「使用しているソフトに不具合が出たので、macOSをダウングレードしたいです。戻し方を教えていただけませんか?」

愛用していたソフトが最新のmacOS 14 Sonomaに対応していなかった場合、困ってしまいますよね。しかし、macOSのバージョンをダウングレードすれば、再度ソフトを利用できる可能性があります。今回は、データを失うことなくmacOSをダウングレードする方法を解説します。ぜひ参考にしてくださいね。

  1. Part1: macOSをダウングレードするメリット
  2. Part2: データを失うことなくmacOSをダウングレードする方法
  3. Part3: macOS 14 Sonomaをダウングレードする方法3つ
  4. Part4: まとめ

Part1: macOSをダウングレードするメリット

MacOSをダウングレードするメリットとして、以下の3つがあります。

  • 以前のOSに対応したソフトを利用できる
  • 最新のOSで発生しているバグを回避できる
  • 使い慣れた古いOSに戻せる

ソフトが最新のMacOSに対応していない場合は、MacOSをダウングレードすることで使用できる可能性があります。また最新のOSで重大なバグが発生しているときや、使い慣れたMacOSのバージョンに戻したいときにダウングレードは有効です。

Part2: データを失うことなくmacOSをダウングレードする方法

データを失うことなくmacOSをダウングレードする方法を紹介します。データの損失を避けるために、特にバックアップは必ず行いましょう。

1.大切なデータをバックアップすること

MacOSをダウングレードする前に、必ず大切なデータをバックアップしましょう。MacOSのダウングレード中に予期しないエラーが発生したときに、データの損失を防げます。

2.データ復旧ソフトを備えること

データ復旧ソフトを備えておくことで、予期しないデータ損失が発生した場合でも、簡単に復旧できます。大切なデータが見当たらない場合でも復旧できるので、安心してくださいね。

Tenorshare 4DDiGであれば以下の利点もあり、おすすめです。

  • 操作画面がわかりやすく、たったの3ステップでデータ復元できる
  • macOS Sierra 10.12からmacOS Venturaまで、幅広いOSに対応している
  • ドキュメントや音声なども含め、1,000種類以上のファイル形式に対応している
  1. Tenorshare 4DDiGをインストールし、起動させます。

  2. ファイルの元の保存場所を選択し、「スキャン」をクリックして下さい。

    「スキャン」をクリック
  3. 復元したいファイルにチェックを入れ、「復元」をクリック。プレビュー、検索機能もあるため、必要に応じて活用して下さい。

    「復元」をクリック
  4. スキャンされたファイルをプレビューして、保存場所を選択し、復元できます。

    復元完了

Part3: macOS 14 Sonomaをダウングレードする方法3つ

MacOSをダウングレードする方法を3つ紹介します。

1.「Time Machine」を利用してダウングレードする方法

Macの標準ツールである「Time Machine」を利用すれば、簡単にMacOSをダウングレードできます。注意点として、事前に外付けのストレージを用意してTime Machineを有効にしている必要があります。

「Time Machine」を利用したMacOSのダウングレード手順は以下のとおりです。

  1. Macにバックアップしたストレージを接続します。
  2. Macを起動した直後に、以下のキーを同時に押しながらMacOSのリカバリーシステムを開きます。

    ・Command + R

  3. 「Time Machineバックアップからの復元」を選んで、「続ける」をクリックします。

    Time Machineバックアップからの復元
  4. 希望のバックアップファイルを選択して、「続ける」をクリックします。

以上で、「Time Machine」を利用したMacOSのダウングレード手順は完了です。

2.購入時のMacOSにダウングレードする方法

工場出荷時のMacOSにダウングレードできます。ネットワーク経由でおこなうので、安定した通信環境を確保してください。

・Intelチップ搭載のMacの場合

  1. Macの電源を入れた直後に、「ネットワークに接続」の画面が表示されるまで以下のキーを同時に長押しします。

    ・Option + Command + R

  2. 「続行」をクリックします。
  3. 「macOSを再インストール」を選択して、「続ける」をクリックします。

    macOSを再インストール
  4. 案内に従って、インストール手続きを進めます。

・M1、M2チップ搭載の場合

  1. 電源ボタンを長押しします。
  2. 以下の画面が表示されるので、「オプション」を選択します。

    オプション
  3. ディスクユーティリティの画面が表示されたら、「復旧アシスタント」>「Macを消去」の順番でクリックします。

3.App Storeからインストーラーを入手してダウングレードする方法

Appleの公式ページから、古いMacOSのインストーラーを入手できます。

ただし以下2つの注意点があります。事前に把握しておきましょう。

  • 購入時に入っていたMacOSより前のバージョンはインストールできない
  • インストールのために、一定の空き容量が必要

Part4: まとめ

ここまで、データを失うことなくMacOSをダウングレードする方法を解説しました。

macOS 14 Sonomaをダウングレードすることで、最新のOSに対応していないソフトを利用できたり、使い慣れた操作画面に戻したりできます。必ずデータをバックアップしてから、「Time Machine」などを使ってMacOSをダウングレードしましょう。万が一、データを失った場合は、復旧ソフト4DDiGの利用も検討しましょう。ぜひ今回のコンテンツを参考にしていただき、MacOSのダウングレードを試してみてくださいね。

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