「パソコンの「システムの復元」では何を戻しているのですか?」
「Windows11/10で「システムの復元」を使用するにはどうしたらいいですか?」
これらの疑問やお悩みをお持ちではないでしょうか?
こちらの記事では、Windows OSを使用している方に向け、パソコンの「システムの復元」では何を戻しているのか?そもそもどのようにして「システムの復元」を使うのか?について、紹介しています。
Part1:「システムの復元」では何を戻している?
「システムの復元」は、Windowsのシステムに何かしらの不具合があった際に、システムファイル(OSの動作に必要なファイル)を以前の状態に戻すことができる機能です。具体的に「システムの復元」で何ができるのかを紹介します。
1.システムの設定の復元
システムの復元ポイントから以前のシステム状態を復元することができます。
例えば、新しいソフトウェアのインストール後にシステムの不具合が発生した場合、以前の安定したシステム設定に戻すことができます。
2.レジストリの復元
システムの復元ポイントから以前のレジストリ設定に復元することができます。
レジストリの破損によって、システムの不安定性・不具合を引き起こす場合があるため、復元が必要になることがあります。
※レジストリとは、Windows OSが正常に動作するために必要な情報を保存するデータベースです。
3.ウイルスやマルウェアの削除
ウイルスなどがシステムに侵入することで、パソコンに重大な問題が起きることがあります。そういった場合に、「システムの復元」を使用して、感染する前の状態に戻すことができます。
※より安心安全を求めるのであれば、専用のセキュリティソフトの使用をおすすめします。
以上のように「システムの復元」を使用することで、パソコン使用上における大切な部分を復元することが可能です。一方で、システムの何かしらの不具合により、消えてしまった画像やWord、Excelなどのデータファイルは復元されません。これらのファイルを復元するには、データ復元ソフト4DDiGを導入することをおすすめします。
- 様々な復元に対応:4DDiGは、削除されたファイル、フォーマットされたドライブ、RAWドライブ、システムクラッシュ、ウイルス感染など、様々な場合においてデータを復元することができます。
- 多様なファイル形式を復元:写真、動画、音楽、テキストファイルなど、多種多様なファイル形式を復元することが可能で、ほとんどの一般的なファイル形式をサポートしています。
- スキャン機能:4DDiGには、クイックスキャンとディープスキャンの2種類の機能があります。クイックスキャンでは、迅速で的確なスキャンが可能であり、ディープスキャンにおいては、ファイルシステムを徹底的にスキャンし、失われたデータのかけらを探し出すための機能を備えています。/li>
- プレビュー機能:データ復元をする前に復元したいファイルを選択することで、復元可能なファイルをプレビューすることができます。この機能により、復元するファイルが正しいものかどうかを確認できます。
- 4DDiGは、復元するためのステップが簡単に説明されており、操作が簡単です。インストール後は、「スキャン」→「スキャン結果の表示」→「ファイルの選択」→「データの復元」という少ないステップで簡単にデータ復元を行うことができます。操作性の良さ:
-
4DDiGをインストール、起動させます。
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ファイルの場所を選択
ファイルが失われた場所にマウスを置き、「スキャン」をクリックします。
ファイルの検出
しばらく待つと、指定した場所にあるすべてのファイルが表示されます。
ファイルのプレビューと復元
復元するファイルを選択して右側の「プレビュー」をクリックして選択されたファイルを確認できます。そして、右下の「復元」をクリックし、保存場所を指定すると、ファイルがすぐに復元されます。
注意:: 保存パスを元の場所を選択すれば、データが上書きして復元できない恐れがあります。
Part2:Windows 11/10でシステムの復元をする方法
Windows 11/10でシステムの復元をする方法
- デスクトップ画面左下「スタートメニュー」から「設定」をクリックします。
- 「システム」をクリックします。
- 「詳細情報」→「システムの保護」→「システムのプロパティ」を開きます。
- 「システムの復元」→「次へ」をクリックします。
- 「影響を受けるプログラムの検出」を行い、問題が無ければ「閉じる」→「次へ」をクリックします。
- 復元ポイントの確認を行い「完了」をクリックします。
- システムを復元する準備が始まり「システムの復元」が完了するとパソコンが自動で再起動します。
- 再起動後「システムの復元」が問題ないことを確認したら、復元完了です。
以上の手順で「システムの復元」を行えますが、手順通りにできないことや、うまく「システムの復元」ができないことがありますので、その時の対処法を紹介していきます。
システムの復元ができない時の対処
Windows 11/10のシステムの復元ができない場合、以下の内容を試してみましょう。
1.システム保護の設定を確認する
システム保護が有効になっているかどうかを確認し、必要に応じて有効にしてください。システム保護が無効になっている場合、システムの復元ができません。
2.システムドライブの空き容量を確認する
システムの復元には、実行中に作成される一時的なファイルを保管するために十分な空き容量が必要となります。
空き容量を確認し、必要に応じてパソコンにインストールされているアプリやファイルを削除して容量を確保するようにしましょう。
※USBなど外付けのデバイスにデータを移動させておくと、容量の確保がしやすいでしょう。
3.セキュリティソフトの導入状況を確認する
「システムの復元」の際に、ウイルス対策で入れていたはずのセキュリティソフトやアプリが反応して、システムの復元を妨害してしまう場合もあります。
途中で中断するのを防ぐためにも、事前にセキュリティソフトの無効化をしておくと、正常に復元作業が行われるでしょう。
Part3:「システムの復元」についてよくある質問
1.システムの復元に何時間かかる?
システムの復元時間については、数分から数時間程度で復元が完了することが多いですが、完全なシステムの復元には数時間から数日かかる場合があります。
復元するファイルの大きさや数量、システムのスペック、ストレージの種類・容量などによって、時間が変化します。
また、復元の途中でエラーや問題が発生する場合もあるため、念のためバックアップを事前に用意することをおすすめします。
※システムの復元が始まると途中でキャンセルができないため、急ぎの作業がある場合には考慮したうえで注意して復元しましょう。
Windowsのシステム復元機能を使用する場合は、復元の進行状況を確認できます。 復元が完了するまで、PCを使わずに待機しましょう。
また、復元中にPCをシャットダウンしたり、強制的に再起動したりしないように注意してください。
2.システムの復元でデータは消える?
「システムの復元」は、パソコンのシステムを以前の状態に戻す機能であり、システムの設定、ドライバー、およびソフトウェアを以前のバージョンに戻すことができます。
また、システムの復元では通常、ドキュメント、写真、音楽などのデータが消えることはなく、それまでに作成、保存していたものは保持されます。
ただし、最新の復元ポイント以降に作成されたデータは、復元ポイントに含まれてないことから、全て消えてしまうので注意しましょう。
そのため「システムの復元」を行うときに併せて導入しておきたいのがデータ復元ソフト「4DDiG」です。
せっかく作成・保管していたデータなどが消えてしまっては悲しいので、「4DDiG」を使用して、あらゆるデータの損失時に備えておきましょう。
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