PS5 SSD増設ガイド|SSDの選び方からデータ移行まで詳しく解説

PS5のSSD増設方法|容量の選び方・取り付け・データ移行を解説

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カテゴリ:パーティション管理|更新日:2026-09-20 11:33:34

PS5の内蔵ストレージは825GB(実際に使用可能な容量は約667GB)と限られており、最新ゲームのファイルサイズが100GBを超えることも珍しくないため、すぐに容量不足に悩まされるユーザーが増えています。PS5にM.2 SSDを増設すれば、この問題を解決し、より多くのゲームをインストールして快適にプレイできます。本記事では、PS5に対応するM.2 SSDの選び方や必要な仕様条件から、実際の増設手順までを詳しく解説します。また、内蔵SSDをより大容量のものに交換したい場合のデータ移行方法も紹介します。

PS5にM.2 SSDを増設する理由

PS5にM.2 SSDを増設するメリットは、単なる容量の拡大だけではありません。以下に、増設を検討すべき主な理由をまとめました。

  • ① ストレージ容量の増加:PS5の内蔵ストレージの実使用可能容量は約667GBです。最新のAAAタイトルは1本あたり50GB~150GBを占めるため、数本のゲームをインストールするだけで容量が一杯になってしまいます。M.2 SSDを追加することで、より多くのゲームやアプリケーションをインストールできるようになります。
  • ② 読み込み速度の向上:PS5対応のM.2 SSDは、シーケンシャル読み出し速度が5,500MB/s以上と、PS5内蔵SSDと同等以上の速度を実現します。これにより、ゲームのロード時間が短縮され、よりスムーズなプレイ体験が得られます。
  • ③ PS5専用に最適化された設計:PS5は高速SSDをフルに活用するよう設計されています。対応M.2 SSDを増設すれば、PS5の潜在能力を最大限に引き出し、高速なアセットストリーミングやテクスチャ読み込みを実現します。
  • ④ 外付けSSDとの明確な差別化:PS5では外付けSSD(USB接続)も使用できますが、PS5ゲームのプレイは内蔵ストレージまたはM.2 SSD増設スロットにインストールされたものに限られます。外付けSSDはPS4ゲームの保存・プレイにのみ対応するため、PS5ゲームを増やしたい場合はM.2 SSD増設が必須です。

PS5に必要なM.2 SSDの仕様条件

PS5に増設できるM.2 SSDには、ソニーが定めた厳格な仕様条件があります。購入前に以下の条件を満たしているか必ず確認してください。

1. インターフェースと速度要件

  • インターフェース:PCIe Gen4 x4 M.2 NVMe SSD(PCIe Gen3は非対応)
  • 推奨読み出し速度:シーケンシャル読み出し速度5,500MB/s以上
  • 対応フォームファクター:M.2 Type 2230、2242、2260、2280、22110

読み出し速度が5,500MB/s未満のSSDでも動作する場合がありますが、推奨速度を下回るとゲームのロード時間が長くなったり、一部のゲームでパフォーマンスの低下が発生する可能性があります。

2. サイズとヒートシンクの要件

  • 対応サイズ:幅22mm、長さ30mm/42mm/60mm/80mm/110mm
  • 厚さ制限:ヒートシンク込みで11.25mm以下(上面8.0mm、下面2.45mm以内)
  • ヒートシンク:必須ではありませんが、推奨。PS5のM.2スロットは密閉された空間のため、SSDの発熱によるサーマルスロットリングを防ぐため、ヒートシンク付きSSDの使用を強く推奨します。

3. 容量とおすすめモデル

  • 最小容量:250GB
  • 最大容量:8TB(ソニー公式に確認済み)
  • おすすめ容量:1TBまたは2TB。1TBはコストパフォーマンスに優れ、2TBはゲームライブラリを広げたいユーザーに最適です。

市販のPS5対応M.2 SSDとしては、WD_Black SN850X、Samsung 990 PRO、Crucial T500、Seagate FireCuda 530などが人気です。これらはPS5の速度要件を満たし、ヒートシンク付きモデルも用意されています。

注意:

PS5に対応していないSSDを装着すると、認識されない、または動作時にエラーが発生する可能性があります。購入前にメーカーの公式サイトでPS5対応を確認するか、ソニーの推奨リストを参照してください。

PPS5にM.2 SSDを増設する手順

以下に、PS5にM.2 SSDを増設する具体的な手順を解説します。作業前に必ずPS5の電源を完全に切り、静電気対策を行ってください。

  • コントロールセンターにアクセスし、[電源]>[PS5の電源を切る]を選択します。画面の表示が消え、電源ランプが白く点滅し、電源が切れます。
  • 電源コードとケーブルを取り外し、PS5の熱が冷めるまで待ちます。使用直後はメインユニットが熱くなっています。
  • 本体を逆さにし、底面が上、前面が手前に来るように置いて、横置き用フットを外します。
  • カバーを少し持ち上げて本体から浮かせ、クリップを外してカバーを取り外します。 PS5を横から見た図。カバーの端、電源ボタンの上にあるクリップの位置を示している。矢印はカバーが上に持ち上げられていることを示している。 ps5 cover
  • 拡張スロットカバーのネジを取り外し、カバーを取り外します。 expansion slot cover
  • SSDのオーバーヒートを防ぐため、ヒートシンクを装着します。SSDに付属のヒートシンクがない場合は、別途PS5対応のヒートシンクを購入してください。
  • SSDをPS5のM.2スロットに斜めに差し込み、ネジで固定します。SSDの長さに合わせて、ネジ止め位置を調整してください。
  • 拡張スロットカバーと本体カバーを元通りに取り付け、PS5を再起動します。
  • PS5を起動すると、新しいM.2 SSDが自動的に検出され、フォーマットの確認画面が表示されます。画面の指示に従ってフォーマットを完了させてください。フォーマット後、SSDはゲームのインストール先として使用可能になります。

内蔵SSDを大容量に交換する場合のデータ移行方法

PS5のM.2 SSD増設スロットに加える形で容量を増やすのが一般的ですが、内蔵SSD自体をより大容量のものに交換したい場合もあります。その場合、ゲームデータやセーブデータを新しいSSDに移行する必要があります。

方法1:PS5本体のバックアップ機能を使う

PS5には、本体ストレージのデータを外付けUSBストレージにバックアップする機能があります。以下の手順でデータを移行できます。

  • 外付けHDDまたはSSDをPS5にUSB接続します。
  • 設定>システム>バックアップと復元>PS5のデータをバックアップ を選択します。
  • バックアップしたいデータを選択し、バックアップを実行します。
  • PS5の電源を切り、内蔵SSDを新しい大容量SSDに交換します。
  • PS5を起動し、USB接続した外付けストレージからデータを復元します。

この方法は無料で利用できますが、バックアップと復元に時間がかかることがデメリットです。特にゲームデータが多い場合は数時間以上かかることもあります。

方法2:PCクローンソフトを使ってデータ移行する

より高速にデータを移行したい場合は、PCを使ってSSDクローンを行う方法もあります。古いSSDから新しいSSDへ直接データをコピーすることで、PS5での再ダウンロードや再インストールの手間を省けます。

この方法では、PCに新旧両方のSSDを接続し、クローンソフトを使ってデータを丸ごとコピーします。クローン後、新しいSSDをPS5に装着すれば、ゲームデータや設定がそのまま引き継がれます。

クローン作業には、4DDiG Partition Managerなどのディスク管理ツールが便利です。直感的なインターフェースで、初心者でも簡単にSSDのクローンを実行できます。

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安全なダウンロード

  • 外部ディスクをコンピュータに接続し、4DDiG Partition Managerをダウンロードしてインストールします。その後、アプリケーションを起動し、「システムディスクのクローン」を選択してください。

    「システムディスクのクローン」を選択
  • ソースディスクからクローンデータを受け取るターゲットディスクを選択し、「次に」ボタンをクリックします。(ソースディスクはシステムディスクで、ターゲットディスクは接続したディスクがデフォルトで選ばれます。)

    ターゲットディスクを選択
  • 次に、クローンディスクの効果を示すプレビューインターフェースが表示されます。ソースディスクのパーティションはデフォルトでターゲットディスク全体を占め、両側のハンドルをドラッグしてクローンパーティションのサイズを変更できます。プレビューが正しいことを確認したら、「開始」ボタンをクリックしてクローン操作を開始します。

    プレビューインターフェースが表示され
  • ディスクのクローン作成が完了するまで待ちます。クローン作成の速度は、ソースディスクのサイズによって異なります。 他の操作を実行したり、現在の操作を中断したりせず、しばらくお待ちください。

    ディスクのクローン作成が完了

方法3:ゲームデータを再ダウンロードする

クラウドストレージにセーブデータをバックアップしておけば、内蔵SSDを交換後、ゲーム本体をPS Storeから再ダウンロードし、セーブデータを復元する方法もあります。時間はかかりますが、最も確実な方法です。

  • 設定>保存データとゲーム/アプリの設定>セーブデータ(PS5)またはセーブデータ(PS4)>クラウドストレージと同期 を選択し、セーブデータをアップロードします。
  • 内蔵SSDを新しいSSDに交換し、PS5を起動します。
  • PS Storeからゲームを再ダウンロードします。
  • クラウドストレージからセーブデータをダウンロードして復元します。

まとめ

PS5にM.2 SSDを増設することで、容量不足の悩みを解消し、より多くのゲームを快適にプレイできるようになります。本記事で紹介した通り、増設前にはPCIe Gen4対応、読み出し速度5,500MB/s以上、適切なサイズとヒートシンクといった仕様条件を確認することが重要です。

増設手順自体は比較的簡単で、PS5のカバーを外してM.2スロットにSSDを装着するだけです。初めての方でも、本記事の手順に従えば安心して作業を進められます。

内蔵SSDを大容量に交換したい場合は、PS5本体のバックアップ機能やPCクローンソフトなど、複数のデータ移行方法から選択できます。それぞれの方法にメリット・デメリットがあるため、自身の環境やニーズに合わせて最適な方法を選んでください。

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よくあるご質問(FAQ)

1. PS5のSSDは何テラがおすすめ?

PS5でのゲーム体験を向上させるには、1TB以上のSSDが推奨されます。現代のゲームは1本あたり50GB~150GBを占めるため、1TBあれば約10~15本の大型ゲームを保存できます。ゲームライブラリをさらに広げたい場合は、2TBが最適です。4TB以上はコストが高くなりますが、ダウンロードし放題でプレイしたいユーザーには価値がある選択です。

2. PS5に複数の外付けSSDを接続できますか?

PS5は複数の外付けSSD(USB接続)の接続をサポートしていますが、同時に使用できるのは1台までです。外付けSSDはPS4ゲームの保存・プレイに使用でき、PS5ゲームは一時的に移動しておくことも可能です。ただし、PS5ゲームをプレイするには、内蔵ストレージまたはM.2 SSD増設スロットにコピーする必要があります。

3. 外付けSSDと内蔵M.2 SSDのどちらがいいですか?

PS5ゲームをプレイする場合は、内蔵M.2 SSDが必須です。外付けSSDはPS4ゲームの保存・プレイにのみ対応しており、PS5ゲームのプレイはできません。内蔵M.2 SSDはPS5内蔵SSDと同等の速度(5,500MB/s以上)で動作するため、ゲームのロード時間やテクスチャ読み込みが最適化されます。外付けSSDはデータのバックアップやPS4ゲームの保存に便利ですが、PS5ゲームを増やしたい場合はM.2 SSD増設が最適な選択です。

4. PS5対応のM.2 SSDにヒートシンクは必須ですか?

必須ではありませんが、強く推奨されます。PS5のM.2スロットは密閉された空間であり、長時間のゲームプレイでSSDが高温になる可能性があります。高温になるとサーマルスロットリングが発生し、読み書き速度が低下するだけでなく、SSDの寿命にも影響します。多くのPS5対応SSDには専用ヒートシンク付きモデルが用意されているため、そちらを選ぶのが安心です。

5. SSDを増設したらゲームのインストール先を変更する必要がありますか?

PS5は、ゲームをインストールする際にインストール先を選択する画面を表示します。デフォルトのインストール先をM.2 SSDに設定することも可能です。設定>保存データとゲーム/アプリの設定>ゲームのインストール先 を選択し、M.2 SSDをデフォルトに設定してください。すでに内蔵ストレージにインストールされたゲームは、オプションボタンから「移動」を選択してM.2 SSDに移動できます。

6. M.2 SSDを増設してもPS5の保証は効きますか?

はい、ソニー公式がM.2 SSD増設をサポートしているため、正しい手順で増設した場合は保証が継続します。ただし、増設作業中の物理的な破損(ネジ穴の潰し、基板の損傷など)は保証対象外となるため、慎重に作業を行ってください。静電気対策を施し、無理な力を加えないよう注意しましょう。

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原田 凪沙 (編集者)

データ回復、Windows および Mac 関連の問題に関する執筆を専門としており、多くの人々にコンピュータの問題に対する効果的な解決策を提供してきました。

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