【Windows11】セーフモードの起動方法を詳しく解説

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カテゴリ:パーティション管理|更新日:2025-12-12 10:20:56

[画面がフリーズする、ブルースクリーンが頻発する、特定のアプリを起動した途端に落ちる――そんな経験をお持ちの方は少なくないはずです。そのとき頼りになるのが「セーフモード」です。​]

本記事では、Windows11におけるセーフモード起動方法を複数パターンに分けてわかりやすく解説します。ぜひ最後までお付き合いください。​

セーフモードについて

Windows11のトラブルシューティングに欠かせない「セーフモード」。まずはその基本を押さえておきましょう。

セーフモードとは

セーフモードとは、Windowsを必要最小限のドライバーとサービスだけで起動する診断用モードのことです。通常起動では読み込まれる常駐ソフトやサードパーティ製ドライバーを一切ロードしないため、問題の切り分けにとても有効です。

たとえばNVIDIAやAMDのGPUドライバー更新後に画面が乱れるようになった場合。セーフモードで起動すれば基本ドライバーのみで動作するため、問題のドライバーをアンインストールして正常な状態に戻すことができます。​

なぜセーフモードを使うのか?

セーフモードを使う主な場面は以下のとおりです :​

  • マルウェア駆除:通常起動ではウイルス対策ソフトが動作しないケース
  • ドライバーの問題解決:不具合を起こしているドライバーの特定・削除
  • アプリケーションの削除:通常モードでアンインストールできないソフトの除去
  • Windows Updateの不具合修正:更新プログラム適用後の起動トラブルの解消
  • システム復元の実行:通常起動できない状態から復元ポイントに戻す

PCでセーフモードを起動する方法

Windows11でのPCセーフモード起動方法は複数存在します。状況に応じて最適な方法を選んでください。

方法1.設定メニューからセーフモードを起動する方法

Windows11が正常に起動している状態から、最も確実にセーフモードへ移行できる方法です。

  • 「スタート」ボタンをクリックし、「設定」を開く

  • 「システム」>「回復」>「今すぐ再起動」ボタンをクリック

  • 「オプションの選択」画面で「トラブルシューティング」を選択

  • 「詳細オプション」>「スタートアップ設定」>「再起動」の順に進む

  • 再起動後、数字キー「4」またはF4キーを押して「セーフモードを有効にする」を選択

    設定メニューからセーフモードを起動

方法2.シフトキー+再起動でセーフモードを起動する方法

電源メニューから素早くPCのセーフモードへ移行したい場合に便利な方法です。

  • スタートメニューの電源アイコンをクリック

  • 「Shift」キーを押しながら「再起動」をクリック

  • 「オプションの選択」画面が表示されたら「トラブルシューティング」を選択

  • 「詳細オプション」>「スタートアップ設定」>「再起動」を選択

  • 再起動後、F4キーでセーフモード、F5キーでネットワーク付きセーフモードを選択

    シフトキー+再起動

方法3.コマンドプロンプトからセーフモードを起動する方法

コマンドプロンプトセーフモード起動は、GUIが正常に動作しない場合や、より直接的な制御が必要な場合に有効です。

  • スタートメニューで「cmd」と検索

  • 「コマンドプロンプト」を右クリックし「管理者として実行」を選択

  • 以下のコマンドを入力してEnterキーを押す:

    bcdedit /set {current} safeboot minimal

  • 「この操作を正しく終了しました」と表示されたら、以下のコマンドで再起動:

    shutdown /r /t 0

    name: Start from Command Prompt

  • alt: コマンドプロンプトから起動

方法4.BIOS/UEFIからセーフモードを起動する方法

BIOS経由でWindows回復環境(WinRE)にアクセスし、そこからセーフモードに移行する方法があります。​

手順:

  • PCの電源を入れ、起動直後にBIOS起動キー(F2、F10、Del、Escなど)を連打

  • BIOS/UEFI設定画面に入ったら、「Boot」メニューを探す

  • 起動順序をWindowsインストールメディア(USB)に変更して保存・再起動

    またはBIOSを終了し、電源ボタン長押しによる強制終了を3回繰り返す

  • 自動的にWindows回復環境(WinRE)が起動

  • 「トラブルシューティング」>「詳細オプション」>「スタートアップ設定」>「再起動」

  • F4またはF5キーでセーフモードを選択

    BIOS/UEFIからセーフモードを起動

方法5.設定メニューからセーフモードを起動する方法

msconfig(システム構成)を使えば、再起動後に自動的にセーフモードで起動するよう設定できます。​

手順:

  • 「Windows」キー+「R」キーを押して「ファイル名を指定して実行」を開く

  • 「msconfig」と入力してOKをクリック

  • 「システム構成」ウィンドウが開いたら「ブート」タブを選択

  • 「セーフブート」にチェックを入れる(「最小」を選択)

  • 「適用」>「OK」をクリックし、再起動を選択

    システム構成からセーフモードを起動

セーフモードが起動しない場合の対処法

ここまで紹介した方法を試してもセーフモードが起動しない場合、より深刻な問題が発生している可能性があります。特に、Windows11起動時に「Operating System not found」や「Boot Device Not Found」といったエラーメッセージが表示される場合、ブートローダーが破損している可能性が高いです。

このような状況では、システムの根本的な修復が必要になります。​

4DDiG Partition Managerのブートローダー修復機能

[こうした深刻なブート問題に対処するツールとして、4DDiG Partition Managerが有効です。このソフトには「ブートローダーの修復」機能が搭載されており、破損したEFI/MBRを修復してシステムを正常な状態に戻すことができます。]

4DDiG Partition Managerの利点:

  • 専門知識不要:直感的なインターフェースで、コマンド操作に不慣れな方でも安心​
  • WinPE環境対応:起動できないPCでも、USBメディアから起動して修復可能​
  • 多機能:パーティション復元やディスククローンも一本で対応​
  • データ保護:修復作業中にデータを失うリスクを最小限に抑えた設計​

特に自作PCユーザーやデュアルブート環境を構築している方は、こうしたツールを手元に用意しておくと安心です。

使い方は次のとおり、とても簡単です。

無料ダウンロード

安全なダウンロード

  • 4DDiG Partition Managerをインストールして起動します。左のメニューバーで「パーティション回復」を選択し、「ブートセクタを修復する」を選択して進みます。

    ブートセクタを修復する
  • 起動ディスクを選択し、修復が必要なシステムパーティションを選択します。

    起動ディスクを選択
  • 破損したブートローダーの修復には時間がかかりますので、しばらくお待ちください。ディスクの損傷を避けるため、ディスクを抜いたり、プログラムを終了したりしないでください。破損したブートローダーの修復に成功したら、「完了」をクリックします。

     破損したブートローダーの修復

まとめ

Windows11のセーフモード起動方法は、さまざまなものがあります。

セーフモードが起動しない深刻なケースでは、ブートセクタやパーティションの破損が原因である可能性があります。そのような場合には、4DDiG Partition Managerのブートローダー修復機能が問題解決の糸口となるでしょう。

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よくある質問

Windows11のセーフモードに関してよく寄せられる質問をまとめました。

1.ウィンドウズ11でセーフモードで起動するには?

色々ありますが、最も一般的な方法は、「設定」>「システム」>「回復」から「今すぐ再起動」を選択し、回復環境からスタートアップ設定に進む手順です。

2.セーフモードが起動しない場合、どうすれば修復できますか?

[ブートローダーやパーティションの破損が疑われます。4DDiG Partition Managerの「ブートローダーの修復」機能を使用することで、破損したEFI/MBRを修復し、システムを正常に起動できる状態に戻せる可能性があります。]

3.セーフモードで立ち上げるには?

主に以下の方法があります :​

  • 設定アプリの「回復」オプションから再起動
  • Shiftキーを押しながら「再起動」を選択
  • コマンドプロンプトで bcdedit /set {current} safeboot minimal を実行後に再起動
  • msconfig(システム構成)で「セーフブート」を有効化

いずれの方法でも、最終的に「スタートアップ設定」画面でF4キー(通常のセーフモード)またはF5キー(ネットワーク付きセーフモード)を押して選択します。​

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森川 颯 (編集者)

4DDiGの編集長として、データ復元、ファイル修復、重複ファイルの削除、パーティション管理、あらゆる種類のパソコンの問題に対するエラー修復など、Windows および Mac 関連の問題に対する最適な解決策を提供することに専念しています。

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