Windows10を使っていて、パソコンのデスクトップやロック画面などに壁紙を設定している方は多いと思います。ここで、何も操作していないのにデスクトップの背景が勝手に変わって驚いたことはありませんか?そのように壁紙が変更される原因にはさまざまなものがあります。
本記事では、Windows10で壁紙が勝手に変わってしまう原因と、それに対する具体的な対処法をご紹介します。また誤って削除された壁紙を復元する方法もあわせてご紹介します。
Part1:Windows 10で勝手に壁紙が変わったのはなぜ?
壁紙が突然変更されてしまうことは非常に困りものです。この現象にはいくつかの原因が考えられ、またそれぞれに対応策があります。本パートではWindows10でが壁紙勝手に変わる代表的な原因を3つ、ご説明します。
原因①:スライドショーが設定されている
壁紙が自動的に変わる原因の一つとして、スライドショー設定が考えられます。Windows10では、指定されたフォルダ内の画像が一定時間ごとに切り替わるスライドショー機能が搭載されています。この機能が有効になっていると、ユーザーが意図しないタイミングで壁紙が変わってしまうことがあります。
原因②:アカウントが同期されている
Windows10のアカウント設定により、複数のデバイス間で設定が同期されている場合があります。これによりあるデバイスで壁紙を変更すると、他のデバイスでも自動的に壁紙が変更されることがあります。とくに複数のデバイスで同じMicrosoftアカウントを使用しているとこの問題が発生しやすくなります。
原因③:Windowsの不具合
壁紙が勝手に変わる現象には、Windows自体の不具合が関係している可能性もあります。システムの更新や設定の変更に伴って予期せぬバグが発生することがあります。このような不具合は、Windowsの更新プログラムや修正パッチで解決されることが多いです。
Part2:Windows10 PCで壁紙を変える方法
壁紙を変更するのは簡単な作業ですが、慣れていない方には少々戸惑うことかもしれません。そこでまずは手動による壁紙の変え方についてご説明します。Windows10で壁紙を変更する手順は次のとおりです。
デスクトップの何もない部分で右クリックし、「個人設定」を選択。
次に希望の画像を選択するか、「参照」ボタンから任意の画像を選択して完了です。この際、「背景」のリストから「単色」や「スライドショー形式」も選べます。
Part3:Windows10 で壁紙が勝手に変わる時の対処方法
壁紙が勝手に変わってしまう問題に対処するための具体的な方法をいくつかご紹介します。これらの方法を試すことで、問題を解決して再発を防ぎ、デスクトップの背景を元に戻すことができます。
方法1.スライドショーをオフにする
壁紙が自動的に変わるのを防ぐために、まずはスライドショー機能をオフにしましょう。
デスクトップ上で右クリックし、「個人設定」>「背景」の欄を確認します。もし「スライドショー」になっていたら、それを「画像」または「単色」に設定してください。これにより背景が特定のものに固定され、勝手に変えることがなくなります。
方法2.アカウントの同期をオフにする
複数のデバイスで同じMicrosoftアカウントを使用している場合、設定の動機をオフにすることで、他のデバイスからの影響を排除できます。
「設定」>「アカウント」>「Windowsバックアップ」を開き、「個人用設定」をオフにすることで壁紙の同期が解除されます。
方法3.Windows Updateで最新のアップデートを適用する
Windowsの不具合が原因で壁紙が変わってしまう場合は、最新のアップデートを適用することが有効です。Windows Updateを確認して、必要な更新プログラムをインストールすることで問題が解決する可能性があります。
Part4:Windowsパソコンから消えた壁紙を復元する方法
壁紙があやまって削除されたり、突然消えてしまったりということもありえます。その場合はデータ復元ソフトを使用することで復元できます。
方法:データ復元ソフト「Tenorshare 4DDiG」で消えた壁紙を復元する
「Tenorshare 4DDiG」は、シンプルなインターフェースと高い成功率が特徴で、もっともおすすめするデータ復元ソフトです。無料でダウンロードして復元結果を確認できますので、気軽に試すことができます。また復元は壁紙だけでなく、多くのファイル形式に対応していてイザという時に役立つこと間違いなしです。使い方は次のとおりです。
- ハードディスクをスキャン:
Tenorshare 4DDiGが起動後の画面で、復元したい壁紙が存在するハードディスクを選択します。「スキャン」をクリックします。
- 壁紙をプレビュー:
削除された壁紙を全てスキャンするのには時間がかかります。スキャン結果が出ましたら、壁紙の詳細をプレビューするためにお探しのファイルタイプをクリックすることができるようになります。
- 壁紙を復元:
右下の「復元」をクリックし、復元した壁紙の保存場所を選択し、例えばOneDriveまたはGoogle Driveなどのクラウドディスクに保存することを検討してください。
注意:保存パスを元の場所を選択すれば、データが上書きして復元できない恐れがあります。
まとめ
Windows10のパソコンで壁紙が勝手に変わってしまう現象は、さまざまな原因により発生します。これはWindows11でも原因や対処法は大きくは変わりません。適切な対処法を知っていれば、この問題を簡単に解決できます。
また壁紙が消えてしまった場合でも、データ復元ソフト「Tenorshare 4DDiG」を使用することで簡単に復元できます。デバイスをスキャンすることで復元しますので、保存せずに終了したなどの場合でも試してみる価値はあります。壁紙が消える問題には困っていない方にも、ぜひ備えておくことをおすすめします!