ウェディングフォトは、プロのカメラマンに依頼してロケーションにもこだわって撮影するのが一般的です。だからこそ、「ウェディングフォトを撮影してもらったが、自分の表情が今一つ気に入らない写真がある」「このままでも十分魅力的だけれど、もう少し修正したい」といった悩みを抱えている方もいるでしょう。
レタッチソフトを利用すれば、自分でもウェディングフォトのレタッチが可能です。今回は、ウェディングフォトのレタッチができるおすすめソフトや、おすすめの編集方法を紹介します。

自分でできるウェディングフォトのレタッチソフト
「フォトウェディングのレタッチを自分でしたい」「前撮り写真を自然に加工したい」「結婚式の写真をプロのように美しく仕上げたい」と考える方が増えています。また、「レタッチなしでナチュラルに仕上げたい」というニーズもあるでしょう。そんな希望に応える人気の画像加工ソフトを紹介します。
写真の明るさ、色調などを調整できるプロ向けのソフト「Adobe Lightroom」

「Adobe Photoshop Lightroom」は、Adobe社が提供する本格的な画像加工ソフトで、前撮り写真の明るさやカラー補正に最適です。デスクトップ版・モバイル版・オンライン版があり、初心者でも扱いやすいUIで、フォトウェディングのレタッチを自分でやってみたい方にもおすすめです。細かな調整を求める方にぴったりのツールです。
顔の修正や不要なオブジェクトの除去ができる「Adobe Photoshop」

「Adobe Photoshop」は、前撮り加工してくれるような高精度な機能を自分の手で使いたい方にぴったりです。顔のパーツ修正から背景の不要なものの除去、さらにはAIによる自動補正まで対応。結婚式写真の本格的なレタッチを求める方におすすめです。
肌のレタッチや背景のぼかしなどが簡単にできる「Luminar AI」

編集の経験が少ない方には、「Luminar AI」のようなAIアシスト型ソフトが便利です。自動で最適なレタッチを提案してくれるため、フォトウェディング レタッチを自分でしたいけれど難しそうと感じている初心者にも扱いやすいのが特徴です。ナチュラルに仕上げたい方に特に向いています。
無料で使えるモバイル向けのレタッチツール「Snapseed」

モバイルで気軽に編集したいなら、Googleの無料アプリ「Snapseed」がおすすめです。前撮り写真の一部を少しだけ修正したいといった軽いニーズにぴったり。パソコンがなくても、スマホだけで写真の質感をワンランク上に引き上げることができます。
簡単なフィルターやレタッチ機能が豊富な「Fotor」

「Fotor」は、オンラインで使える画像加工ソフトで、前撮りのコラージュ作成やフィルターによる印象チェンジなど多彩な加工が可能。AI補正やレタッチ機能も豊富で、フォト ウェディングの加工を自分で楽しみたい方にも向いています。無料プランでもかなりの機能が使えます。
どのソフトが一番使いやすい?
次に、上記ソフトの特徴や利便性を表にまとめましたので、ご確認ください。
- ソフト名
- 便捷性
- スマホ/PC対応
- 初心者向け
- 主な特徴
- Lightroom
- ⭐⭐
- スマホ / PC / Web
- ◎
- カラーや明るさ補正、プロ品質ながら使いやすいUI
- Photoshop
- ⭐⭐⭐
- 主にPC
(モバイル版あり) - △
- 高度な加工、不要物の削除やAI生成など自由度が高い
- Luminar AI
- ⭐⭐⭐⭐
- PC
- ◎
- AI自動提案で簡単補正、ナチュラルな仕上がりが得意
- Snapseed
- ⭐⭐⭐⭐⭐
- スマホ・タブレット
- ◎
- 無料、スマホで簡単操作。気軽に前撮り写真を加工したい方に最適
- Fotor
- ⭐⭐⭐⭐
- Webベース
(スマホ/PC) - ◎
- インストール不要、フィルターやコラージュなど機能充実
用途別おすすめ
- 手軽に始めたい方:Snapseed、Fotor
- プロ並みの仕上がりを目指す方:Photoshop、Lightroom
- ナチュラルなAI補正を重視する方:Luminar AI
AI技術でウェディングフォトをレタッチするPCソフト
写真をAI技術で手軽に修復できるソフト「4DDiG File Repair」を使えば、ウェディングフォトのレタッチも簡単に行えます。AIが肌のシミやニキビなど、顔の気になる部分を自然に補正し、新郎新婦の魅力をより美しく引き出してくれます。さらに、画質が粗かったり、ピントがぼやけている写真も高画質に補正できるため、写真全体のクオリティを大幅に向上させることが可能です。
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4DDiG File Repairを起動し、左側のメニューから「AI高画質化」タブをクリックします。続いて「写真高画質化」を選択し、高画質化したい写真をアップロードします。
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「顔モデル」を選択し、解像度を調整した後、「柔らかい」モードを選びます。ソフトウェアが自動で美肌効果を適用し、画質を向上させます。シミやそばかすの除去、美白、ニキビ跡の改善などの補正が行われます。
- 顔専用モデル:顔専用モデルは、ポートレートや集合写真など、顔の鮮明さが重要な画像に最適です。肌をなめらかにし、表情や細部を強調して、美しく仕上げます。
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処理が完了するとプレビュー画面が表示され、元の写真と加工後の写真を比較できます。
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仕上がりを確認後、右下の「エクスポート」ボタンをクリックして、高画質化された写真を保存しましょう。
ウェディングフォトの魅力的な編集方法は?
最後に、ウェディングフォトの編集方法のアイデアを紹介します。ぜひ、参考にしてください。
①肌の色味の調整
撮影当日の天候やライトの当たり具合で、肌が白飛びしてしまったり逆にくすんで見えたりする失敗は決して珍しくありません。肌の色身をソフトで調整すれば、より魅力的な写真になります。
②背景のぼかし(ボケ効果)
被写体の特定な部分に視線を集めたい場合や、背景によけいなものが写りこんでいる場合は、背景をぼかす加工もおすすめです。元画像が素敵でも、コピーしてぼかし効果を入れると、全く印象が異なる写真ができます。
③色調整とフィルターの使用
色調整をすると、より鮮やかな写真になります、また、フィルター使用すれば写真の印象をがらりと変えることもできるでしょう。
④不要なオブジェクトの削除
ソフトによっては不要なオブジェクトを削除できます。例えば、背景に関係ない人が写っていた場合や、集合写真から2人だけを切り抜きたい場合になどに利用してみましょう。画像加工ソフトなら、オブジェクトを削除した後の加工も自然です。
⑤ハイライトとシャドウの強調
ハイライトを入れたりシャドウを強調したりすると、インパクトのある写真になります。「結婚しましたはがき」などに利用すると印象的なものが作れそうです。
最後に
ウェディングフォトをレタッチしたいならば、できるだけ有料のパソコン用ソフトを利用しましょう。無料利用できるソフトやアプリは、どうしても機能が限られてしまいます。「4DDiG File Repair」は、画像や動画の修復ソフトですがフォトレタッチ機能もついています。AIによるサポートもついているので、ぜひ利用してみましょう。