールがゴミ箱にもないときの復元方法を詳しく解説します。さらに、通常の復元が難しい場合の対応策についても触れていきます。大切なメールを取り戻すために、ぜひ参考にしてください。
Gmailのゴミ箱から削除したメールを復元できないのはなぜ?
Gmailのゴミ箱にメールがない理由として、以下のような可能性があります。
- ゴミ箱の自動削除:Gmailでは、ゴミ箱内のメールが30日経過すると自動で削除されます。
- 手動での完全削除:ゴミ箱の中のメールは、時間が経過しなくても手動で完全に削除できます。
- 誤操作:ゴミ箱にメールを入れたつもりで、実は別のフォルダ(迷惑メールフォルダなど)に移動してしまった場合です。
- 迷惑メールの誤判定:受信したメールが迷惑メールと誤判定されて移動されると、メールが消えたように見えます。
Gmailで削除したメールがゴミ箱にないときの対処方法
Gmailで削除したメールがゴミ箱の中に見あたらないときには、次のような方法でGメールを復元できる可能性があります。
方法1.迷惑メールフォルダを確認する
メールが見つからない場合は、迷惑メールフォルダに誤って移動されている可能性があります。確認する手順は次の通りです。
Gmailにログインし、左側メニューの「迷惑メール」を選択します。
該当メールがある場合、「迷惑メールではない」を選択して復元します。
方法2.メールを検索する
削除したメールのタイトルや内容の一部、差出人などがわかっているなら、メールを検索すれば削除したと思っていたメールが見つかることがあります。Gmailでメールを検索するには、ウィンドウ上部の検索窓にキーワードを入力してエンターキーを押してください。
![メールを検索](https://4ddig.tenorshare.com/jp/images/mail-recovery/gmail/research-for-emails.jpg)
たとえば、メールを削除したのではなく、フィルターの設定で移動されただけの場合は、この方法で見つかるでしょう。
方法3.Google Workspaceの管理者コンソールを使用する
Google Workspace(旧G Suite)を利用している場合、ゴミ箱に入れて30日を経過したメールも管理者が復元できます。ただし、ゴミ箱から削除されて25日より過去のメールは管理者でも復元できません。
Google Workspaceの管理者が削除されたメールを復元する手順は次の通りです。
管理者アカウントで管理コンソールにログインします
「ユーザー」のメニューで目的のユーザーアカウントを選択します
「その他のオプション」から「データの復元」を選びます
復元期間を選びます
「Gmail」を選択して「復元」をクリックします
方法4.メール復元ソフトを利用する
クライアントソフトを利用し、Gmailのメールをローカルのストレージに保存していた場合は、ゴミ箱から削除したメールも復元ソフトで取り戻せる可能性があります。
ここではメール復元ソフト「Tenorshare 4DDiG」を利用し、メールを復元する手順を具体的に紹介します。「Tenorshare 4DDiG」はストレージを検索し、削除したデータの痕跡を見つけ出してファイルを復元するソフトです。多機能でありながら3ステップでファイルの復元ができ、初心者にも使いやすいのが特徴です。
手順:
安全なダウンロード
安全なダウンロード
Tenorshare 4DDiG を起動し、削除したメールと添付ファイルが存在するハードディスクやパーティションを選択し、スキャンします。
しばらく待つと、消してしまったメールが表示されます。復元前に、写真、ビデオ、ムービー、オーディオ、音楽、ドキュメントなどのファイルをダブルクリックすることによりプレビューが可能です。
復元したいメールを選択し、保存場所を選択します。例えばOneDriveまたはGoogle Driveなどのクラウドディスクに保存することを検討してください。
注意:
保存パスを元の場所を選択すれば、データが上書きして復元できない恐れがあります。
Gmailのゴミ箱復元に関するよくあるご質問
ここでは、Gmailのゴミ箱の中からメールを復活させるときに、よく疑問に思われることに対する回答をご紹介します。
1.Gmailのゴミ箱の中身を削除してしまったのですが復元する方法はありますか?
Gmailのゴミ箱の中から完全に削除してしまったメールを、ユーザーが直接復元する方法は提供されていません。ただしGoogle Workspaceを利用している場合は、削除してから25日間は管理者により復元できます。また、メールをパソコンにダウンロードして保存していたのなら、「Tenorshare 4DDiG」のような復元ソフトを利用すれば、メールを復活させられる可能性があります。
2.Gmailのメールを完全に消去するには?
Gmailのメールを完全に削除するには、ゴミ箱内の上部に表示されている「ゴミ箱を今すぐ空にする」をクリックします。ただし、ゴミ箱を空にしてしまうと、メールの復元が難しくなります。また、放置しておいても30日後には自動でメールが消去されます。そのため、容量に余裕があるなら、手動でメールを削除するメリットはあまりありません。
まとめ
Gmailで削除したメールがゴミ箱にもない場合は、迷惑メールフォルダの確認やメールの検索などで見つかることがあります。また、Google Workspaceを利用しているなら、管理者により復元できることもあります。もし、それで復元できなくても、ローカルに保存したメールであれば、「Tenorshare 4DDiG」のような復元ソフトで復活できるかもしれません。ぜひ本記事の方法を参考に大切なメールを取り戻してください。
本記事の内容がGmailの利用方法の理解を深め、メールの復元の役に立ちましたら、ぜひSNSなどで記事を共有してください。励みになるとともに、いただいたコメントは今後の記事作成の参考にさせていただきます。