Outlookの受信メールが見つからない
「会社のパソコンで、Outlookを使用しているのですが、受信メールが全て消えていました。Outlookで削除したフォルダがゴミ箱にないのですがどうしたらいいですか？」
ーMicrosoft コミュニティ
ビジネスはもちろん、プライベートでも欠かせないOutlook。ところがある日突然、重要なメールが消えたりしてあせった経験はありませんか？メールが見当たらずゴミ箱にもないといったトラブルは意外と多く、原因や復元手順を知らないと大切な情報を失いかねません。
本記事では、Outlookから消えたメールがゴミ箱にもないときの対処方法をご紹介します。Windows10/11環境に対応した内容を含めていますので、最後までぜひご覧ください。
Outlookからメールが消えた時の対処方法
Outlookからメールが消えたことが判明した時にできる対処方法についてご紹介します。
方法1．削除済みアイテムまたは迷惑メールフォルダーから復元する
最初に行うべきチェックは、Outlookの「削除済みアイテム」フォルダーや「迷惑メール」フォルダーです。意外にも見落としているだけで、「削除済みアイテム」にメールが残っているケースは珍しくありません。以下の流れでご確認ください。
Outlookを起動します。ナビゲーションウィンドウで「削除済みアイテム」をクリックし、該当のメールがないか探します。迷惑メールフォルダーも確認します。
もしここで見つからない場合は、より高度な復元手順に進みます。
方法2．回復可能なアイテムフォルダーから復元する
削除済みアイテムフォルダーにも見当たらない場合、次のステップとして「回復可能なアイテム」フォルダーを確認します。
ただし、このフォルダーを直接閲覧するにはExchangeアカウントでOutlookを利用しているなどの条件が必要です。たとえば企業のOffice365アカウントやExchangeサーバー経由のOutlookを利用している環境であれば、この機能が使える可能性があります。
Outlookを起動し、「削除済みアイテム」をクリック。
「このフォルダーから削除されたアイテムを復元する」をクリック。
復元したいメールを選択し、右クリックメニューから「元に戻す」をクリック。
ただしメールが完全に削除されて一定期間を過ぎていると、ここにデータが残っていないこともあるため要注意です。
方法3．メール復元ソフトでゴミ箱にもないメールを復元する
「削除済みアイテム」や「回復可能なアイテム」からも見つからない場合、Outlookのメールが完全に削除されたか、あるいはOutlookデータファイル（PST/OSTファイル）の破損などによって消失している可能性があります。そんな時には、メール復元ソフトの出番です。
おすすめはメール復元ソフト「Tenorshare 4DDiG」です。完全削除してしまった、ゴミ箱にもないOutlookメールや添付ファイルなどを、高い確率で発見してくれます。操作は直感的で、深いスキャン機能によりPST/OSTファイルの破損からもデータを取り戻す可能性があります。
またプレビュー機能を使って復元したいメールを確認してから実際にリカバリーできるため、誤復元や余計な時間の浪費を防げるメリットがあります。
使用手順は以下のとおりです。
安全なダウンロード
Tenorshare 4DDiG を起動し、Outlookのメールが存在するハードディスクやパーティションを選択し、スキャンします。
しばらく待つと、Outlookのゴミ箱にもないメールが表示されます。復元前に、メール、写真などのファイルをダブルクリックすることによりプレビューが可能です。
復元したいメールを選択し、保存場所を選択します。例えばOneDriveまたはGoogle Driveなどのクラウドディスクに保存することを検討してください。
注意:
保存パスを元の場所を選択すれば、データが上書きして復元できない恐れがあります。
Outlookのメール復元に関するよくある質問
Outlookのメールを復元する際によくある質問とその回答を、いくつかご紹介します。
質問1．Outlookから消えたメールがゴミ箱にもない場合どうすればいいですか？
まず先述の手順を参考に、「削除済みアイテム」や「迷惑メール」フォルダー、続いて「回復可能なアイテム」フォルダーを確認してください。それでも見つからない場合は、メール復元ソフトを活用する方法がベストです。
質問2．受信したメールが消えた場合はどうすればいいですか？
突然受信メールが見えなくなる原因としては、迷惑メールフィルタの誤検知、特定条件での振り分けルール、アーカイブ設定、メールプロファイルの不具合などが考えられます。
まずは迷惑メールフォルダーや削除済みフォルダー、アーカイブをチェックし、見つからなければ回復可能なアイテムの確認、さらにデータ復元ソフトの利用を検討しましょう。
質問3．Outlookで古いメールが表示されないのはなぜですか？
Outlookの表示設定で「最近の◯日分のみ同期」や「◯日以上前のメールをアーカイブに移動する」といった設定を行っている可能性があります。また、アーカイブ機能が自動的に古いメールを別のフォルダへ移動しているかもしれません。
アーカイブフォルダや受信トレイの「すべてのメールを表示」設定をチェックしてみてください。
まとめ
Outlookメールが消えたりして、ゴミ箱にもない場合、最初に「削除済みアイテム」や「迷惑メール」フォルダをチェックし、見つからなければ「回復可能なアイテム」フォルダ、それでもダメならメール復元ソフトの力を借りましょう。
とくにTenorshare 4DDiGは、Windows10をはじめ幅広いOSでのデータ復旧に対応し、削除されたメールや添付ファイルを深いところからスキャン・復元してくれる優れものです。
高い検出率と使いやすい操作画面が魅力で、プレビュー機能を通じて必要なメールだけを確実に復元できるのも大きなメリットです。もしお困りでしたら、迷わずTenorshare 4DDiGを頼ってみてください！
