近年、情報漏洩などの問題が深刻化しており、大切なデータを安全に保護することが重要になっています。「zip」とは、データを圧縮して本来のサイズよりも小さくするためのデータ形式です。容量の大きなデータをメールに添付する場合などにとても便利です。
そこで、本記事では、Windows 11でZIPファイルにパスワードを設定する方法や、パスワード解除、ファイル修復の方法などを詳しく解説します。
Part1:Windows11/10でzip形式の圧縮ファイルを作成する方法
まずは、Windows11でzip形式の圧縮ファイルを作成する方法をご紹介いたします。
- zip形式に変更する(圧縮する)データもしくはフォルダをエクスプローラー上に表示させます。
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圧縮するデータ(フォルダ)を右クリックし、「圧縮」―「.zip」または「.zip (pass)」を選択します。
Part2:Windows11/10でzipファイルにパスワードを設定する方法
Part1の方法で、「.zip (pass)」を選択すると、解凍用のパスワードを設定できるのでzipファイルにパスワードをかけることができます。メールなどで第三者に送信する場合は、設定したパスワードを別途連絡して知らせます。
- zip形式に変更する(圧縮する)データもしくはフォルダをエクスプローラー上に表示させます。
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圧縮するデータ(フォルダ)を右クリックし、「圧縮」―「.zip (pass)」を選択します。
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画面に沿って解凍用のパスワードを設定します。
Part3:Windows11/10でzipファイルのパスワードを解除する方法
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解除したいzipファイルを右クリックし、「すべて展開」を選択して、解凍したファイルの保存先を設定します。
- パスワードを入力して、データのzip形式を解除して解凍します。
Part4:zipファイルにエラーが発生した場合の復元方法
簡単な操作でデータの圧縮とパスワードの設定による保護ができるzip形式ですが、データが壊れてしまうと正しくパスワードを入力しても解凍できない場合があります。また、zipファイルを作成するときにパスワードを設定できない場合もあります。壊れてしまって開けなくなったデータの復元には4DDiG Windowsデータ復元が便利です。ワンクリックで破損してしまったデータを短時間で修復できる強力なツールです。一度に様々なフォーマットのデータを安全、高速に復元してくれます。
- スキャン対象を選択:
Tenorshare 4DDiGが起動後の画面で、復元したいデータが存在するドライブやパーティションを選択します。「スキャン」をクリックします。
- ファイルをプレビュー:
一部のファイルのみスキャンは数分かかりますが、削除されたファイルを全てスキャンするのには時間がかかります。スキャン結果が出ましたら、詳細をプレビューするためにお探しのファイルタイプをクリックすることができるようになります。
- zipファイルを復元:
右下の「復元」をクリックし、復元したzipファイルの保存場所を選択し、例えばOneDriveまたはGoogle Driveなどのクラウドディスクに保存することを検討してください。
注意:保存パスを元の場所を選択すれば、データが上書きして復元できない恐れがあります。
まとめ
今回紹介した方法で、Windows11でZIPファイルにパスワードを設定することができます。大切なデータを安全に保護するために、ぜひ活用してください。
また、ZIPファイルにパスワードを設定する途中にエラーが発生した際は、データが破損してしまうと、パスワードを入力しても開けなくなってしまいます。大切なデータが壊れてしまってお困りであれば、「4DDiG Windowsデータ復元」がおすすめです。ワンクリックで破損してしまったデータを短時間で修復できるだけでなく、一度に様々なフォーマットのデータを安全、高速に復元できるのでおすすめです。
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