自分で証明写真をレタッチできるおすすめアプリ6選

証明写真について

はじめに、証明写真が必要となる場面や証明写真をレタッチするおすすめの部分を紹介します。証明写真とは、その名のとおり本人であることを証明する写真です。そのため、顔がはっきり写っていることが最も重要であり、一般的なスナップ写真のような加工をしてしまうと、証明写真の役目を果たせません。
証明写真を加工する際は、あくまでも「印象が良くなる」程度にとどめておくことが大切です。

証明写真の種類

証明写真の種類はいろいろありますが、主に使われるのは以下のようなものです。

• 履歴書：就職活動やアルバイトの応募などで使用される写真です。一般的に4cm×3cmのサイズで、清潔感のある服装と自然な表情が求められます。
• 在留カード：外国人が日本に中長期在留する際に必要な身分証明書です。顔がはっきり写っていること、背景が無地であることが求められます。
• 運転免許証：自動車やバイクなどの運転免許を取得・更新する際に使用されます。
• パスポート：国際基準に沿った証明写真が必要で、サイズは縦45mm×横35mmが一般的です。
• マイナンバーカード：無背景・無帽・無表情が基本です。
• 学生証：入学時に提出を求められることが多く、制服または清潔感のある私服での撮影が望ましいです。
• 各種資格・試験用写真：試験ごとに規格が異なるため、要項を確認することが重要です。

在留カード、運転免許証、パスポートは加工された写真が認められない可能性が高く、特に顔面の加工は避けるべきです。一方で、履歴書用の写真であれば、多少の加工は許容される場合がありますが、不自然な加工は避けましょう。

証明写真では、どの部分をレタッチするのが最適ですか？

証明写真でレタッチするならば、以下のような場所がおすすめです。

• 肌色・髪色：明るく調整してくすみを取り除く
• 肌：ニキビ跡を消す、美肌加工
• 髪の毛：乱れを整える

このほか、顔のゆがみを直して左右対称にする加工なども可能です。その一方で、小顔にしたり目をぱっちりさせる加工はやめたほうがいいでしょう。実際の人物像と異なってしまうため、面接の際にすぐ加工だとばれてしまいます。

話題の証明写真加工アプリを厳選｜履歴書＆就活写真が簡単にキレイに！

ここでは、個人でも簡単に利用できる写真加工アプリを以下の6つ紹介します。盛りすぎない加工ができる写真アプリを探している方は、参考にしてください。

履歴書用の証明写真を簡単に作成できる定番アプリ「履歴書カメラ」

「履歴書カメラ」は、履歴書をはじめとする各種証明書に利用できる証明写真を撮影から加工まで、一括で行えるアプリです。 完全無料で利用でき、撮影はコンビニのプリンターで行えます。別途写真を取り込む必要がないので、撮影から加工まで短時間で可能です。

AI技術で低解像度の写真をクリアに補正「Remini」

「Remini」は、AI技術で低解像度の写真をクリアにできる写真加工アプリです。「性能のよくない自動証明写真撮影ボックスを利用したら、不鮮明な写真ができた」といった場合などに利用すると、簡単に鮮明に加工できます。 ただし、証明写真用のアプリではないので、サイズなどは自分で調節する必要があります。

コンビニプリント対応で撮影から印刷まで簡単「Bizi ID」

Bizi IDは、スマホ専用アプリだけでなくブラウザからも利用できます。写真撮影はスマホのカメラとデジカメから行え、ローソン、ファミリーマート、デイリーヤマザキ、セイコーマートに設置されたシャープおよび京セラ製のマルチコピー機で印刷できます。 ２L版にも対応しており、6カ月間データを保存できるのが特徴です。写真の加工も写真を撮った直後から行えるので、自然で印象良い証明写真が作れます。

AIによる自動補正で高品質な仕上がり「AI 証明写真」

AI証明写真は、専用アプリで撮影した写真をAI技術が自動的に補正してくれるアプリです。 撮影回数に制限はなく、30秒で加工まで完了した写真が作成できます。撮影した写真はコンビニでプリントが可能です。 各種サイズにも対応しているので、自分で細かい調節をする必要もありません。

サイズ調整から仕上げまでワンタップで完了「パシャット」

「パシャット」は、スマホで撮影した写真を富士フィルム純正ペーパーに印刷してもらえるまでセットになった写真撮影アプリです。証明写真から家族写真まで幅広く対応しており、 写真店に依頼したように美しい仕上がりの証明写真ができあがります。 また、直感的に操作ができるので写真加工アプリの利用が初めてな方でもスムーズに使えるのが特徴です。ただし、印刷を依頼してから家に写真が届けられるまで最低でも1日はかかります。時間に余裕をもって依頼しましょう。

PCでレタッチして、高画質な証明写真を手に入れよう

簡易的な加工ならばスマホアプリでも十分ですが、「一見すると無加工にしか見えない加工」を行うなら、ＰＣで利用する画像加工ソフトがおすすめです。PC用の画像加工ソフトは、プロの写真家も利用しています。 学生の就職活動や、転職活動に利用する履歴書の写真はPCでのレタッチがおすすめです。

4DDiG File Repairを活用する

4DDiG File Repairは、AI技術を使って写真や動画を簡単に修復できるソフトです。証明写真では、「肌のくすみ」や「ニキビ」「クマ」などを自然に補正し、過度な加工感なく仕上げることが可能です。ぼやけや露出オーバー、肌のコンディション不良など、撮影時のトラブルにも対応でき、自然な印象を保ちながら見栄えを向上させられます。

また、動画の修復にも対応しており、証明写真以外にもホームビデオやDVDの画質改善にも活用できます。

• 4DDiG File Repairを起動し、左側のメニューから「AI高画質化」タブをクリックします。続いて「写真高画質化」を選択し、高画質化したい写真をアップロードします。

  

• 「顔モデル」を選択し、解像度を調整した後、「柔らかい」モードを選びます。ソフトウェアが自動で美肌効果を適用し、画質を向上させます。シミやそばかすの除去、美白、ニキビ跡の改善などの補正が行われます。

  • 顔専用モデル：顔専用モデルは、ポートレートや集合写真など、顔の鮮明さが重要な画像に最適です。肌をなめらかにし、表情や細部を強調して、美しく仕上げます。
  

• 処理が完了するとプレビュー画面が表示され、元の写真と加工後の写真を比較できます。

  

• 仕上がりを確認後、右下の「エクスポート」ボタンをクリックして、高画質化された写真を保存しましょう。

  

最後に

かつて、写真の加工は専門店のみが行える高度な技術でしたが、現在はスマホアプリやPCソフトがあれば、個人でも簡単に証明写真の加工ができます。「写真を加工した」とわからないような自然なレタッチを行いたいなら、「4DDiG File Repair」もおすすめです。動画加工も可能で、１つあればさまざまな動画・画像の修正・加工が行えます。